国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 FRONTdesign

国産材・県産材でつくる木の住まいを設計しています。 奈良県生駒市

法華寺町リフォーム工事6

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キッチンの対面カウンター家具も設置され、大工工事が終わりました。

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今日は塗装屋さんが入っていました。木部に保護オイルを塗装していただいています。
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廊下の壁は元は化粧合板張りでしたが、杉板張りになりました。
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廊下は中廊下型(家の真ん中が廊下)で、廊下に面する建具や壁の上にはガラス欄間や引違いのガラス戸が何カ所かに入っていました。
光を取り入れたり風を通す役割をしており、それらはそのまま残しました。
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わたしの育った家(昭和39年築)も中廊下型の住宅で、家の真ん中に東西に長い廊下が通っていました。廊下をはさんで南側は居間、和室、子ども室などが並び、北側には玄関、台所兼食堂、勝手口、水廻り、そして居室も一つありました。当時の住宅の建て方としては比較的典型的な形でした。中廊下に面する居間の壁は、壁の上の方が天井まで透明ガラスで、腰部分には紺色の布張りで包まれた壁があり、腰から下が型板ガラスになっており、中廊下にも光が入るようになっていました。子どもの頃は、居間から廊下を通る人影がわかるのがどうだかな、などと思っておりましたが、廊下にも光が入り明るかったです。こちらのお住まいも築50数年で、ちょうど同時期に建てられた住宅です。改修を進める中でふと育った家のことを思い出します。


by frontdesign | 2016-01-14 19:02 | リフォーム 法華寺町の家 | Trackback | Comments(0)

by yuriko iwaki