杉の板で

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厚さ7センチの吉野杉の板材を接いで(はいで)テーブルの天板を作られます。

杉は赤身(心材)と白太(辺材)があり、木の中心側が赤く外側に白い部分が有ります。赤と白の境の層には独特の特性があります。板の断面の様子から見ると元の木の直径は板幅の1.3倍ぐらいのものだと思います。(板は木の芯部分ではありません。)


ほぼ無地の板ですが、木目のところに小さな節跡がありました。
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節は何かというと木の幹から枝が生えていた部分です。吉野杉は真っ直ぐ上に延びる途中で自分で枝を落としながら通直に大きくなりますが、枝が落ちた部分は成長すると木の表面からはわかりませんので、製材する時にどこに節が出るかもわかりません。
板の表面(木表・・・木の表面に近い方)から見えるこの小さな節も(上の写真)、板の裏側(木裏・・・木の中心に近い方)を見ると節になっています。(下の写真)
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ちなみに杉の原木の断面はこのような感じです。
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板材を削る時は裏を見ると表に節が出る可能性を予測できますが、芯持ちの柱は中身が分かりませんので4面無地(無節)の柱に鉋をかけていると、節が出てくるという事件もあります。
決して節が悪いということではないのですが、木の使い方も適材適所があります。


どんな天板になるか楽しみです。
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本職大工さんの日曜仕事、お疲れさまです。


 住まいの設計 「木の家づくり」 奈良県生駒市 一級建築士事務所 FRONTdesign  
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by frontdesign | 2014-11-16 16:12 | その他 | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 奈良県生駒市


by yuriko iwaki