照明器具
2016年 08月 05日
昨日は老松町に行く用事があり、ついでに淀屋橋のKASHIWA木工のショールームに寄ってダイニングチェアやソファーなどを見てきました。展示処分品のランプに目が行き衝動買いをしてしまいました。家具カタログ一式を含め結構重たい荷物になりましたが、電車に乗って持ち帰りました。事務所で点灯すると、何とも温かみのある灯りになりました。(ランプは40Wの電球。)
仕事の場には昼間の太陽の光の色(太陽高度の高い時の光・白っぽい昼白色)の方が脳が覚醒して作業効率が良いそうですが、光を灯す時間帯には夕日の色(太陽高度の低い時の光・黄色っぽい電球色)の光を浴びる方が、人間の体内時計(サーカディアンリズム・概日リズム)を崩さないそうです。逆に深夜まで白い光を浴びていると、体が昼間と勘違いをして自然な睡眠誘導を損なうようです。
照明と高齢者の関係について大光電機の中尾晋也さんのセミナーを受けたときに、電球色の光と昼白色の光について高齢者のものの見えやすさを比較すると、電球色の方が見えやすい結果になったとお聞きしました。黄色っぽい光はなんとなく暗いように感じますが、ものの見え方は明るさの感じ方とは違うようですね。
住宅のくつろぎの場の照明は、夕日の色に近い電球色で、照度は明る過ぎず、そして少し低い位置に灯すと落ち着くと言われています。
by frontdesign
| 2016-08-05 19:29
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