カテゴリ:音楽( 26 )

休日の片づけとスラヴァのCD


先日の休みの日のこと。片づけのテレビ番組に触発されて衣類と本棚の整理をしました。
本はだんだん増えるので新しい本棚を買うかどうか迷っていましたが、持ち物を増やさないためにも今の本棚に入るように本を分別して断捨離。40数冊の本を古本屋に持って行くことにしました。中には昨年買ったような新しい本もありますが、またどこかで読まれることを願いまして。
今回本棚を整理するに当たり、この数年の間でとても影響を受けた本や、これからも手に取るであろう本をひとつの棚にまとめました。ジャンル別よりも分かりやすい(探しやすい)本棚になったように思います。

本のついでにCDも整理していると、スラヴァのCDが出てきました。これは懐かしい。15年ぐらい前に一時期こればかりを聴いている時期がありました。スラヴァはカウンターテナーで、このアルバムはいろいろな作曲家のアヴェ・マリアばかり12曲が入っています。
カウンターテナーは、男性がファルセットでソプラノからアルト音域(女性音域)を歌う歌手ですが、近世以前は成人男性が女性音域を歌うことを目的に、美声のボーイソプラノの子どもを去勢して(変声しないように)カストラート歌手にすることも一般的だったようですが、19世紀半ばに人道的見地から禁止されたそうです。


カウンターテナーの歌声には、女性にはない力強さと厚みの何とも言えない魅力があり、わたしはとても好きです。

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スラヴァのこのアルバムにはシューベルト、バッハ=グノー、モーツァルト(アヴェ・ヴェルム・コルプス)、サンサーンス等たくさんのアヴェ・マリアが入っていますが、一曲目のカッチーニのアヴェ・マリアが素晴らしく、このアルバムの象徴と言えると思います。
アヴェ・マリアの曲としては、サンサーンスのアヴェ・マリアが大好きです。
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スラヴァふたたび。しばらくは車のなかでスラヴァ漬けになります。


部屋の片づけをしていると懐かしいものが出てきて、あっという間に時間が過ぎた休日でした。








by frontdesign | 2016-02-04 20:21 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

平井景プレミアム - TOUR2011 -

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年末から事務所にこもって図面描きの日々でしたが、今宵は久々コンサート。
”平井景プレミアム”デス!

平井さんは奈良出身のドラマーです。

平井景プレミアムのメンバー
ドラム:平井景さん
バイオリン:NAOTOさん
ピアノ:榊原大さん
ベース:村上聖さん

平井さんが奈良出身ということで学園前ホールでコンサートをしてくださいます!


図面から頭を離して楽しんできます。

コール&レスポンス!
by frontdesign | 2011-01-07 16:50 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

信長貴富さん編曲の「影を慕いて」

趣味で合唱をしていますが、信長さん作曲の歌は合唱し甲斐のある美しく面白いハーモニーの曲ばかりです。
編曲された作品も大変素晴らしく、元曲のイメージは残しつつもすっかり信長さんの曲に成り変ります。

今回、「影を慕いて」を歌うのですが、
「えええ、なんで合唱で古賀メロディー!?」と
個人的にはかなり抵抗があり、信長さんの編曲と聞きつつも不満を漏らしておりましたが
歌ってみると本当に良い曲でした!!
今ではもう、大好き。(笑)

昭和三年に古賀さんは蔵王の山中で自殺未遂をしました。この曲は、その時に蔵王の夕景を見ながら思い浮かんだ曲だそうです。
自身のロマンチシズムが時代背景に合わず、悩み絶望したとのこと。
この曲は単なる失恋歌ではなく、時代背景の中での個人(人間)の弱さや孤独感が、安定した中に繊細さのある美しいメロディーで表現されています。
曲の構成を知れば知るほど、さすがやなぁ、と思います。 (古賀メロディーを合唱で知ることになるとは!)
そして信長さんの編曲がまた本当に素晴らしい!!


詩は

侘しさ 
幻 
忍びなく 
傷み 
慰め 
霜枯れ 
永久(とわ)に春見ぬ 
空蝉の儚き影

と、悲観的な言葉の連続。
「空蝉(うつせみ)の儚き影」 って 悲しすぎ。

その悲観的な言葉ばかりの歌詞の中で、唯一動的で前向きな言葉 

トレモロ

という単語が出てくるところが凄くて、歌うたび鳥肌が立ちます。言葉の音としても柔らかくて明るい。


歌いながら詩を感じることが出来るのは、楽器ではなく詩を歌う音楽だからで
そんな時間を堪能していると他では感じ得ない感動があり心が動き、だから合唱は楽しい。


 
by frontdesign | 2010-11-27 20:10 | 音楽 | Trackback | Comments(2)

オペラ遣唐使

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昨日、オペラ遣唐使の公演が奈良100年会館でありました。
この公演のために作られた合唱団の団員として参加させてもらいました。

演出がバラエティー豊かで、観に来られた方からは「とても面白かった」と感想を聞きしました。

ソリストの素晴らしいこと、能楽あり、ダンスあり、薬師寺僧侶の声明あり、オーケストラと琴、尺八の演奏。
鐘も ゴーン と鳴っていました。

私たち合唱は3幕、4幕に出演しましたが、長安の都の市民役ということで
彩り豊かな麻の衣装をつけ、動くわ、踊るわ、演技するわで、とても大変でしたが
舞台が作られる過程に参加できることがとても楽しく、勉強になりました。
本番前日、最後の最後までいろんなことが変わりました。
それも、製作統括、演出家、マエストロいろんな才能の方が集まって
時間の限り音楽性、芸術性を追求する姿勢に、制作する気迫を感じました。

プレセミナーの時の(右から)上野先生、浜畑さん、三原先生、100年会館の吉川さん。 結成式の時の全体写真。
(どちらも公式パンフレットより)
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a0116442_14524894.jpg打ち上げは、大盛り上がりでした。

今公演はROLEX社の芸術文化プロジェクトの一環で、ベイリー社長が来られていました。
同じくスポンサーのダイドードリンコさんからは、楽屋でたくさん飲み物の差し入れをいただきました。

打ち上げの中で、能楽師の金春康之さんからお話を聞く機会があり
今回のオーケストラとの競演についての感想もお聞きすることができました。
能面をつけたお姿とはまたちがい、とても物腰の柔らかいお優しいお方でした。

最後に、100年ホールの大階段で出演者一同記念写真をとってもらいました。

練習は大変でしたが、参加できて良かったです。
by frontdesign | 2010-10-03 15:30 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

微動だにせぬ 日本の美

オペラ遣唐使の舞台袖での出待ちの時のこと。
阿倍仲麻呂の母役の能楽師金春康之さんがすぐ近くで控えていらっしゃいました。
暗い舞台袖で、面をつけじっと微動だにせず真正面を向いて座っていらっしゃいます。
そこだけ別の空気があるような凄いオーラです。

横顔の面の端からも全く表情が読み取れませんが
本当に5分も10分も全く動かれません。


カーテンコールの時は
一番前方の舞台にいらっしゃる金春さんを後ろから拝見しますが
金糸で刺繍された唐織の絢爛豪華な装束をつけられ、微動だにせぬ立ち姿は、
幽玄の極み、この世のものとは思えぬほどの
息を飲む美しさです。


日本の美って素晴らしい。



それにしても、動かないって難しい。(笑)
by frontdesign | 2010-10-01 22:47 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

はぐくむ と まなぶ

10月に上演されるオペラ遣唐使の練習の中で、作品を書かれた万葉集研究者の上野誠さんからいろんな話をお聞きします。

今回のオペラは、遣唐使として送り出した息子を想う母、というのがひとつのテーマになっています。
母役は金春康之さん。 舞台では 母の想い を能で舞われます。

万葉集の中にも遣唐使を想う母の歌があるそうです。


旅人の宿りせむ野に霜降らば

 我が子羽ぐくめ天〔あめ〕の鶴群〔たづむら〕
    (巻9-1791)


「これは、長歌についた「反歌」なのだが、ある遣唐使の母が「天を飛ぶ鶴たちよ。もし私の息子が凍えるようなことがあったら、
天から舞い降りて来て、その羽で私の息子の体を温めてやっておくれ。私に代わって――」と鶴に訴えた歌である。」
(上野誠さんの ひょうたんからオペラ より)


胸が きゅん となる歌です。

はぐくむ(育む)とは、鶴が雛を温めるために羽を組む(はぐくむ)」ことで
まなぶ(学ぶ)とは、親鳥が飛ぶのを真似るように「真似る(まねぶ)」ことが語源になっていることを、この歌の解釈とともにお聞きしました。
言葉のもつ意味を知ると、なるほどなぁと思います。
by frontdesign | 2010-09-18 13:44 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

オペラの衣装が 水着?

オペラの匂いにひきつづき・・・

昨日の上野先生のお話の中で、最近のオペラの演出はとても斬新、というお話がありました。

今回のオペラ遣唐使も劇団四季並みの振り付けで、なかなか斬新というか大変なのですが(苦笑)
衣装は天平衣装の山口千代子さんのつくられた麻製のもの。
袖が長い意味や着こなし方も教えていただきました。
いろんな色のいろんな役柄の衣装があり、団員が衣装を着て楽屋をうろうろしているだけで
天平時代にタイムスリップしたような気になります。


下の写真は、一昨年のザルツブルグ音楽祭。この衣装、驚くことなかれモーツアルトのフィガロの結婚の衣装。
( 着替えの途中で呼ばれて出てきたのではないですよー。 )
衣装も舞台も超モダン!
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ベルバラのような豪華な宮廷ドレスのオペラ舞台を想像していると、あっけにとられます。 見事に斬新な芸術です。
by frontdesign | 2010-09-13 16:14 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

オペラの匂い?!

昨日は奈良100年会館で「オペラ遣唐使」のための第二回プレセミナーがありました。

原作を書かれた上野誠先生のレクチャーが1時間。そのあと、合唱団で衣装を着て歌の披露。

合唱の出演時間まで、楽屋のモニターで壇上の上野先生の話を聞いていました。
前日までドイツ、フランス方面へオペラ三昧の旅をされていたそうで
”本場”のオペラは庶民のもの、という話をされていました。
開演の2時間前から、ワインを立ち飲みしながら焼きたての大きな大きなプレッツェル(決して美味しくないそうです)を食べ
開演のころにはすっかり出来上がっていて、”とても愉快な調子でオペラを観る” というような格好だそうです。

どこの劇場に行っても共通する点、それは匂いだそうです。

プレッツェルの匂い(パンの焼ける匂い) + バルサミコ酢の匂い(パンにつける) + ワインの匂い + 香水の匂い 
= オペラ会場の匂い

になるそうです。

本場のオペラの匂い(雰囲気)を体感されたい方は、是非おうちでお試しくださいとのこと。
「 ただし、ワインは立って飲むように 」 (上野先生より)


終演後、上野先生から団員にプレッツェルのプレゼント。
みんな一切れずつ本場のプレッツェルをいただきました。  
ん? 味のないパン・・・。



本番まであと20日。
by frontdesign | 2010-09-13 15:46 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

「当時、長安は最先端の都でしたので・・・」

今日も暑い一日でした。 今週もハードスケジュールです。

昨日の日曜日はオペラ遣唐使の合唱の初練習日でした。 

練習場所は百年会館中ホール。 楽譜を受け取りいよいよ練習です。

ヤオ  ヤオ  (意味: いるかー  いるかー)  
プヤオ プヤオ (意味: いらんかー いらんかー)

(いきなり中国語か・・・・    と思って頁をめくると、あとは全て日本語で一安心。)

我々合唱は長安の民衆役で、この部分は物売りの呼び声のようです。みんなそこそこ精一杯で歌っていますが

「もっともっと!! 今の10倍ぐらい ” 威勢の良い声 ” でお願いします 」

合唱指導の河田さん。 そこから当時の長安の話をしてくださいました。

「当時の長安は世界の最先端の都で、いろんな国の人が集まってきていました。
皆さんは、その最先端のとても活気のある町の民衆です。
日本は国家予算の2/3を使って遣唐使を長安に送り、最先端技術を学ぼうとしていました。
しかも、あるとき115人送られた遣唐使のうち日本に帰ってきたのはたったの4人ですよ。
それでも、国をあげて長安の都から技術を学ぼうとしていた。
遣唐使がなかったら、今の日本は違うものになっていたことでしょう。

つまり 私たちはそんな長安の民衆なんですからね、、、下を向いて歌わないで(笑)
もっと威勢のいい 「 ヤオ !」 という掛け声でお願いします。 」


なるほどー。 
「長安って、ほんとに最先端の都だったのねぇ」 と感心しながら (そっちじゃない)
そういう最先端の都の民衆を演じることが良く分かりました。
なんとなく、みんな姿勢も良くなり、意味なく自信に満ちた笑顔・・・(笑)

言葉で伝わり、ひとりひとりがイメージをすると、全体の雰囲気が一変します。練習の楽しさはそんなところに在ります。
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by frontdesign | 2010-07-05 20:29 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

” オペラ遣唐使 ” のチラシ

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” オペラ遣唐使 ”(10月2日公演 なら100年会館にて 15:00開演) のチラシが送られてきました。
蓮の花がとても綺麗でハッとしました。

いわゆる”今風”の色やデザインではなく、またオペラのチラシらしくもないけれど
目が覚めるような鮮やかさ、斬新かつ洗練されています。 真正面ドストライク感で品があり正直 かな。

”遣唐使”の大きな文字だけが蓮の花と同じくらい強調されていて
文字による情報量の多さよりもイメージが伝わるように思います。

蓮の花は仏教とともに伝来したということも醸し出されているのでしょうね。

公演が楽しみです。



明日は半日奈良観光の運転手をします。東大寺、春日大社、それに薬師寺と唐招提寺も行く予定。
by frontdesign | 2010-06-16 17:29 | 音楽 | Trackback | Comments(2)

国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 奈良県生駒市


by yuriko iwaki

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岩城由里子 yiwaki@kcn.ne.jp

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