国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 FRONTdesign

国産材・県産材でつくる木の住まいを設計しています。 奈良県生駒市

王寺の家 進捗状況15

外壁の左官の下塗りが終わり、今はグレーの建物になっています。
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内部は天井が張り進められています。居間とピアノ室の天井は、勾配天井で杉板張りの仕上げです。
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奥のピアノ室は天井が張り終わりました。
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吉野杉の赤身の上小板です。赤身とは、杉の木の樹皮側ではなく芯側の部分で、上小とは、上小節のことです。無節ではありませんので小さな節はありますが、ほぼ無地に近いものです。
吉野材は昔は和室の造作材に使われており、杉の赤身上小は鴨居に使われていたような材料です。時代によってニーズが変わり、使われる場所も変わってくるものですね。
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二階も天井下地と床板が張り進められています。部屋らしくなってきました。
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軒を低く、部屋の窓側の壁の高さも低くしています。
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床は、電気配線の為と階下へのダイレクトな音や振動の伝達を防ぐために、根太を転がしています。
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少しずつ日がのびて、春らしくなってきました。

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by frontdesign | 2018-03-01 13:39 | 新築 王寺の家 | Trackback | Comments(0)

by yuriko iwaki