”瓦文化を語りつくす” 瓦セミナーのお知らせ

8月31日の日曜日、(公社)日本建築家協会近畿支部奈良地域会が取組んでいる
「奈良の建築文化遺産の継承と保存・活用の体制づくり事業」における第3回市民セミナーが開催されます。

a0116442_12304076.jpg


瓦を使いたいなと思いながら、なかなか全面瓦の住宅を設計できずにおりますが、
瓦は好きで、使いたいと考えています。


屋根葺き材には気候風土に合った地域性があります。
関西は瓦が多く、奈良は桟葺きの甍の波。
奈良の軒瓦はまんじゅう、京都の軒瓦は一文字で、軒瓦の意匠だけでも随分見た感じが違います。
和歌山の北部の海沿いの地域は本瓦葺きの民家が立ち並んでいたり
関西から西の方へ行くと赤や黒の石州瓦の民家が連なる風景に。
赤い屋根の民家の町並みは関西人としてはとても新鮮です。
裏日本、北陸の方でも石州瓦がよく見られますし、関東、東北では金属屋根が多いように思います。
関東以北のお寺や施設は本瓦葺きの瓦の形の金属屋根も多く、
遠目に見ると瓦に見えるその技術は凄いなぁ、と思いながらも
瓦の形でありながら瓦で無い金属瓦に最初はとても違和感がありました。

地域による葺き方の違いや、屋根のむくりやてり、勾配の違いだけでなく、
さまざまな意匠があるのも瓦の大変面白いところです。
鬼瓦には左右や方位で決められる”対”があり、鬼の顔の阿吽、鶴亀、など
お寺や古い建物を見ているとなかなか面白い。

瓦の3大産地は、三州(三河)、石州、淡路。三州と淡路でも性能が随分と違うようです。


セミナーではいろいろな面白いお話をお聞きすることが出来ます。
セミナー詳細はこちらから。(コーディネーターを務められる中尾克治さんのブログ)
トラックバックURL : http://favoritey.exblog.jp/tb/20128861
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by frontdesign | 2014-08-23 13:05 | その他 | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 奈良県生駒市


by yuriko iwaki