家を建てる仕事のつながり

a0116442_15302133.jpg
製材所から工務店さんに納品された3M4Mの吉野杉の材の山。窓枠や扉枠の材料です。
製材して半年ほど自然乾燥されていたそうで、良く乾いており色も綺麗です。この量でも家1軒分には足りない量です。

これから大工さんが綺麗に削って加工をして建具の枠として現場で納められますが、1本1本の木口にその板の情報が書かれてありました。
a0116442_15305191.jpg

寸法の他、ムは「無節」(節が無い)、上は「上小節」。そしてロやコの表示は、その面が無地・上小ということです。元末(元は木の根っこの方で末は木の上の方)を揃えて綺麗に積まれています。(実際に使うときにも木の生えていた上下はそのまま上下にして使うので、選ぶときにも方向性があります。)
化粧用(構造現し)の柱や梁はこのような表示がされているのを目にしますが、枠材では初めて見ました。量も多いのでなかなか大変なことだと思います。
材は寸法だけで選ぶのではなく、節のないところをどこにどう使うか大工さんが吟味して適材適所に納めるのですが、製材所が納品時にここまで1本1本の情報を書き込んで下さっていると、大工さんは材の山から選別するのにとても助かるだろうと思いました。さりげなく深い配慮を感じます。
どんな仕事でも相手を想うことでいい仕事になる事があると思うのですが、家をつくる仕事もいろいろな人の仕事の連携で成り立っており、木への想いや人への想いが相手に伝わりつながることが結果的にいい家づくりになるように日々感じます。

今週は棟上げがありますので御幣の準備も。これも一つの想いの形ですね。
a0116442_1541469.jpg




 住まいの設計 「木の家づくり」 奈良県生駒市 一級建築士事務所 FRONTdesign  
トラックバックURL : http://favoritey.exblog.jp/tb/20372836
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by frontdesign | 2014-11-12 15:52 | その他 | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 奈良県生駒市


by yuriko iwaki