茶寮幾世屋 築100年の町家改修 竣工写真
2011年 12月 19日
住まいの設計 「木の家づくり」 奈良県生駒市 一級建築士事務所 FRONTdesign
生駒の幾世屋さん。
この地で創業90年の和菓子屋さんです。
先日、改修工事が終了しました。
築100年の町家を改修しました。
改修前は建物1階の手前部分しか使われていなかったのですが
奥の庭を眺めながらお茶が飲める茶寮空間を新たにつくり
1階全体を店舗として活用することになりました。
奈良晒しののれんを新調されました。
晒しは Lier・幡 さんのものです。
色が大変美しく、晒し独特の透け感が上品です。
生地の風合いもしっかりしています。
内部はモダンな仕上げです。
改修中、天井をめくると
建築当時、化粧天井として表れていたであろう立派な天井が出てきました。
(黒い天井部分)
今回の改修で一部分を当時のまま意匠として表わすことにしました。
店の奥の茶寮の空間。
築100年の老朽化した町家でしたので、建て替えの話も出ていたそうですが
補強工事も行い新しい顔で再び活用されることになりました。
改修前の店構え。
長らく地域の方々に愛され、親しまれてきたお店です。
改修後。
新しい顔で再びスタートされます。
吉野や紀州の木を使い、壁は内外とも漆喰塗りです。
今はまだ、まっさらな白さですが
時間の経過とともに自然に色づき、風合いや貫禄が出てくれればと思います。
これからの時代の和菓子屋さん。
女性の店主さんの印象に似合うよう、
優しく柔らかいデザインを取り入れています。
どうぞ皆様に親しんでいただけるお店になりますように。
施工:(株)伏見建築事務所
設計:FRONTdesign
生駒の幾世屋さん。
この地で創業90年の和菓子屋さんです。
先日、改修工事が終了しました。
築100年の町家を改修しました。
改修前は建物1階の手前部分しか使われていなかったのですが
奥の庭を眺めながらお茶が飲める茶寮空間を新たにつくり
1階全体を店舗として活用することになりました。
奈良晒しののれんを新調されました。
晒しは Lier・幡 さんのものです。
色が大変美しく、晒し独特の透け感が上品です。
生地の風合いもしっかりしています。
内部はモダンな仕上げです。
改修中、天井をめくると
建築当時、化粧天井として表れていたであろう立派な天井が出てきました。
(黒い天井部分)
今回の改修で一部分を当時のまま意匠として表わすことにしました。
店の奥の茶寮の空間。
築100年の老朽化した町家でしたので、建て替えの話も出ていたそうですが
補強工事も行い新しい顔で再び活用されることになりました。
改修前の店構え。
長らく地域の方々に愛され、親しまれてきたお店です。
改修後。
新しい顔で再びスタートされます。
吉野や紀州の木を使い、壁は内外とも漆喰塗りです。
今はまだ、まっさらな白さですが
時間の経過とともに自然に色づき、風合いや貫禄が出てくれればと思います。
これからの時代の和菓子屋さん。
女性の店主さんの印象に似合うよう、
優しく柔らかいデザインを取り入れています。
どうぞ皆様に親しんでいただけるお店になりますように。
施工:(株)伏見建築事務所
設計:FRONTdesign
by frontdesign
| 2011-12-19 19:18
| 店舗 茶寮幾世屋
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