国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 FRONTdesign

国産材・県産材でつくる木の住まいを設計しています。 奈良県生駒市

王寺の家 進捗状況5

加工場では構造材の手刻み中。あちらこちらで手刻みを進められています。

化粧梁は、金物を見せないようにする為にひと手間加えていただいています。
この大きな梁も化粧張りで、この家で一番長い材料です。大きな材料はとても重いので裏返すのも大変です。私一人では持ちあげることも出来ません。
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こちらは角のみ機出動。
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手刻みを続けられている工務店さんには必須の道具のひとつです。この頃はこのような道具も少なくなっているようですが、伏見建築事務所さんでは若い大工さんも慣れた手つきで使っておられます。
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大工さんは図面をファイルに入れて見ていただいています。
現場が終わるまで、大工さんとは図面を見ながら打ち合わせをさせていただきますが、いつも図面をよく見ていただいており助かります。毎回現場で職人さんとやり取りをするうちに、図面を描くときには作り手(大工さん、職人さん)の気持ちになって分かりやすい図面を描かなければならないと思うようになりました。
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現場では基礎の天端ならしが終わり、給排水の配管の仕込みも完了しました。
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基礎周囲の土も埋め戻されて設計地盤が整いました。整地されると落ち着きます。
現場には刻み終わった土台が運び込まれています。これから少しずつ材料が運ばれます。
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刻みが終わると建て方が始まります。棟上げがとても楽しみです。
日当たりの良いひな壇の敷地で、2階からの景色はさぞかし清々しいことと思います。
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道路際のサクランボの木の芽が膨らんでいました。環境に変化がありますが、来年も実が生りますように。
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カテゴリ 王寺の家 


”木の住まいの設計”
一級建築士事務所 FRONTdesign  岩城由里子
国産材・県産材を使って木の家づくりをしている設計事務所です。
yiwaki@kcn.ne.jp
奈良県生駒市北田原町1052-2




by frontdesign | 2017-11-29 01:33 | 新築 王寺の家 | Trackback | Comments(0)

by yuriko iwaki