カテゴリ:新築 Joの家( 4 )

Joの家 進捗状況  風の道

工事の方は順調に進んでいます。
床下地は構造用合板を使用せずに杉板の30mmを張っています。1階2階ともほぼ張り終わりました。

この季節、陽がよく入ります。
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2階の階段を上がったホールにトップライト(電動開閉式)を設けています。
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1階2階ともほとんどの扉を引き戸にしており、夏場に戸を開けておくと家の中の熱気をこのトップライトから出すことが出来ます。


1階2階とも回遊できる間取りです。
2通りのアクセスができると裏動線も出来て便利ですが、窓のつけ方によって風の通り道をつくることもできます。
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寝室の東窓は地窓に。
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建物東側は夏場の午後以降は陰になるので地面も冷めます。盛夏以外は心地よい風が入る事と思います。
ここも西に抜ける風の道をつくっています。


窓の位置や窓のタイプによって、室内の環境も変わってきます。
窓を開けて過ごす季節と、窓を閉じて太陽の恵みを受ける季節。
どちらの事も考えて自然の恵みを活かせるようにしたいと思います。
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 住まいの設計 「木の家づくり」 奈良県生駒市 一級建築士事務所 FRONTdesign  
by frontdesign | 2015-01-24 07:08 | 新築 Joの家 | Trackback | Comments(0)

Joの家 進捗状況 耐力壁

軸組の工事が進んでいます。筋違い(耐力壁)が入り中間検査を受けました。
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床には厚さ30㎜の杉板を張ります。
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床下地に構造用合板を使用しないので、床が出来るまでは大引きのまま。2階も同様で、床が張られるまでは構造のままですので気を付けて歩いています。
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今回は、屋根の野地板以外には合板を使わないので、筋違が適さない幅の狭い耐力壁部分にはモイスを併用しました。
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建物には重心(建物の平面的な形の中心)と剛心(耐力壁の配置された位置による力の中心。xy軸による。)があります。地震時など建物に大きな力が加わった時に、重心と剛心の位置が離れていると揺れによって建物にねじれのような現象が起き、自ら揺れを増幅させて破壊力を高めてしまいます。
阪神大震災の時にもこのことに起因した倒壊事例がたくさんありましたので、震災後には耐力壁のバランスをある程度確認をすることが法律で義務づけられました。(それ以前は、耐力壁の量のみが法で規定されていました。)
設計時には剛心が重心の位置が出来る限り近づける(偏心率を0に近づける)ように、個々の筋違い(耐力壁)の壁倍率と位置を調整しながら設計しており、Joの家は重心と剛心をほぼ同位置に持ってくることが出来ました。



木材は全て吉野材で、土台、大引、筋違、1階柱と通し柱は桧、2階柱と横架材は杉です。
現場には日々材料が持ち込まれています。これは、手前が下地材で奥の厚板は破風の杉板です。
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これらは外壁左官下地に使う杉板。
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木の家1軒を建てる中で、木のいろいろな部分が適材適所で使われます。




吉野の森から運ばれてきた木を見ていると、ここに森の一部が移動したと感じます。
昨今の環境負荷の考え方では、木造建築のことを”都市の森”(二酸化炭素の蓄積場所)とも表現されています。

山の様子についてはこちら↓も合わせてご覧になっていただけると幸いです。
奈良をつなぐ家づくりの会第五回吉野の森バスツアー





 住まいの設計 「木の家づくり」 奈良県生駒市 一級建築士事務所 FRONTdesign  
by frontdesign | 2014-12-07 13:41 | 新築 Joの家 | Trackback | Comments(0)

祝上棟

本日、Joの家の上棟の日を迎えました。

夕方には棟が上がりました。
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構造材、内装材とも吉野の杉と桧でつくる住まいです。納材された泉谷木材商店さんも見に来られました。

棟上の最後は高所での作業。
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建築の分野も機械化が進んでいますが、結局は大から小まで人力によるもので職人さんには頭が下がります。

立ち(垂直)を見て仮筋違を入れているところ。筋違いが入るまでは仮筋違いで建物の垂直水平を保ちます。
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建物が立ち上がると、図面や模型・パースで見るのとは違う立体感が現れ、建物とその地との調和のようなものが現実になります。室内からの景色の見え方や周辺からの建物の見え方を、お施主さんと一緒に確認しました。


明日から垂木を掛けて屋根を作ります。
建物の南北が平屋で真ん中が2階建て。屋根が印象的な住まいです。



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by frontdesign | 2014-11-13 23:17 | 新築 Joの家 | Trackback | Comments(0)

地鎮祭

昨日、Joの家の地鎮祭が執り行われました。

しめ縄を張った依り代に神様をお迎えし、土地を祓い清め、工事の安全とご家族の繁栄・ご健勝を祈願します。
祝詞の内容も分かりやすくて、とても良い地鎮祭でした。

地鎮祭は一つの節目ですが、その地での普請の始まりを改めて実感し
気が引き締まります。


神様へのお供え物は、海の幸、山の幸、乾物、お米、お酒、お塩にお水。たくさん三宝が並びます。

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”鍬入れの儀”の為の木の鎌、鍬、鋤です。

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鍬入れの儀では、設計事務所は鎌で草刈りの所作をさせていただきます。
いつも緊張します。


好天に恵まれて、素晴らしいスタートになりました。
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by frontdesign | 2014-09-22 23:23 | 新築 Joの家 | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 奈良県生駒市


by yuriko iwaki