天理の家 進捗状況11 太陽熱利用温水器

屋根の改修工事が進んでいます。大変立派な屋根で、瓦の葺きあがりが楽しみです。
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今日の定例打ち合わせでは、主屋の水廻りで利用する太陽熱利用温水器の機種を検討しました。
お施主様宅では、現在も離れ棟の浴室の給湯にはタンクを屋根に乗せるタイプの太陽熱利用温水器を利用されています。今回の主屋工事では、キッチンを含めた水廻り全体に温水を利用できるエコキュート併用方式(熱源は電気)を採用することになりました。
太陽熱利用給湯システムにはさまざまな種類があり、タンク一体型・分離型、水循環・不凍液循環、他機器との併用の方法、熱源(ガス・電気・石油)、そして利用方法などで選択することができます。太陽熱利用温水器の中には既存の給湯器に接続できるものもあり、あとから設置することもできます。
今回屋根に乗せるものは不凍液循環タイプで、タンクを屋根に乗せるタイプに比べて屋根への荷重負担が少なく、形状が薄くて小型なので見た目もすっきりします。今回は、外から見えない東側の落ち屋根部分にパネルを設置します。

太陽熱利用温水器は太陽光の40~50%を熱として利用でき、再生可能エネルギー利用機器の中でも、エネルギー変換効率や費用対効果が最も高いそうです。家庭内で消費するエネルギーのうち給湯の占める割合は1/3程度ですので、効果は大きいと思います。
今回採用する太陽熱利用エキュート方式の省エネ比較ですが(LPガス給湯器利用の場合との比較)
・年間Co2消費量は杉の木56本分。(杉の木1本当たりのCo2吸収量=14㎏/年 換算)
・ランニングコスト 115,800円/年 → 20,400円/年  
だそうです。

具体的な数値も示されていまますが、それ以上に、太陽の温もりで直接的にお湯を作ったり部屋を温めることができると、太陽の恵みを活かすことを楽しむ暮らしが出来るように思います。



太陽熱利用エコキュートシステム(長府製作所)

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一級建築士事務所 FRONTdesign

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by frontdesign | 2017-05-17 00:39 | 民家改修 天理の家 | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 奈良県生駒市


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