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Google SketchUp 8 を使っています

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設計の内容をお施主さんに伝えるのに
パースを描いたり模型を作ったりします。
パースはSketchUp8を使っています。

写実的なパースではないのですが
スケッチ風なのが気に入っています。

操作も簡単、その上、Googleのフリーソフト!!



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作り付けの家具や扉のデザインもイメージが分かり易くなります。

パースを描くのは図面を描くより楽しい。(^^)



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by frontdesign | 2011-01-29 19:07 | 設計について考える | Trackback | Comments(2)

生駒山麓の家 進捗状況17 外壁掻き落とし中

本日はお施主さんとの現場打ち合わせ。
現場に行くと

ガリガリゴリゴリガリゴリゴリ・・・     外壁の掻き落とし中。
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描き落とされた壁は土色。 乾くともう少し明るい色になります。

外部の木部の仕上げの色は、戸の枠のみ濃い茶にしました。
1軒の家でパーツごとに何もかも色を統一しない方が、味が出るように最近思っています。


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ガリガリゴリゴリと壁を掻き落とす道具はこれ。

左官屋さんお手製で、乾山のような道具です。

表面が荒らされて凹凸の表面になります。















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高基礎の上の、地窓につく格子の脚はすでに取り付けられています。

この窓の内側は障子が入り、鴨居は角柄に納めてもらいます。

地窓は床に光が反射して意外と明るくなります。
特に畳の間のような床に座る空間では、とてもいい。

障子に一部重なる踏込床に、白侘助の一輪挿しがあると至極!


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by frontdesign | 2011-01-29 18:15 | 新築 生駒山麓の家 | Trackback | Comments(0)

信州唐松の床板

床板は、松を張るのが好みです。

松は一般に暴れやすくて、桧のようにおとなしくて扱いやすい性格ではありません。
けれど、なかなか味があるので、よく松材を使います。

先日、山長の方が現場に来られた時に、信州唐松の床板(小林木材)が現場に届いてるのを見て

これ、いいですよね

と、おっしゃっていました。

どこかのモデルハウスで、小林木材の信州唐松と、外材のパイン、と同じくレッドパインの3種類の床板を張り分けて
経年変化の実験をされているのを見られたそうです。
10年ぐらい経っているものだったそうですが、
外材のパインやレッドパインの床板は、波打つほどに大暴れで信州唐松はしっとり、きちっと落ち着いていたそうです。
張った時は同じでも、年月とともに落ち着いてくるのは日本の気候に合っているからだろう
とおっしゃっていました。

(今まで何軒もこの唐松の床材を使っているので、安心するやら、嬉しいやら。(笑))

そう思うと
柱から梁から何から何まで、日本の気候(経年変化)に順応する国産材のほうが、
家もしっかりと建っていることが出来ると思います。


以前、大徳寺瑞峰院で同じような話をお聞きしたのを思い出しました。
瑞峰院の前回の改修工事では、台湾桧を使われたそうですが、
毎日雑巾がけをしていると外材と国産材が明らかに違うことがわかるそうです。

台湾の桧はぜんぜんあかん。 乾いてて艶がなく、味気も何もない。

と和尚さんがおっしゃっていました。

きっと、改修当初はそれほどの違いはなかったと思います。
年月を経る中で、気候への順応性の違いが素材自身に出てくるのでしょう。
by frontdesign | 2011-01-29 06:23 | 設計について考える | Trackback | Comments(0)

”木づかい・気づかい” 木を知る旅!

a0116442_12441621.jpg奈良県建築士会女性委員会では
身近な建築材料の木について知識を深めるため

「”木づかい・気づかい” 木を知る旅!」というツアーを開催します。

和歌山県田辺市の(株)山長商店さんを訪ね
山林ツアーと製材工場の見学をさせていただきます。
建築材料としての木のこと、木の生かし方、そして日本の林業全般について
とても分かり易く説明してくださいます。

実施日:3月26日(土)
集合場所:近鉄奈良駅奈良商工会議所前 7:20集合 7:30出発 
                       マイクロバスにて現地へ   
        11:00~17:00 山林ツアー・製材工場見学
        20:00頃 奈良駅着 解散

近日中に奈良県建築士会のHPでアップ予定。
申し込みは、そちらから。

美しい木を、設計に生かすヒントが詰まったツアーです!

奮ってご参加ください!
by frontdesign | 2011-01-28 13:01 | その他 | Trackback | Comments(0)

生駒の家 工事中24 テレビもしまう時代?

生駒の家。収納付きの階段が出来て2階へ上がるのも楽になりました。
直階段(まっすぐ)なので勾配は少し緩めにしています。上を見ると天窓の光が明るい。
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a0116442_184153100.jpg居間。壁に収まるテレビボードがここに出来ます。

ダイナミックに天井までの引き戸をつけ
ガラガラガラ と開けるとテレビボードが現れ
ガラガラガラ と閉めるとテレビボードごと隠れて木の壁のようになります。

「テレビもしまう時代?」(そんなCMがあったような、なかったような。)

テレビの見えない住まいの風景も良いですね。

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by frontdesign | 2011-01-27 19:05 | 新築 生駒の家 | Trackback | Comments(2)

生駒山麓の家 進捗状況16 木を魅せたい

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昨日のサッカー韓国戦、見ごたえのある試合でした!
最後の最後のPKまで凄かった。

今日は若干寝不足ですが。(笑)
現在進行中の現場が有難くも生駒市内に2つありまして
どちらも2月末の竣工に向けて細かな打ち合わせや確認作業のため
最近は午前中現場巡りをしています。

今朝の生駒はいいお天気で、寒いながらに春の気配。

生駒山麓の家の木部に保護材を塗るのに塗装屋さんが来られていました。


玄関ポーチの軒が大きい家で、全面吉野杉を張っています。

せっかくなので、家の中でも杉の美しさを楽しんでもらえるように
玄関ドアの上に大きな窓をつけました。

基本設計をする段階から

「木が美しく見えるように」
「手に足に、そして目に、無垢の木に触れてもらえるように」

という想いが、私の設計思想として明確にあります。



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化粧材や仕上材、羽柄材は全て吉野杉(吉田木材)。

構造材は紀州材(山長商店)を使用しています。


”紀州山長の森 ”と墨ですられています。

住宅1軒建てるのに、森の木がたくさんこの場所に運ばれてきます。
60年生の1本の木から、柱は1,2本しかとれません。

一体何㎡の森の木が1軒の家のために使われるのだろう。


森の一部がそのまま移動してくるような気がします。





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外壁の掻き落としのためし塗り。

色粉配合具合を変えてみたためし塗りもほぼ乾いていて
(土色の部分、上と下で配合が違います)

上にすることに。


現場は楽しい。





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by frontdesign | 2011-01-26 13:26 | 新築 生駒山麓の家 | Trackback | Comments(0)

生駒の家 工事中23 収納のある階段 と 引き込み戸

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段下に収納を設けるために作られた箱が現場に取り付けられ
階段になってきました。

















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横から見たところ。

階段を下りるとすぐにキッチンや洗面所やトイレなどの水廻りがあります。
家の中のプライベートゾーンに下りてくる階段です。

写真、階段右手の開口はキッチンへ通じる引き戸。
この引き戸の引き込み部分、キッチン側もカウンター収納になるため
完全な引き込み戸になります。











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壁が付く前の鴨居。

















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壁・たて枠取り付け後。

建具のサイズは開口幅より大きくなります。
開口より大きい建具は立て込むことが出来ません。

普段は、たて枠に溝を切ってあとでひも(角材)で埋め木をしてもらったり
建具の引手側で取り外しできるような設計をしますが

今回はカクンとたて枠を持ち上げてカクンと斜めにすると
たて枠が取り外せるように大工さんが細工してくださいました。
無傷のまま取り外しができます。

「昔みたい!」

昔の民家の引き戸の入口の建具の枠は、鴨居が取り外し出来たりします。
釘もビスも不要です。



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たて枠を外して、建具をつり込み、またたて枠を元に戻します。
手の込んだ仕事ですが、昔ながらの技術を生かして細工されています。

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by frontdesign | 2011-01-24 18:33 | 新築 生駒の家 | Trackback | Comments(0)

階段の手すり

昨日はふくろうの家に伺いました。

ふくろうの家は1年前に改修させていただいたお住まいです。
今回、二階の南に向いた窓外に洗濯物を干すことが出来るように、伏見建築事務所さんに新たに金物を取り付けてもらいました。

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2階へ上がる途中。階段の手すりが随分とあめ色になっていました。
日々、手を摺っていただいているせいか、なめらかな艶も出てきています。



手すりは手で触れる部分なので、自然の木を日々触っていただけるように
無垢の木で作るようにしています。






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ふくろうの家は、改修前は手すりがついていなかったので改修時に設置しました。
うちの事務所では一般に標準とされる手すり高さより、少し高めに手すりを設置します。
手すりの役目として、階段を上がるときの補助よりも下りるときに危険を防ぐ働きが重要であり、
標準の高さではその場合少し低いからです。
手すりは自分の位置より少し先をつかむので、階段の同じ段に立っても
上がるときと下がるときでは握る手すりの高さが違い
下りるときに自分より先の手すりが低いとちょっと怖いわけです。
それで、上がるときに「高すぎる」と感じない程度高くしておきます。

その他、下りるときに右に手すりがあると”good ”
日本人は右利きの人の方が圧倒的に多いので、下りるときに右手側に手すりがあると
とっさのときに利き手で握って力を入れやすいってわけです。
(ふくろうの家も右にありますね~。)

(ちなみに私は左利きです~。)

ただし、これはプランの上で左にする場合も多々あります。
どちらでも設置できる場合は必ず右に。
両方あると安全ですが、大きな家具などを運ぶ時に両側からの出っ張りが邪魔になることもあります。
そんな時は、手すりを取って荷物を搬入することもできます。


回り階段に合わせ、傾斜を固定した手すりを作っていただくのはなかなか大変な仕事で
特にリフォームの場合は現場の傾斜寸法に合わせて作っていただくわけで
きちっと測りながら作業されていたのを思い出しました。

木はだんだん風合いが出るのがいいですね。
出来たてが一番良いのではなく、年月とともに良くなるのが木の住まいです。


工事の後、食堂の大テーブルでコーヒーをご馳走になりました。
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テーブルの上、長方形の織部の器にみかん。

いいですねー!

(昨日はカメラを忘れてしまい携帯で撮らせていただきましたが
織部の緑を綺麗に撮ろうと思うと、木の色が実際より沈んでしまいました。)











a0116442_12454361.jpg器の話をしていますと、アラビアの器も出していただきました。
以前、飛騨家具を見に行かれた時、
無垢のテーブルにアラビアの食器が置かれていたのがとっても素敵だったそうです。
オイル仕上げの無垢板のテーブルにピッタリ会います。

この幅2700の大きな食堂テーブルも、大工さんの手作りです。



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by frontdesign | 2011-01-24 13:02 | 設計について考える | Trackback | Comments(3)

生駒山麓の家 進捗状況15 外壁のサンプルを作ってみる

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今朝の生駒は快晴でした。

珍しく朝イチから現場へ。











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これはなんでしょう。




昨日、パーフェクチンの色出しをして、ためしに作ってみた外壁サンプルの表面。


それが乾いているのを見るのが楽しみで
今日は朝イチ現場に行ったのです。(笑)



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先日、何色か茶系の色を取り寄せて
白モルタルを混ぜて色出しをしてみましたが
どうもやっぱり思いの色には発色せず
結果的にはいつも使う色番で、今までとは配合を変えて色出ししました。

この黄色い粉が、混ぜると上の写真のような色になるのです!









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昨日、塗る段階ではこんな土色でした。
乾くと白くなります。


板にラスを張っていただき、塗っていただきました。(笑)









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骨材には砂を使っているのでごつごつとして土壁の風合いになります。
(今回は爪で掻き落としたのでいまいちの出来ですが)

少し骨材が多かったかな。
自分でスプーンで測って作ったのでアバウトなもんです。(笑)
本番ではちゃんとした配合にしてもらおう。

本番はセメント1袋にパーフェクチン何袋という具合でするので
色むらもできません。






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外部は1階から下塗り段階。
これが乾くといよいよ色モルタル掻き落としです。

黒い壁とももう少しでお別れ。







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by frontdesign | 2011-01-21 18:31 | 新築 生駒山麓の家 | Trackback | Comments(0)

生駒の家 工事中22 収納のある階段

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階段部分に収納を設けるため、箱から作られています。
なかなか手間のかかる仕事です。
別に作った箱を現場で納められます。

図面では描けますが実際に寸法きっちりにつくるのは
職人技だなぁと感心します。









a0116442_17254735.jpgこちらが現場。
ここに箱を取り付けられます。

階段が出来上がっても
階段だけじゃない、まだある。  踏面から天井まで、何本か柱を立ててもらいます。

手間のかかる仕事をしていただくのにも理由がありまして・・
この階段は家の真ん中にあるので
階上の光が柱の間から漏れる透明感が欲しい部分です。

広い家は、階段が家の中心にあると便利ですが
階下の廊下の光の取り方に気を配って設計をします。




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玄関に畳のサンプルがおいてありまして

大工さんが

「 国 産 で す 」

念のために監督からの伝言デス、とのこと。(笑)

最近は中国産とかが多いようです。






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茶の間まわりの外壁の杉板も張り終わっていました。
吉野杉の一等。
木目をそこなわずに着色仕上げにします。


食堂の掃出し窓からも少し見えることになります。






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by frontdesign | 2011-01-21 17:59 | 新築 生駒の家 | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 奈良県生駒市


by yuriko iwaki