天理の家 進捗状況29


工事は着々と進んでいます。昨日は電気屋さんと大工さんとの打ち合わせがありました。
奥から順番に工事が進み、いよいよ玄関側へ移動してきました。
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玄関横の部屋は土間の半分の床を上げ、差し鴨居を現わしのままの空間にしています。
土間側の差し鴨居と室内側の差し鴨居の構成がよくわかる空間になりました。開口部には障子が入ります。

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こちらは仕上がってきた一番奥の間。
2階の床を支える梁が丸太で、野趣あふれる天井はそのまま現しにして仕上げていただきました。
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奥の間には蔵の入口があります。土壁が一部分崩れてしまい外部は大壁の仕上げになりました。
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2階も壁下地の工事が終わり壁張りが始まっています。
この部屋はつし2階の1室で、窓際の天井の高さが85㎝、一番高いところが285㎝の4畳半の間です。かがまないと奥へ行けないのですが、部屋としても十分に使えそうです。地窓の光が天井と床に反射して思ってた以上に明るくなりました。床板は杉の厚板ですが、床へ当たる陽でとても暖かくなりそうです。

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2階は中廊下の計画ですので、天窓のつく部屋の上部の壁を明り取りのための大きなFIX窓にしています。ここも天井の反射で多く光を取り込めそうです。

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明り窓の下の大きな丸太は、つし二階の大屋根を支える扠首(サス)を支える柱に対して直行方向に入る筋交で、棟木下の軸上の東西の端に向かい合う方向で入っており、構造的にとても効いているようです。
ダイナミックなつくりは、古民家の魅力のひとつです。






”木の住まいの設計”
一級建築士事務所 FRONTdesign  岩城由里子
国産材・県産材を使って木の家づくりをしている設計事務所です。
yiwaki@kcn.ne.jp
奈良県生駒市北田原町1052-2










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by frontdesign | 2017-12-07 22:15 | 民家改修 天理の家 | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 奈良県生駒市


by yuriko iwaki