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長谷寺

今日は朝から桜井の住宅の現地調査に行き、帰りに現場のすぐ近くの長谷寺に寄ってきました。
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小雨そぼ降る中、街道風情も味わいながら山門へ。伊勢街道の宿場町だったそうです。
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ちょうどお昼時で、正午を知らせる鐘の音とほら貝の音を聞く事ができました。


長谷寺といえば、長い廻廊(登廊)と本堂の舞台が印象的。登廊は東大寺2月堂のようで、舞台は清水寺のような広い舞台です。
階段は399段あるそうです。
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屋根の垂木の断面は全部平行四辺形。  
庭にはあちこちソテツも。  キリシタンとともにやってきた西洋庭園様式を日本庭園に取り入れた代表的な庭木ですね。
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舞台からは周りの山々が見えます。今日は霞んでいます。五重の塔もありますよ。
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長谷寺の灯りはみんなこのカタチ。とても素敵です。
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華やかな模様もありました。
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2月堂もこのタイプの灯りですが、登廊や舞台とこのタイプって何か関係があるのかな?




長谷寺にくるのは久しぶりでしたが、今回は本堂の大きな観音様もゆっくり拝見しました。
(金色に光るお姿は立像で高さ10m。全国の長谷観音の根本像だそうです。)

お優しいお姿。  世界が平和でありますように。



帰途、長谷名物 ”つきたての草もち” を頬張りながら帰りました。(◎^^◎)
by frontdesign | 2010-01-31 19:19 | 建物探訪&散歩 | Trackback | Comments(2)

たとえばこんな ラブソング

と言うのはRCサクセションの名曲ですが

たとえばこんな事。


とある敷地で木造の古家を撤去して新築で建物をつくる計画があるとします。
古家撤去はすごくゴミが出ます。

古家の柱や梁や建具や瓦なんかも
新しく計画で使えるものは使うことにしたら ゴミが減ります。
もちろん使えないものもたくさんあるけど
出来るだけ使う。
新しくその場に持ち込むものを減らす。

持ち込まない
持ち出さない

その場で使う また使う
その場で使う またまた使う

だから長い間その場に在るよ

(それいいやん)

普請の度に素材として命を吹き返す

手間もかかるけど、人の手が加わって 今様に姿を変えるのも面白いじゃない

リノベーションではないし
リサイクル とも違うよな

敷地自身やその場に生えてる植物と同じ

地球のまま そのままさ エコなのさ

経済不活性論だけど
それも愛なのさー


たとえばこんなラブソング。
by frontdesign | 2010-01-30 23:00 | 設計について考える | Trackback | Comments(0)

急にスッキリすることも ある

1月に入ってから忙しい日が続いていました。 
1週間ごとに予定を立て、その日の日中にこなせなかったら夜仕事。
計画の立て方に問題があるのか、自分の手際が悪いのか、週の予定は毎週書き直すハメになっていました。
この1月はホントに長かったです。


そんな感じでずっと走り続けていたところ
昨日と今日で、増改築物件が竣工したり実施図面が完成したりで
いくつか仕事の区切りがつき、急にスッキリとしました。 

図面が終わってこれから現場が始まるところはとても楽しみです。



新たに相談を頂いているのは狭少地の3階建て。
お施主さんも楽しみに待っていてくださるとのことで、どうやっていい環境をつくるかが挑戦です。
by frontdesign | 2010-01-29 20:32 | その他 | Trackback | Comments(2)

カタログ積み

設計期間中は、机の上にカタログがどんどん積まれていきます。この先、雪崩注意報。
昨日も新たなカタログが届きました。

隣人:「またゴミが増えた」

(≧▽≦)

昨日届いたのは tomita のカタログ。こんなに立派なカタログができたそうです。
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ここのクロスは店舗などで使ったことがありますが、サンプルで見るより張ったほうがさらに良くなるように思います。
今回の玉造の美容院で検討中です。


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これ、タフタみたいで綺麗~。



店舗は「非日常」の空間なので 住宅設計とは入るスイッチが違います。

それがまた楽しいので、時々は店舗の設計もしたいものです。
by frontdesign | 2010-01-27 12:25 | その他 | Trackback | Comments(0)

60vision

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照明器具

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元々は1968年に製造開発されたものだそうです。
この度、器具リストの図面に貼り付ける画像を検索中に 
「ロクマルビジョン」 のコンセプト商品であることを知りました。


60vision





60年代のカリモクのソファも懐かしい。 昔こんなデザインのソファが応接間にありました。

まだ、マーケティングの概念も少なく、ものづくりに徹していた時代のおもかげ。
「 いいものをつくろう 」 という、日本のものづくりの原点かもしれません。

ものをつくる気持ちとして、琴線に触れる部分です。


60visionの商品
生駒界隈では、rilax living さんで見ることが出来ます。
by frontdesign | 2010-01-25 18:04 | 設計について考える | Trackback | Comments(0)

源氏香

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これ、昨年建築士会の見学会で島根に行った時に見学先で見た襖です。 
おっ!
意味有り気でかなりカッコイイこの紋様が、何を模した紋様なのかを知らなくてずっと気になっていましたが・・・

わかりました!源氏香の図。

源氏香とは
「源氏香の図は縦5本の線を基本として構成される。各線の示す香りは、右から第1香、第2香、…、第5香の順と決まっている。源氏香において、5つの香りを聞いた後、同香だと思ったものの頭を横線でつなぐことで源氏香の図が表現される。たとえば、2番目の香と5番目の香が同じで、他は全て異なる香であると思ったら、藤袴になる。全部で52通りのつなぎ方があり、源氏物語全54帖のうち、桐壺と夢の浮橋の2帖を除く52帖の巻名が一つ一つの図に附されている。
源氏香の図は、その芸術性の高さからか、着物やその帯、重箱などの模様、家紋としてもよく使われている。また、和菓子においてもこれを模しているものが存在する。」
(ウィキペディアより)

なんとまぁ、、、、、そんな意味があったとは。

香りの順番を当てるのに源氏物語の帖の名前で答えるとは、かなり風流なお遊びですね。



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(ウィキペディアより)
by frontdesign | 2010-01-24 19:43 | その他 | Trackback | Comments(2)

ゆるい階段

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今日はいいお天気です。
朝から打ち合わせがあり、その帰りに改修工事の現場を見に行きました。
この現場では階段の勾配をゆるく架け替えました。

蹴上げ18センチ踏み面25センチ。
緩やかな分、段数も2段増え、その分スペースもとりますが 昇りやすく楽な階段になりました。
階高は変わらないのに なぜか二階が低く(近く)なったように見えます。


さて
今日は生駒市長選挙です。投票に行ってきます。
それにしてもいいお天気。(^^)
by frontdesign | 2010-01-24 13:06 | Trackback | Comments(0)

町家はモード

奈良 八木札の辻界隈のまちづくり(修景)のシンポジウムで現代型町家の住まい方を提案される見邨氏・伏見氏の
計画案のパースを描かせていただくことになり、夜な夜な作業をしておりました。

地域の愛宕祭を町の活性化につなげるというのも1つのポイントとのことで
 「日常の風景」 と 「ハレ(お祭の時)の時のしつらえ」 をパースで表現してくださいとのことでした。


お二人の案。
1案目は、現在の空き地での町家新築案。
町並みの景観に配慮しながら現代的生活を考慮した住宅。長い路地と中庭、そして格子戸のなかに駐車場があるのが特徴的です。
町家の奥ゆかしさ、と言うか”奥深い静かな魅力”も十分に味わえそうです。
祭の時は、駐車場の土間に立山や祠を設えます。町に点在するステーション的空間の1つになります。
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2案目は、現存する町家(空き家)の改修利用案。「元気な老人化宣言」 
大きな町家を高齢者のグループリビングにするという案です。中庭には家庭菜園があり、そこで採れた野菜を”ばったり床几”に置いて
まちのひとに提供、コミュニケーションをとるというものです。
祭のときは格子を開け、室内に設置した祠を通りを歩く人が眺めることが出来るように。
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地元の愛宕祭の継承はとても魅力的です。建物と人をつなぐ無形の伝統ですね。
魅力のある町には若い人も戻ってくるように思いました。



今回のようなパースを描くのは初めてなのですが、描かせていただく中でいろいろ勉強させてもらいました。

いま、松岡正剛さんの、連塾 方法日本II 侘び・数寄・余白 アートにひそむ負の想像力 (連塾方法日本 2)を読んでいますが、
その中でコードとモードの対比が出てきます。
現代は多くがコードで処理される社会であり、モードの重要性について考えないといけない。
モードは単純に言うと様式と言うことになりますが、そこにはストーリーがあるということ。
コードが変化してモードになるようにも思います。

わたしは〇〇風や〇〇調といった、いわゆる”様式”と呼ばれるようなものが好きではなく、
様式を持たないことや、様式からの”脱却”なんてことを今までずっと考えていたのですが
自分の好みは単純にそういうことではないなぁと思いました。


このパースを描きながら、これは完全にモードだと思いました。
長い歴史の中のストーリー・継承することの深い意味を、町全体から感じ取れるような地域であれば、
それは古い町ならではの得体の知れぬ魅力になることと思いました。

今は、長い歴史の中のほんの短い時間。
今を生きる私たち、大事なものを途切れさせずに継承する役目をもつことの重要性を感じます。
by frontdesign | 2010-01-23 13:52 | 設計について考える | Trackback | Comments(2)

ヘリポート?

今日は玉造の美容院の現場調査にいきました。
現場近くの建物の屋上でヘリコプターの翼が回っていて、いま飛び立とうとしていました。
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ヘリには赤いラインが入っていて、消防署関係?緊急出動?

随分低いところのヘリポートで危険だなと思って見ていたのですが、飛び立つ気配なし。










よく見るとパチンコ屋さんのオブジェでした。

びっくりしました。

※自分では天然ではないと思っています。
by frontdesign | 2010-01-21 19:12 | その他 | Trackback | Comments(0)

旗状敷地

今日はポカポカと温かいですね。 近くの現場を見に行きました。棟も上がりもうすぐ中間検査です。

東生駒の家は旗状敷地です。幅4m長さ20mの長いアプローチを通って奥の敷地へ。
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前面道路からチョットだけ建物が見えるのが、隠れ家っぽい感じがします。
長いアプローチも
余韻を楽しむというか(”余韻”ではないね)
気持ちの切り替えをするような 
何も無い ” 空 ”(ku・kara・utsu)  の  ” 間 ”(ma) 。
 (あー、それで 空間 とか言うんだ・・・ なんていまごろ )

長い分、植栽・外構・照明で、いい雰囲気になりそうですね。 林の小道、作りますか。(^^;)


居間の吹き抜はあまり高くせず天井高さ4m。南の温もりが心地よいです。(ここの現場は2×4。)
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続き間の食堂・キッチンは北側のロケーションを望めるように・・・。ブルーシートで見えませんが。
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2階。
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骨組みの状態の木造って、とても美しいと思います。

ツーバイは特に斜め材がないから、整然としますね。
伝統工法で貫と竹小舞の状態のときなどは、小舞の細かい格子から外の光が入るのがとても綺麗でぞくっとします。在来工法のバラ板を張った状態のときも光の具合がとても素敵です。
仕上がった状態で、そうなることもしてみたいです。壁がないと困ることもたくさんあるけど。



2階からの眺め。生駒山が見えます。
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これがごちそうなんです。
by frontdesign | 2010-01-20 13:50 | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 奈良県生駒市


by yuriko iwaki