建具納まりいろいろ と 玄関の床高さ

a0116442_2204730.jpg建具の納まりもいろいろ。

引き戸を壁の外側に出す場合はこんな具合に鴨居を外に出します。
筋交いをつける耐力壁のところに引き戸を設ける場合などはこのようにします。

ここでは、部屋内に引き込むスペースを設けることができないので廊下側に出しました。
戸を閉じたときに光が漏れないように部屋内にも枠を回しています。













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引き戸と引き戸を垂直に配置する場合
入り口に照明のスイッチをつけるのに小壁が必要になります。
小壁の上の鴨居を伸ばし垂直に当たる鴨居と一体化するときちっとします。
横ラインがつながるのは日本的な方法です。

右の建具の上部には天井まで透明のガラスが入ります。
垂れ壁と違って扉を開けているときに空間に一体感ができ、明るさも共用できます。












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右側の建具の建枠は天井まで伸びています。
建具の向こう側の壁に杉板を張るので、建枠で見切りを兼用してあります。


この鴨居は2か所の表裏の鴨居を兼用しているのでこんなに幅広いのです。
溝が壁より手前についてます。ここは筋交い壁の外に建具を出している部分です。













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3畳和室の入り口。
手前廊下側は大壁で和室内は真壁。
部屋内は廊下から180mm上がりの床高さで、建具の天端は廊下の床から1800。
建具の鴨居は部屋内の天袋の敷居と兼用です。
部屋内天袋と入り口建具が互い違いになります。
(ややこしい解説です。)













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玄関ドアは、スリットガラス入りの親子ドアになります。

土間の床の高さは現状よりずいぶん上がります。
工事中はかなり土間が低いのですが、仕上がるととても上がりやすい玄関になります。

土間から玄関への床の高さによってずいぶん玄関の雰囲気が変わります。
マンションのようにバリアフリーな玄関も良いのですが、木造の場合はある程度の高さを設けたいところ。
高すぎると上り下りがしにくくなります。
式台があったり縦手すりやななめ手すりがあると便利になります。

また、床の高いおうちは敷居の高いイメージにもなります。
昔のように床に座って手をついて客人に挨拶をする場合は、
床がかなり高くても目線的にはちょうど良くなります。
テレビドラマなどでも、膝をついて玄関で出迎える風景を見ることも少なくなりました。

立って出迎える場合は、床が高いとお客さんを見下ろし少し横柄な感じになります。

玄関の床の高さもいろいろです。


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by frontdesign | 2010-12-20 22:34 | 新築 生駒の家 | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 奈良県生駒市


by yuriko iwaki