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国産材・県産材でつくる木の住まいを設計しています。 奈良県生駒市

9月14日市民セミナー”木造技術の継承と文化資産”のお知らせ @志賀直哉旧居

(公社)日本建築家協会近畿支部奈良地域会が取組んでいる
「奈良の建築文化遺産の継承と保存・活用の体制づくり事業」における第4回市民セミナーが
9月14日(日)に志賀直哉旧居にて開催されます。

今回のテーマは木造技術の継承と文化資産。
江戸時代から続く(株)山本工務店9代目棟梁山本吉治氏を講師にお招きします。
山本棟梁は志賀直哉旧居の平成21年度の復元改修工事の棟梁を務められました。
邸内を見学しながら古い建物の復元や再生についてのお話を伺います。

志賀直哉邸は戦後、進駐軍に接収され、内部は大改装されましたが、
1929年に建築された当初の写真や資料を元に、建築当時の元の姿に復元されました。
設計は志賀直哉氏ご自身で、家のつくりにも人道主義、個人主義と言う白樺派の思想が現れています。

(現在は奈良学園セミナーハウスとして使用されており、登録文化財に指定されて見学も可能です。)

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他会の懇親会の時などに山本棟梁のお話を直接お聞きする機会が有りますが、
話されるお言葉の一言一句に歴史の重みを感じ、技術の継承の力を感じずにはおれません。

日時:2014年9月14日(日) 14:00~16:30  (13:30開場)
会場:志賀直哉旧居  奈良市高畑町1237-2
(会場には駐車場がございません。お車でお越しの際は、県営高畑駐車場他、近隣の駐車場をご利用下さい。)

定員:30名(お早めにどうぞ!)

参加費:無料


是非お越しください。
by frontdesign | 2014-08-25 12:50 | 設計について考える | Trackback | Comments(0)

by yuriko iwaki