自然の猛威

繰り返し放送されている津波の映像、自然の猛威の前では人の命の重さすら感じることが出来ません。
世界各地でいまだに繰り返される戦争の映像とは違う衝撃を感じます。
今回の地震は想定外の大きさとのこと、今までの科学の英知では解けなかった部分であり
それがそのまま人災とは言えないと思います。

酒蔵を経営されていた被災者の方が、社員の方々の安否を確認するのに翻弄されていました。
数日が経ち改めて、ここで歴史が途切れてしまったことがとても残念、とおっしゃっていました。
長い間その土地の人々の営みによってつくられた歴史ごと消え去ってしまったのです。

被災された方々は想像を絶するような悲しみの中にいらっしゃることと思いますが
一日も早く元気になられることをお祈りします。


今回の地震での福島原発の事故は、町の復旧とは違う次元の後世までの影響の大きさを感じます。
今を生きる我々だけの問題でもなく、事故の大きさによっては孫子の代まで被害が及びます。
核施設の不安定な状況の放送を見ていて
数か月前に放送されたアメリカロッキーフラッツ核施設解体の悲惨なドキュメンタリー番組を思い出しました。
解体を支える作業員の被ばく。土壌汚染、河川汚染、大気汚染。今回は海洋汚染。三陸沖の漁場も。
まだまだ予断を許さない状況とのこと。被爆国日本にとって、3度目の悲劇にならないことを祈るばかりです。

電気(原子力発電)のことは、設計の仕事の中でもかかわりがあります。
核エネルギーの技術は、万が一、有事の際には形を変えて兵器に成りうる事や、
世界の動きに反して原発の安全性がうたわれ促進される事にも、多少のきなくささを感じるものでした。
最近では太陽光発電所や風力発電など自然エネルギーへの移行に力を入れている電力会社に
好感を持てるようになり、それも時代の流れかと思っていた矢先の事故でした。
無事収束して、被災地に平和な暮らしが戻るようお祈り申し上げます。
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Commented by spica at 2011-03-17 16:40 x
落ち着かない日々の中、被災していない自分は日常業務をこなすことが大切なのでは・・・とようやく思えるようになりました。
建物だけの安全の話では済まない状況となっていますが、一日も早い収束を私も願ってやみません。

こちらでは、すでに建材が手に入らなくなっています。
Commented by frontdesign at 2011-03-17 18:21
首都圏は本当に大変だったようで、まだ停電の影響もおありだと思いますが、
お仕事の方も頑張ってくださいネ。
一日も早く平常の暮らしに戻られることをお祈りしています。

建材の物流の影響はこちらも同じで、いろいろと納期未定の物が出てきていると聞いています。
注文中の和紙ブラインドも、発注先は愛知県ですが物流の関係で遅れています。
間近の仕事については材料の入荷の早いものへと設計変更しようと思っています。
by frontdesign | 2011-03-15 00:05 | その他 | Trackback | Comments(2)

国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 奈良県生駒市


by yuriko iwaki