普請帳

先日、お施主さんから普請帳を見せていただきました。
明治17年に始まった主屋の普請の他、昭和3年に建てられた別座敷やその後の門屋の普請など、それぞれの建築当時に記録された普請帳を保管されています。
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大工さんのお名前、使われた材の数量、産地、仕入先、金額など細かく記録されています。
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その他とても興味深かったのは、上棟時竣工時のお祝いの会についての記録でした。
お客様のことやお料理の内容、料理人の名前、そして開会から閉会の時間のことまで記録されていました。
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ご馳走の数々。大勢の方で普請を喜ばれていたご様子が伺えます。
献立やお膳の内容についての細かな記録はまるで茶会記のようです。
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普請に使われている立派な材や様々な意匠、そして普請帳の記録等を拝見していると、ご当主と棟梁が家に込められた想いを知るようで、今回の改修に携わるものとして身の引き締まる思いがします。

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by frontdesign | 2017-04-19 11:47 | 民家改修 天理の家 | Trackback | Comments(0)

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by yuriko iwaki