カテゴリ:新築 王寺の家( 9 )

王寺の家 進捗状況6

構造材の手刻みは佳境を過ぎてラストスパートです。
残っている材も少なくなってきました。

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大入ルータも出動。
大きな電動工具で、なかなかの優れものだそうです。

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若手大工さんも、鑿や鉋を使って懸命に刻んでいます。

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土台や大引や柱は順番に現場に運ばれています。

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現場は先行足場が建ちました。
足場は建物の一回り外側に建ちますので、先行してボリュームを確認出来ます。

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一階は間口6間半奥行き5間ありますので結構なボリュームですが、一階も二階も高さを抑えており威圧感なく建ちそうです。
来週は建て方が始まります。お天気が続きますように。

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カテゴリ 王寺の家 


”木の住まいの設計”
一級建築士事務所 FRONTdesign  岩城由里子
国産材・県産材を使って木の家づくりをしている設計事務所です。
yiwaki@kcn.ne.jp
奈良県生駒市北田原町1052-2




by frontdesign | 2017-12-07 07:30 | 新築 王寺の家 | Trackback | Comments(0)

王寺の家 進捗状況5

加工場では構造材の手刻み中。あちらこちらで手刻みを進められています。

化粧梁は、金物を見せないようにする為にひと手間加えていただいています。
この大きな梁も化粧張りで、この家で一番長い材料です。大きな材料はとても重いので裏返すのも大変です。私一人では持ちあげることも出来ません。
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こちらは角のみ機出動。
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手刻みを続けられている工務店さんには必須の道具のひとつです。この頃はこのような道具も少なくなっているようですが、伏見建築事務所さんでは若い大工さんも慣れた手つきで使っておられます。
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大工さんは図面をファイルに入れて見ていただいています。
現場が終わるまで、大工さんとは図面を見ながら打ち合わせをさせていただきますが、いつも図面をよく見ていただいており助かります。毎回現場で職人さんとやり取りをするうちに、図面を描くときには作り手(大工さん、職人さん)の気持ちになって分かりやすい図面を描かなければならないと思うようになりました。
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現場では基礎の天端ならしが終わり、給排水の配管の仕込みも完了しました。
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基礎周囲の土も埋め戻されて設計地盤が整いました。整地されると落ち着きます。
現場には刻み終わった土台が運び込まれています。これから少しずつ材料が運ばれます。
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刻みが終わると建て方が始まります。棟上げがとても楽しみです。
日当たりの良いひな壇の敷地で、2階からの景色はさぞかし清々しいことと思います。
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道路際のサクランボの木の芽が膨らんでいました。環境に変化がありますが、来年も実が生りますように。
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by frontdesign | 2017-11-29 01:33 | 新築 王寺の家 | Trackback | Comments(0)

王寺の家 進捗状況4

基礎の立ち上がりのコンクリートが打ち終わり、養生期間を経て型枠が取れました。

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こらから天端ならしをして立ち上がりを水平にされます。
給排水の工事も進んでいます。現場に合わせて配管経路など確認させて頂きました。

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基礎が出来ると建物の広さがなんとなく分かって来ますが、棟上げまではボリュームは分かりません。近くから見たり遠くから見たりしながら、建物のボリュームを想像します。計画段階で模型を作るのは、建物のボリュームを立体で確認するためですが、ちょうどこの頃には模型を思い出しながら敷地全体を見ています。
工事中は足場を立てたり仮設トイレが置かれたりと、敷地内が手狭になりますが、完成するとおおよそ模型の通りの空間の取り方になります。

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加工場では手刻みが進んでいます。

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一階の天井の大半は30mmのJパネル現し天井にしますので、二階床梁の多くが化粧材になります。
構造にもいろいろな要素が含まれています。





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by frontdesign | 2017-11-18 02:26 | 新築 王寺の家 | Trackback | Comments(0)

王寺の家 進捗状況3

基礎の鉄筋が組みあがりました。

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今日は住宅瑕疵担保保険会社のJIOの検査員が検査に来られていました。鉄筋のピッチを一律で設計しており比較的シンプルです。

基礎の形が出来てくると建築物のボリュームが分かってきます。王寺の家は1階のボリュームが大きいため基礎も大き目です。

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伏見建築事務所さんの加工場では、構造材の墨付けが進んでいます。
吉野の杉と桧がうず高く積まれていて、材料の量からも建物のボリュームを感じます。

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横架材は化粧ものが多くあります。色艶の良い杉材を化粧材に使います。

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大工さん墨付け中。
今日は屋根の化粧垂木の割りつけの打ち合わせをさせていただきました。軒裏が化粧で外壁が左官(大壁)の場合、ケラバ側外壁の左官の塗り止まりを垂木で止める方法が一番シンプルですが、垂木の割り付けや全体寸法でそのように行かないケースもあります。
今回は、数カ所ある左官止めのほとんどの部分を垂木止めで納めることが出来るので、良い仕事になります。

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柱は桧でダブルスリットという背割りの方法のものです。
普通の背割りは1方向のみに入れますが、この方法は2面に2本ずつ浅い溝を入れるため断面変形が小さいく、形状への影響が少ないのが良いところです。また、溝が浅いため、金物取付け時に支障をきたしにくいため大工さんにも好評です。
奈良県森林技術センターが開発した方法で、納入先の泉谷木材商店ではこの方法を使われています。
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by frontdesign | 2017-10-19 20:10 | 新築 王寺の家 | Trackback | Comments(0)

王寺の家 進捗状況2  土工事

根切りの工事が始まりました。
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ここのところ半日雨の日が続きなかなか進みませんでしたが、昨日は汗ばむほどの陽気で土を触るのには絶好の日和になりました。

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設計地盤まで下げるのに、思いのほか多くの土が出ました。土はトラックに載せて処分場へ運ばれます。
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レーザーでチェックして水平に。
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こちらの敷地は、着工まで畑をされていました。
丹精してたくさんお野菜を作っておられ、柑橘系の実のなる木も植えられていました。
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地盤調査をしたところ、地耐力が認められ地盤改良は不要という判定が出ました。斜面地に広がる住宅地ですが、地山でかなり固い地盤のようです。

長年続けられた畑を整理され、更地になりました。
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周囲の樹木は残せるものは残したかったのですが、建物が建つと日陰になり日当たりが悪いと育たないようで、道路側の木以外は伐採することになりました。
やりかたをしているところです。建物の角になるところの外側に水杭を打ち、建物配置や水平基準も墨出しをします。
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そして現在、根切りをしているところ。
道路側手前の木はサクランボの木です。来年も実がなりますように。
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地盤が水平になり敷地が落ち着きました。これから基礎工事が始まります。



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by frontdesign | 2017-10-05 12:16 | 新築 王寺の家 | Trackback | Comments(0)

王寺の家 進捗状況1 材木

王寺の家で使う材木(構造材)を見に、桜井の泉谷木材商店さんへ伺いました。奈良をつなぐ家づくりの会の仲間の製材所さんです。

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上に積まれている平角材が王寺の家の化粧材予定とのこと。下から見ただけで色艶の良さが分かります。
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下におろしていただき、化粧梁にする材を1本ずつ選ばせていただきました。本当に美麗な吉野の杉材です。
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これも良い材ですね。尺1の幅4寸5分の5mもので、居間と食堂の間に見える化粧梁に使います。
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材料はこれから伏見建築事務所さんのところに運ばれ、墨付けをして手で刻まれます。
美麗な材を前に微笑む泉谷さんと伏見さん。
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綺麗な柱材が置いてあるなと思っていると、王寺の家の通し柱とのこと。素直に芯が通り、目の詰まった赤身の吉野桧です。
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職人さんたちがひとつずつ木を見て製材されています。
みなさまの知恵と技術と力が合わさり、ひとつの家が出来上がります。
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by frontdesign | 2017-09-21 20:15 | 新築 王寺の家 | Trackback | Comments(0)

王寺の家 地鎮祭

昨年より計画を進めておりました王寺の家。
先日、地鎮祭が執り行われました。
氏神様の龍田大社は日本書紀にも記述の有る古社で、風神として古来より信仰を集めている神社です。
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四方祓いの儀。
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お施主様ご家族と施工会社の皆様と一緒に、工事の安全とご家族のご発展を祈念いたしました。

何もない土地に建物が建つということは人の力による大きな仕事で、設計者としても大変な使命を感じます。
お施主様とのご縁と、この土地での建築に携わらせていただけることに感謝しました。
六根清浄。新たな気持ちで臨みたいと思います。

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南側道路の日当たりの良い敷地です。少し高台ですので風の通りや眺めも良く、外部との関係を生かした設計を心がけました。
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オープンキッチンの開放的な間取りで、構造材、内装材とも吉野杉吉野桧をふんだんに使います。
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これから現場では基礎工事が始まり、加工場では材の墨付け手刻みが始まります。
工事が始まるのがとても楽しみです。


王寺の家は、
奈良をつなぐ家づくりの会の「奈良をつなぐ木の家」仕様の住まいです。



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by frontdesign | 2017-09-17 18:40 | 新築 王寺の家 | Trackback | Comments(0)

王寺の家 設計中

実施設計を進めている王寺の家。
部屋の間取りや仕上げについては基本設計でおおよそ決定し、実施設計では構造や細部の納まりを検討しながら進めています。
図面を描きながら迷いが出ることも多く、パースを変更しながら考えることもあります。
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王寺の家は居間続きに独立したピアノ室をつくります。
グランドピアノを置かれるので、ある程度の広さが必要になります。ピアノを弾くときだけ使用する部屋だと勿体ないので、家族のワークデスクを兼ねることにしました。デスクに向かわれるのは主に夜で、ピアノを弾く時間帯とは重ならないとのことで、解決することができました。本来は静かであるべき空間と音の出る空間は相反するものですが、時間差で同居できれば空間を活かすことが出来ますね。
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「家は体で、中に住む人は血液」 
家を人間の体にたとえた話を聞いたことがあります。
血の巡り(人が家じゅうを動く)が多い家(体)の方が、家が活かされて良い住まいになるということです。
閉め切った部屋をなくすことは空気が滞ることも防げるので、建物としても健全に保ちやすくなります。




ホームページをリニューアルしました。
一級建築士事務所 FRONTdesign

by frontdesign | 2017-06-07 17:53 | 新築 王寺の家 | Trackback | Comments(0)

王寺の家

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王寺の家。
基本設計が終わり、地盤調査を実施しました。
建築地は住宅地の一角ですが現在は畑として丹精しておられ、さまざまなお野菜が植えられています。畑を荒らさないように畦道に沿って調査機を進めていただき、建物の4隅と中央の合計5点を調査していただきました。傾斜地に造成されたひな壇の宅地ですが、地盤は岩盤だとお聞きしておりました。調査中の様子を見ていてもなかなか良好のようでした。結果的には安定した地盤で、木造2階建て程度の建築物(荷重)の場合は地盤改良不要という判定が出ました。造成されてから相当年数が経過しているため、表層も安定しているようです。

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日当たりがとても良い敷地で、畑の他にも夏ミカンやキンカンなど柑橘系の木をたくさん植えておられ、鈴なりに実が生っています。建築時に伐採しなければならない木もあるのですが、出来る限り多くの植物を残したいと思います。
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現在、実施設計中。あれこれ思い描きながら図面を進めております。







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一級建築士事務所 FRONTdesign





by frontdesign | 2017-05-28 08:10 | 新築 王寺の家 | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 奈良県生駒市


by yuriko iwaki