カテゴリ:ミュージックツリー音楽教室( 5 )

ミュージックツリー音楽教室 コンサート

昨日は、3月に完成したミュージックツリー音楽教室(耳成教室)で開催されたコンサートへ行きました。

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ミュージックツリー音楽教室様では、ピアノ、ヴァイオリン、チェロの他、鍵盤ハーモニカの教室も6月より開講されました。昨日のコンサートは、前半は鍵盤ハーモニカ講師の常田陽子先生の独奏で、後半はピアノ(ミュージックツリー代表古田ほづみ先生)とヴァイオリン(古田葵先生)の演奏でした。

鍵盤ハーモニカの演奏会は初めてで、大変興味深く聴かせていただきました。小さなお子さんの生徒さんもたくさん来られていて、楽しい雰囲気で盛り上がりました。後半はヴァイオリンとピアノが加わり、とてもスケールの大きな演奏でした。思いがけずピアソラの曲を2曲お聴きすることができました。終盤に演奏されたリベルタンゴは、情熱的で厚みのあるヴァイオリンの音色と品格のあるピアノの演奏、バンドネオンのような鍵盤ハーモニカ、みなさまの息の合ったハーモニーが大変素晴らしく感動しました。会場は小規模(40数名の客席)ですが、素晴らしい演奏を間近で全身で聴くことが出来、とても満たされた気持ちになりました。

この教室の計画当初に、ミニコンサートも開くことも出来る教室にとご希望を頂き、コンサートをする時のことを考えながら設計をさせていただきました。
完成後は、音響について大変苦心され、ピアノはこの空間に合わせて何度も調律をされたそうです。楽器による音響の違いも調整もされて、全体としてとても良い響きの空間を作り上げられました。
今回、素晴らしい音色の溢れる空間を体感させていただき、設計者として感無量の思いです。
素晴らしいコンサートでした。古田先生、有難うございました。



ミュージックツリー音楽教室は、高い教育理念を持ち音楽指導をされていらっしゃる音楽教室です。

ミュージックツリー音楽教室様HPより
”ミュージック・ツリー 音楽教室は 奈良県橿原市白橿・耳成の音楽教室です。ピアノ、弦楽器(ヴァイオリン・チェロ・ヴィオラ・弦楽アンサンブル)の教室です。現在は、こども~中高校生~音大受験~大人~障害をお持ちの方まで、生徒の個性を大切にした丁寧な指導を心がけています。一人でも多くの音楽好きな人間が巣立ち、共に音楽を楽しめる事を 願っています。”(2017年6月 鍵盤ハーモニカクラス開講)

ミュージックツリー音楽教室 








”木の住まいの設計”
一級建築士事務所 FRONTdesign  岩城由里子
国産材・県産材を使って木の家づくりをしている設計事務所です。
yiwaki@kcn.ne.jp
奈良県生駒市北田原町1052-2

by frontdesign | 2017-06-26 16:11 | ミュージックツリー音楽教室 | Trackback | Comments(2)

耳成音楽教室 ピアノ搬入

音楽教室ミュージックツリー様の耳成教室が完成し、今日はピアノを搬入されました。
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業者さんが組み立てているところ。グランドピアノは分解して運ばれます。
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テナントビル内の音楽教室ですので遮音の工事もしました。設計したものが実際にどの程度遮音できているかがとても気になっておりました。
今日はピアノの蓋を全開にしてお施主さんに弾いていただきました。(古田先生、有難うございました。)
施工者さんと一緒にうっとりと聴いておりましたが、外に出て階下の店舗の和菓子店や隣室のテナント(空室)、階上(屋上)、建物の外の音を確認しました。
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隣室や階下の店舗や屋上など、躯体を伝わる音は完全に遮音できていました。特に階下の店舗では無音で一安心しました。
教室入口の外部ホールや隣地の駐車場側の窓外は開口部面積が大きいことも有り、2重窓や防音ドアだけでは完全な遮音が出来ず若干の音の漏れがありましたが、前面道路は車もよく通り室外機の音や駅近くの町の騒音がある為、気になるほどの音量ではありませんでした。内部の残響を減らすためにカーテンをつけていただくことになりました。

改修前の内部の様子。
こちらは元々学習塾をされていた60㎡ほどのスペースでした。
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改修前の元の壁の区切りも一部生かし、ひとまわり内側に遮音の為の内壁を作り床も遮音2重床にしました。
音楽教室とちょっとしたコンサートもできるスペースとして計画しました。
鏡が取り付けられてとても広く感じるようになりました。この位置に立つと鏡に映るピアノ奏者の表情も見ることが出来そうです。

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ピアノの背面の壁は吉野杉の赤身上小の杉板張りにしました。床はナラ材の無垢板です。
背面の壁の向こうのバックヤードに通じる扉はできるだけ目立たないように枠無しで杉板張りの扉で設計しましたが、壁面に張る杉板の下部を扉に使って頂き、つながりもぴったりで壁面と同化した扉にしてくださいました。
ここまできっちりしていただくと嬉しい限りです。
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お施主さんが現場で作られた家具も運び込まれました。レッスン時には机も使われます。
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明るくて気持ちの良い空間です。
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少しピアノにも触らせていただきました。音楽のある暮らしはいいですね。
ミュージックツリー様はピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロなどの弦楽器もレッスンされています。また、アンサンブルのレッスンもされていてとても魅力的です。
時間が出来れば習いに伺わせていただきたいと思いました。

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ミュージックツリー音楽教室様ホームページより
”ミュージック・ツリー 音楽教室は 奈良県橿原市白橿・耳成の音楽教室です。ピアノ、弦楽器(ヴァイオリン・チェロ・ヴィオラ・弦楽アンサンブル)の教室です。現在は、こども~中高校生~音大受験~大人~障害をお持ちの方まで、生徒の個性を大切にした丁寧な指導を心がけています。一人でも多くの音楽好きな人間が巣立ち、共に音楽を楽しめる事を 願っています。”

ミュージックツリー音楽教室 講師のみなさま


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ミュージックツリー音楽教室 耳成教室
設計:FRONT design
施工:TEAK DESIGN LAB








by frontdesign | 2017-02-27 19:48 | ミュージックツリー音楽教室 | Trackback(1) | Comments(0)

耳成音楽教室 進捗状況3

耳成の音楽教室 テナント改修工事

遮音の為の内壁の下地と遮音2重床の下地が完成し、空間の形が出来ました。今日はお施主さんに現場を見ていただき打ち合わせをしました。

2重床は遮音用束の上にパーティクルボード20㎜を張り、下には吸音材、上には遮音シートを張ってもらいました。仕上げはナラ材のフローリングで次の工程で張られるとのこと。
壁は白のクロスを張りますが、ピアノを置く背面の壁は吉野杉の板を張ります。
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窓が大きく解放感があり、明るい教室になりそうです。
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お施主様は橿原で音楽教室をされているミュージック・ツリー音楽教室様です。ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、そしてアンサンブルの音楽教室です。

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耳成教室は、3月ご開講予定です!










by frontdesign | 2017-02-10 15:02 | ミュージックツリー音楽教室 | Trackback | Comments(0)

耳成音楽教室 進捗状況2

橿原市耳成の音楽教室テナント改修工事。着々と工事が進んでいます。
遮音の為の2重床下地が張り終わり、2重壁の下地工事が進んでいます。既存の間仕切り壁も一部利用して内側にもう1重壁を作ります。
2重壁にするので空間がひとまわり小さくなりますが思ったよりも広々としていて、グランドピアノを置いて弦楽器アンサンブルを演奏してもゆとりのある空間になりそうです。
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間柱の間隔を変えているのは、壁内の共振を減らすためのちょっとした音響の工夫です。この上に石膏ボードを2重張りします。

窓が大きいので明るくて快適ですが、開口部の音漏れを軽減させるために内側にサッシを入れて2重窓にします。既存のサッシと内サッシの間に空気層が出来ることで遮音性能が格段に向上します。内サッシはペアガラスにしますので断熱性能も高まります。

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遮音壁に取り付けるコンセントやスイッチには、遮音コンセントカバーを仕込んでいただきました。
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by frontdesign | 2017-02-02 19:13 | ミュージックツリー音楽教室 | Trackback | Comments(0)

耳成音楽教室 進捗状況1

橿原市内のテナントビルで音楽教室の工事が始まりました。解体が終わり、設備と下地の工事が始まっています。
遮音部分の壁は、現況の壁の内側に少し隙間をもうけて内壁を作ります。窓も2重窓に。
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床も遮音の為に2重床にします。今の部屋の内側に一回り小さい部屋を作るような感じです。
床の下地は20㎜のパーティクルボード。なかなか重たい材料です。(重たい材料には遮音効果があります。)
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束は遮音プラ束を使用することになりました。回転させると高さを調整できるので、躯体の床の不陸も調整出来ます。
重量物を置くところには硬質ゴムの赤い方が使われます。
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完成後には、ミニコンサートも開催することのできる音楽教室になります。
舞台側のグランドピアノの後ろには吉野杉の赤身の板を張る予定で、音がまろやかになることを期待しています。
空間の平面(立体)構成や楽器を弾く位置、仕上げの素材なども音響に関係してきますが、出来上がってみないと分からないところが多分にあります。
どうか、いい音色が響く空間になりますように。











by frontdesign | 2017-01-23 17:21 | ミュージックツリー音楽教室 | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 奈良県生駒市


by yuriko iwaki