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富雄の家 外構・植栽進捗状況

富雄の家

サービスヤードの工事がはじまりました。昨日の夕景です。
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久しぶりに藤原大工さんともお会いしました。
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奥の南の庭の植栽も完成しています。
居間食堂の雨戸が閉まっていますが、この雨戸はルーバーのついたアルミの雨戸で手動で開閉する事ができます。
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施錠をしながら風を通すことが出来るので便利です。
夏の夜の通風に良いのですが、ルーバーを全開(水平)にすると日中も室内に光が多く入るので
真夏の昼間の日照遮蔽ルーバーとして使っているお施主さんもいらっしゃいます。
室内につけるカーテンやスクリーン・ブラインド等よりも、外付けルーバーやスダレ、よしずなどの
外部での日照遮蔽は高い効果を発揮します。
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シマトネリコの高木もなかなか立派。
うしろのアラカシも剪定されて随分スッキリしました。樹形が整えられ、これから形よく枝を伸ばすと思われます。
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離れの部屋の奥に植えられた月桂樹。この季節でも葉が青々としていて、とても元気!
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玄関側の庭の工事も始まります。

 住まいの設計 「木の家づくり」  
 奈良県生駒市 一級建築士事務所 FRONTdesign  

by frontdesign | 2013-02-28 07:30 | 新築 富雄の家 | Trackback | Comments(0)

リフォーム 法蓮町の家

法蓮町の家は木造2階建ての和風住宅です。(在来軸組工法) 中古住宅として最近購入された建物で、ご入居までに全体の改修工事を行います。
現状調査をしてみると、築年数が経っていることもあり補修を必要とする点も見つかりました。
間取りの変更とともに、建物全体の耐震性能(構造強度)と断熱性能を向上させ
また、1階中心部の明るさを確保するために空間構成も大きく変える事になりました。

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この家の良さはそのままに、バランス良く住みよい木の家に改修したいと思います。


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by frontdesign | 2013-02-27 07:30 | リフォーム 法蓮町の家 | Trackback | Comments(0)

犬の気持ち

昨夜は建築士会生駒支部の三木ひとみさんの講座「犬と楽しく暮らせる住まい形」に参加しました。

三木さんご自身も3匹の犬と共に暮らされ、犬の生態、育て方、しつけ等々にも大変お詳しく
ドッグスポーツにも参加されているそうで、かなりの腕前のご様子。

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室内の事、外での工夫、排泄物の対応、寝床の事、暑さや寒さの対策、メンテナンスの事など
数々の施工事例のスライドを拝見しながら、犬にまつわる種々の工夫について教えていただきました。
三木さんは、飼い主と犬の気持ち両方がわかっていらっしゃいます。
数々の物件をこなされて経験も大変豊富で、なるほどなぁと思うことばかり。
最後に「人と犬が適切なパートナーになるための工夫」とおっしゃっていたのが印象的でした。

桧チップを30センチの厚みで敷き詰めたドッグラン。
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最近、犬を飼われているお施主さんの仕事をさせていただく機会が増え
度々、犬の気持ちも考えながら設計していましたが、まだまだ詰めが甘く至らない点を感じました。
犬との生活の充実という意味でも、もう少し深く考えたいと思います。


わたしも子どもの頃に犬を飼っていた事があり、犬も大好きですが
猫歴の方が長く、どちらかと言うと猫の気持ちがよく分かるほうです。


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by frontdesign | 2013-02-24 18:59 | 設計について考える | Trackback | Comments(0)

富雄の家 植栽1

富雄の家

奥の庭から植栽工事がはじまりました。土を入れて地盤を整え木を植えて地面を仕上げます。奥の庭の地面は芝生を敷かれます。

あおだも、そよご、花ゆず。
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中庭のあおだもは4.0m。落葉樹なのでこの季節には葉がありません。
幹に白灰色の斑紋がありますが、これが好まれるとのこと。床柱に使われる椿の斑紋を思い出し、詫び寂びな感じがしました。
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左はあらかし、右は今回植えるシマトネリコ。こちらも高木です。どちらも常緑樹ですが、葉の色は濃い緑と薄い緑。
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高木は上の方で葉が茂り地面に立つ人の目の高さではボリュームが無いため、大きさの割にはスッキリするそうです。

奥の庭はこの他にも月桂樹、どうだんつつじなどが植えられます。



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by frontdesign | 2013-02-22 19:21 | 新築 富雄の家 | Trackback | Comments(0)

林京子さんの器

林京子さんの器をいくつか買い求め、大変気に入って使わせていただいております。

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日本茶だけでなく紅茶にも似合います。
昨日はアールグレイのストレートでした。
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事務所にお茶を飲みにいらして下さい。



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by frontdesign | 2013-02-21 10:51 | その他 | Trackback | Comments(0)

植栽打ち合わせ と 寄り道

今日は朝から木津のグリーンハウスさんに行きました。

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富雄の家のお施主さんと植栽の打ち合わせです。

広い敷地の中にいろいろな種類の樹木がありますが
この季節、落葉樹の樹形がよくわかります。
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敷地内を散策しながら実際に植える樹木の現物をお施主さんに見て頂き、樹形やサイズもご確認頂けました。

素敵な小屋で打ち合わせ。

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庭の木は、花がついたり実が成ったり紅葉したり
四季の変化と共にいろいろな楽しみ方があります。
店主の大塚さんは、樹木の植生の事、花の色や
形に至るまで丁寧に説明されていました。

大塚さんの話は、柔らかい中にはっきりとした文脈
があり、庭に対する強いご意志を感じます。
今までも何度か庭作りをお願いしておりますが、庭
の完成後、作り手としての想いをお聞きすることも
あり、勉強になるとともに庭や樹木への理解が深ま
ります。

住宅設計をしていると庭の知識はある程度必要。
庭のプロにはなれませんが、設計する際に庭の
イメージを作りたいと思います。



グリーンハウスは美加ノ原カントリー近くの山の中(旧大仏鉄道沿い)にあるのですが、途中の山が無くなっている!?
お聞きしたところURが造成中とのこと。日本最後のUR開発地のようです。
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それにしても景色の激変ぶりに驚きました。こんな平坦地になってしまい、何とも残念な気がします。


加茂まで来たので、さんに寄りました。この建物は屋根がシンボリックで、民家を彷彿とさせます。
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入口の部分にだけに、竹の樋がかかっています。竹の樋は茶室でよく見かけますが、この竹はかなり大きな竹でした。
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屋根の中身は吹き抜け。なかなかのボリュームです。
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幡さんは奈良晒のお店で、綺麗な色の反物もあります。
発色と透け感が自然で美しいので、今計画中の仕事で建築的に使ってみたいと思いましたが、どうでしょう。
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そのあと、外環を通って戻る途中、以前工事中に見学させていただいたことのある邸宅の前を通ってみました。
工事は完成し道路沿いに素敵な門屋が出来ていました。大変細い軒先でかなりシンプルですが、これは数寄の真骨頂。
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by frontdesign | 2013-02-17 14:22 | 建物探訪&散歩 | Trackback | Comments(2)

富雄の家 照明器具

富雄の家

今日は器具の取り付けの立ち会いに行ってきました。照明器具、エアコン等々、いろいろな業者さんが来られました。

この吹き抜けの照明器具は元々ご実家で使われていた器具です。
40年来使っていらっしゃったものを、ご実家に出入りされていた地元の電気屋さんが改良されて取り付けに来られました。

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高いところでの取り付け作業です。
1灯はそのまままっすぐ下ろし、もう1灯はヒートンをつけてずらして下げます。
ヒートン取り付け位置は下地の関係があるのでこちらで図面に指示をして、取り付けていただきました。

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ご実家では居間の照明としてお使いでした。こちらに初めてお伺いした時に、この器具はとても印象的でした。
これを新居の設計に取り入れたという思いが当初よりあり、吹き抜けの空間をイメージしていました。

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2階の子供室からも、廊下の格子越しに灯りが見えます。シンプルですが完全な球体ではないデザインの器具です。

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2階の子供室の天井。リモコン操作でトップライトとスクリーンの開閉の動作確認。
このトップライトはVELUXと言うトップライト専門のメーカーの物で、雨が降ってくると自動で閉まる優れものです。
3層ガラスで断熱及び遮熱性能にも大変優れているため、南向きの屋根にも使うことが出来ます。

こうして高い位置の窓を開けると空気がよく流れます。
夏場は高いところに溜まり易い家の中の熱気を逃す窓になります。
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部屋の中心にトップライトを配したので、照明器具は窓の周りにダウンライトを4灯配置しました。
配光もうまくいき、工事の電気屋さんに褒めてもらいました。(お世辞だと思いますが。笑)

新設エアコンもほぼ設置完了。エアコンの取り付け時には、壁にドレーンを通す穴を開けるのですが
筋交いの部分に穴を開けることが無いようにする事が大事です。


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by frontdesign | 2013-02-16 18:44 | 新築 富雄の家 | Trackback | Comments(0)

富雄の家 外構工事1

富雄の家

現在外構の工事中です。
先日駐車場のコンクリートが打ち終わりました。猫の足跡もなく綺麗に仕上がっていました。

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アプローチの照明器具は埋め込み式のLEDフットライト。今日は電気屋さんが内部の器具を取り付けに来られました。
取り付けが完了して点灯してみると、思った以上に明るくて良かったです。

横の植栽スペース樹木を下から照らす光になります。

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by frontdesign | 2013-02-15 19:30 | 新築 富雄の家 | Trackback | Comments(0)

長屋ファサードのデザインコード

所属団体で地域の古い建築物の再生活用提案をすることになり
昨年来調査した地域の中で、某建築群をピックアップして再生活用案をつくることになりました。

方針を決めて作業を分担して進めますが、私はパースを描くことになりました。
大正時代の建築群(長屋)ですが、建物間口、全く同じ形状の2階の高欄(窓の手摺)がほぼ残っており(9軒中7軒 1軒はつい最近撤去されました。)
特徴的なこの高欄を統一することになりました。(撤去部分は復原)
この形の高欄は、界隈に現存する大正時代の建物にも多く残っている形状の高欄です。

2階が気持ち悪いくらい統一される為、1階は現状の形・柱位置・開口をそのままに
改修が必要な部分は地域に在るデザインコードを取り入れ、
しかしパターンはつくらず、改修部分を混ぜながら出来る限り全てが違う形状になるようにしました。

一の通り
現況
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改修案    表面を覆うパネル外装材撤去、一部2階増築部分を元に戻す、高欄2カ所を復元。
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↓ プラス ひと・照明・のれん・看板
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二の通り
現況
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改修案    表面を覆うパネル外装材撤去を基本とし、大幅な改修はありません。
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↓ プラス ひと・照明・のれん・看板
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(右端の空き部分には連続する長屋があったのですが、近年一棟だけ撤去されて近代的な住宅に建て替えられました。)

外壁の色の構成も重要です。
既存の二階外壁の一部に残る土壁中塗り仕上げと、漆喰の部分を
これも統一せずにランダムに仕上げる案を考えました。
このような割の小さい建築群で不自然さを無くすには、それぞれの個性が無いと上手くいきません。
ちゃんとした修復・修景が出来れば、都市の中の魅力ある通りになるように思うのですが、どうでしょうか。

連続して残っている事が面白いのですが、これを一つの大きな建物と見るか、建築群と見るか
その理解によっても修景の結果が異なるように思います。

普段は、周囲の環境の中に一つの建築物を計画する仕事に携わることが多いのですが
建築群の改修計画はなかなか面白くも難しいものだと感じました。


学生時代は、建築群の計画やデザインの方が好きだった事を思い出しました。
周囲の景観に合わせてを考えると言うよりは、自己完結したかったのかもしれません。
あまり深く考えていなかったのでしょうね。


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by frontdesign | 2013-02-14 21:58 | 設計について考える | Trackback | Comments(0)

版築体験!

京都建築専門学校木工チームで建築中の平成の京町家を、1月に見学させていただきました。
この建物は京都駅近くの河原町塩小路通にある平成京町家住宅展示場内にあり、佐野春仁先生のご指導のもと昔ながらの伝統工法で作られているモデル住宅です。

1月に見学させていただいたその日はちょうど庭で版築のサンプルを作っておられ、配合の違いや突き方を検討されていらっしゃいました。
2月の9日-11日の3日間で版築の施工をされる事をその時にお聞きし、昨日参加させていただきました。

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この日は2日目で、初日に作られたところからのスタートです。
荒土とまさ土(合わせて5㎥)に石灰を混ぜ、水分を少し含ませた土を型枠の中に少しずつ入れ、細い棒で突き固めます。
学生さん、建築関連の方、一般の方、大勢の方が参加されていました。子どもさんも頑張っていました。
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私も突かせてもらいましたが、意外と重労働(?)で、しばらく突いていると汗が出てきました。


午後一は男性ばかりで突いておられ、圧巻。
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3時頃、この日の予定高さまで突き固められました。
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天端はこのような感じ。
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下の基礎石と版築塀のあいだの左官補修のお手伝いもさせていただきました。
木の型枠と石のあいだに部分的な隙が出来ています。
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補修後。 
昨日打たれた版築の下地を水で湿らせ同様の土をコテで少しずつ塗り重ね、最後は玄能で横からそっと叩き固めました。(剥がれませんように。)
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全体から見るとほんの少しの作業ですが、石と土の間を納めることに集中することが出来て本当に楽しい時間でした。




いよいよ型枠を外し、型枠を一段上にずらします。
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型枠をつないでいるボルトナットを外します。ちゃんと打ち上がっているかどうか、みんなドキドキ。
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まずは南側から。
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感動の一瞬です!


綺麗に打てていました!
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土の表情。
型枠の木目模様も出ています。
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みんなで感動した後、すぐに型枠を一段上へ。上のボルトに型枠をはめていきます。
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北側の型枠も同様に上へ。
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両方の型枠を上にずらしたところ。最上部に墨を打ち、明日の作業はここからになります。
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法隆寺や唐招提寺の修復に長年携わっておられた松井さんも参加されました。
版築塀と言えば法隆寺の大垣が有名ですが、修復のことなど現場での貴重なお話をしてくださいました。
法隆寺の版築を修復された時は、型枠は1寸3分ぐらいの厚みの杉板を使い表面は焼いて(焼杉)、仕上がりの紋様がはっきり出るようにされたとのことでした。

型枠を固定しながらラインがまっすぐ通るように調整されていました。
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作業終了後、焼き餅の入った美味しいおぜんざいをいただき、そのあと畑中久美子さんの版築セミナーがありました。
畑中さんは版築建築を中心に活動されていらっしゃる方で、佐野先生と共にこの版築の指導をされていらっしゃいます。
セミナーではご自身の設計施工事例の紹介とともに、世界の版築・土壁建築の講義をしてくださいました。
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世界の1/4の人は土で作られた住居で暮らしているそうです。
土の発揮する力・効果も含め、未来の建築での土の利用の話もお聞きすることができました。
ご自身で建築された建物が解体され、また再び土に戻った姿を見た時に、改めて土に惚れ直したとおっしゃっておられ大変興味深く思いました。

学生さんの手によって作られる伝統工法の建築。
建物は、現在荒壁の上の中塗りが始まっています。3月中旬に竣工予定との事です。
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版築という貴重な施工方法を体験させていただき、土の魅力を体感した1日でした。
佐野先生をはじめお世話になったみなさま、本当に有難うございました。


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 奈良県生駒市 一級建築士事務所 FRONTdesign  

by frontdesign | 2013-02-11 17:29 | 建物探訪&散歩 | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 奈良県生駒市


by yuriko iwaki