国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 FRONTdesign

国産材・県産材でつくる木の住まいを設計しています。 奈良県生駒市

新しい計画  「矢田丘陵の家」

ご夫婦とも教師をされているご家族の住まいを設計させていただくことになり
プレゼンテーションをさせてもらいました。

この計画をするにあたり、ご夫婦の職業に似合った暮らし方というのがイメージの大部分を占めました。
親御さんの留守中は、一家の主が子どもたちになるので、子どもたちの暮らしやすさも大事な部分でした。

親しい友人が同じく夫婦とも高校教師で、子育てを夫婦で協力し合うことや
家に帰ってからも採点や翌日の準備など、教師ならではの家での仕事がいっぱいあり
日々忙しいという話をよく聞いていました。
教師と言う職業も、なかなかの激務だと思いました。


具体的には次のようなことをテーマに計画をしました。

・子どもさんが宿題をする場所も含め、家族が机に向かう場所を同じくする空間を居間続きに設けること
・夕方など子どもたちだけで過ごす時間も多くなるので、兄弟が違う場所に居てもどこかしら気配を感じて不安にならないこと
・親御さんも家に居るあいだ、子どもさんの気配を感じやすいようにすること
・洗濯物を取り入れたり、ご飯を炊いたり家事の手伝いが子どもたちにとっておっくうにならないようにすること
・ちょっとした”こもり場所 ”をつくること

等々。

明るく楽しく、そして子どもの夢が広がるような住まいに。



落ち着いた住宅地での建て替え工事です。
1種低層地域で外壁後退は1.5M。
外壁後退が1.5Mともなると、敷地内の計画ではなにかと制約が出来ますが
住宅地全体でみると明らかに住戸間の距離が広く、風の通りの良い明るい住宅地です。


ブログの掲載許可もいただき、これから少しずつレポートさせていただきたいと思います。

「〇〇の家」は、まだ未定です。


「矢田丘陵の家」に決まりました!


■ 別冊 FRONTdesign  ***住まい手さんの暮らし方*** 

■ 一級建築士事務所 FRONTdesign ホームページ
by frontdesign | 2011-02-21 19:42 | 新築  矢田丘陵の家 | Trackback | Comments(0)

by yuriko iwaki