”聖地巡礼” hondana

”出かけよう、宗教性をみがく旅へ!
思想家であり武道家の内田樹と、比較宗教学者で僧侶でもある釈徹宗が、日本人が失っている霊性を再生賦活すべく、日本各地の「聖地」を旅する新シリーズ。
第1巻となる今回は、大阪の上町大地を縦走し、京都で異界のトビラを開き、奈良で日本の「子宮」ともいうべき、三輪山を訪れる。”

「ぼくの住まい論」を読んだのがきっかけで、内田さんの本が出るとamazonからメールでお知らせが来ます。
今回は「聖地巡礼」。
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設計の仕事をしていると、建築をする場所の場所性はとても気になるもので
その地域の、その土地の持っている”目に見えない何か”に逆らわずに設計をしたいと基本的に思っています。
目には見えないけれど感じ取らなければならず、その地に敬意を払い、思考の照準を合わすと言うか
言葉にはなりませんが見据えなければならないものがあります。
この本では、「土地の持つ力」についても多く触れられており、そういう意味でも大変興味深く思いました。


聖地とはどういう場所か、また巡礼する候補としてはどんなところがあるかという冒頭の章の中で、生駒山の事が出てきました。

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生駒山は大阪府と奈良県の県境に位置し、奈良側は生駒市や生駒郡、大阪側は大東市、東大阪市、四條畷市になります。
大阪側には”でんぼの神様”石切神社があり(この石切神社界隈も大変面白いところですが)、奈良側には”商売繁盛の神様”宝山寺があるのですが、宝山寺の周りにはたくさんの宗教団体が共存しており、大変独特な雰囲気があります。(断食道場やシーク教のヨガ道場、滝行の寺院等々、籠りの場・修行の山でもあります。)
いろいろな宗教が狭い範囲で共存しているような場所は非常に珍しいそうで(関東だと富士山がそうですが)、この本では”宗教のごった煮”、”なかなかの異界”と称されていました。

写真は事務所の前の道。生駒山(西)に真っ直ぐ続く道です。日没の頃に生駒山を見ていると、なんとも日想観的な感じがします。

奈良市民から生駒市民になって、そろそろ20年。
遠くから生駒山が見えた時に、あの麓が自分の居場所だと思うようになりました。



 住まいの設計 「木の家づくり」 奈良県生駒市 一級建築士事務所 FRONTdesign  
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by frontdesign | 2013-08-17 21:48 | その他 | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 奈良県生駒市


by yuriko iwaki