国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 FRONTdesign

国産材・県産材でつくる木の住まいを設計しています。 奈良県生駒市

王寺の家 設計中

実施設計を進めている王寺の家。
部屋の間取りや仕上げについては基本設計でおおよそ決定し、実施設計では構造や細部の納まりを検討しながら進めています。
図面を描きながら迷いが出ることも多く、パースを変更しながら考えることもあります。
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王寺の家は居間続きに独立したピアノ室をつくります。
グランドピアノを置かれるので、ある程度の広さが必要になります。ピアノを弾くときだけ使用する部屋だと勿体ないので、家族のワークデスクを兼ねることにしました。デスクに向かわれるのは主に夜で、ピアノを弾く時間帯とは重ならないとのことで、解決することができました。本来は静かであるべき空間と音の出る空間は相反するものですが、時間差で同居できれば空間を活かすことが出来ますね。
王寺の家 設計中_a0116442_17071986.png


「家は体で、中に住む人は血液」 
家を人間の体にたとえた話を聞いたことがあります。
血の巡り(人が家じゅうを動く)が多い家(体)の方が、家が活かされて良い住まいになるということです。
閉め切った部屋をなくすことは空気が滞ることも防げるので、建物としても健全に保ちやすくなります。




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by frontdesign | 2017-06-07 17:53 | 新築 王寺の家 | Trackback | Comments(0)

by yuriko iwaki