「森林異変」 田中淳夫さんの講演会

昨日のJIA奈良会の総会で、田中淳夫さん(森林ジャーナリスト)の講演会がありました。
日本の山や林業の歴史的な話から始まり、現在の山の問題点まで大変興味深い話をお聞きしました。

現代は、日本においていまだかつてないくらい森林が豊かだそうです。
現代のようにエネルギー源が化石燃料になる以前は、バイオマスが生活の基本だったので木は生活必需品でした。
人口増加とともにどんどん山の木が切られて、はげ山だらけだったそうです。
戦後、建築用に杉桧が植えられ今は森林面積の7割は杉桧だそうですが
それまでは、燃料に適した広葉樹が大半を占めていたと言う話も聞いたことがあります。

ここ数年、毎年のように自給率は伸びているようで(現在28%)
集成材や合板が外材から国産材に代わってきたこともありますが、無垢の製材分野でも国産材の製材が増えているとのこと。
出回る製材のうちすでに4割以上が国産材だそうです。(!)

そしてそして、
今また伐採後に植林されないむき出しの山が増えている?


田中さんが
「化石燃料からバイオマスへ。薪ストーブやペレットストーブを設計に取り入れてくださいね」
とおっしゃっていたのも印象的でした。
地球にやさしい家をつくらないとなぁ・・・!


a0116442_1851675.jpg講演会終了後、田中淳夫さんの最新の著書

「森林異変 日本の林業に未来はあるか」 

購入しました。

平凡社新書583 






今年は国際森林年。 

このロゴマーク 「いいね!」

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「2011 国際森林年」(International Year of Forests)とは、国連総会決議により定められた国際年です。国際森林年では、現在・未来の世代のため、全てのタイプの森林の持続可能な森林経営、保全、持続可能な開発を強化することについて、あらゆるレベルでの認識を高めるよう努力すべきとされています。
ロゴマークは「Forests for People(人々のための森林)」というテーマを伝えるもので、世界の森林の持続可能な経営、保全等における人間の中心的役割をたたえるものです。人々の居住環境や食料・水等の供給、生物多様性保全、気候変動緩和といった森林の多面的機能が人類の生存に欠かせないものであることを訴えるデザインとなっています。

林野庁ホームページより
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by frontdesign | 2011-04-16 19:13 | その他 | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 奈良県生駒市


by yuriko iwaki