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緑の見える寝室は寝覚めが良い?

朝、目が覚めたときに、天気が良くて緑が見えると気持ちの良い一日のスタートがきれるように思います。
今まではそんな事は感じもしなかったのですが、実家で泊っているときに朝寝床で横になりながら窓から裏山の木々を見ていると、スーッと血圧が下がるような感覚を覚えました。


お天気も。
雨の日は雨の日の、曇りの日は曇りの日の趣きがあると思っていましたが、朝はやはり晴れが良いですね。

朝の太陽の光はとても健康的。
最近は、空気が冷たくても朝から天気が良いと嬉しく思います。

設計をする中で、寝室のロケーションにはなかなかこだわれないことが多いのですが、寝室の窓外に木をたくさん植えると寝覚めの良い寝室になるように思います。

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by frontdesign | 2013-11-29 21:11 | 設計について考える | Trackback | Comments(0)

刻み

次の現場の刻みが始まっています。

休憩中に、仕口や継手の加工で工夫している点について話をお聞きしました。

大工さんそれぞれ、親方から伝わっている技術が少しずつ違うので興味深いです。
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これは桧の通し柱。マジックのマークは、真壁のところで柱が表に出てくる部分の印です。
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木造の技術は、現場現場で親方の技術を盗みながら伝えられるもので、一人前の職人になるにはそれ相応の時間がかかります。
そのためには技術を使える現場が必要です。
手刻みは時間とお金がかかるので今の木造住宅の大半はプレカット(コンピューターで制御され機械の刃で刻まれる方法)で刻まれます。
今日も別の現場のプレカットの打ち合わせがありました。便利ですし、頭で細かい事を考えないでも棟が上がりますので合理的です。けれど、便利ゆえに職人技術を伝承する機会にはなりません。
私は机上で図面を描く設計の立場ですが、木のクセを見て木をどう生かしどう作るかと言う事が本来の木造の理にかなっており、その技術がものづくりの楽しさのように思えてなりません。
私はノミも鉋も持てないけれど、その楽しさを少しでも共有させてもらいたい。

技術をもつ大工さんが希少にならないためにも、社寺仏閣のみならず市井の住宅普請の場で手刻みの現場を普通に残していかなければならないだろうと思います。





 住まいの設計 「木の家づくり」 奈良県生駒市 一級建築士事務所 FRONTdesign 


 

by frontdesign | 2013-11-29 16:53 | その他 | Trackback | Comments(0)

リフォーム法蓮町の家 竣工

法蓮町の家のリフォームが完成し写真を撮らせていただきました。

今回は家全体のリフォームで、家の中心部を明るくするために床面積を減らして吹き抜けを設けました。

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2階の回廊。正面は主寝室です。
吹抜けと寝室は吉野杉の板天井を1枚で繋げて、ガラスの欄間を入れました。
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正面は元は押入れでしたが、窓を設けてデスクコーナーにしました。
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床板は全て三陸赤松です。

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寝室から吹抜けを見たところ。
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寝室と子ども室の壁は漆喰塗りです。

1階キッチンは大工さんの造作キッチンです。
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洗面コーナーは位置を変えて新設しました。a0116442_1892877.jpg
見返し部分の壁面小物棚。a0116442_1893953.jpg


食堂兼居間の隣は8畳の和室。ここは仕上げをやり直しました。
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床の間もなかなか凝ったつくりです。a0116442_1891427.jpg


玄関ホールも仕上げを一新して随分明るくなりました。
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お引渡しのあと、
「私たち家族にちょうど良い住まいになりました」とコメントを頂き、本当に嬉しく思いました。



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by frontdesign | 2013-11-17 18:36 | リフォーム 法蓮町の家 | Trackback | Comments(0)

ステンレスキッチン製作所見学

ステンレス製品の製作販売をされている京都サッスさんに伺いました。
現在設計中の四角いキッチン天板の製作をお願いする予定で、打ち合わせを兼ねて加工・製作過程の見学をさせていただきました。

工場内は大変整理整頓されています。
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NCカッター。
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ベンダー。(折り曲げ機)
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折り曲げの型もたくさんあります。
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型がセットされた状態。凹と凸を組み合わせて挟み込みます。
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ちょうど制作中のもの。折り曲げと溶接で成形されています。全て職人さんの手仕事で一つずつ丁寧に製作されていました。
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ステンレスキッチンの完成品も見せて頂き、実際のシンクのR(丸くなっているところ)のサイズも確認させていただきました。
これは少し面白い形の2槽シンク。京都サッスさんと、奈良のママが仕事を作る会「奈良マーシカ」の皆さんで開発された商品です。
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一般の既製品(量産品)のステンレスシンクは、プレスで作られているためこのRが大きいのですが
(Rが小さいと、プレスの時にステンレスが伸びきらないため、角が破れてしまいます)
溶接の場合は、折り曲げでRを決めることができます。
シンクの中の角がRの無いピン角だと掃除がしにくくなりますが、このぐらいのRだと清掃性も良いと思いました。

業務用のキッチンも作られています。この吊戸もなかなか良いですね。社長設計との事。
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これはオープンスタイルのキッチンで大変スッキリしています。販売もされているとの事です。
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ステンレスの表面仕上げに関する技術についても教えて頂き、大変勉強になりました。
京都サッスさん有難うございました。





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by frontdesign | 2013-11-13 18:39 | リフォーム 生駒のマンション | Trackback | Comments(0)

墨付け

棟梁より質疑があり、墨付けをされている加工場へ伺いました。

たくさん材料が来ています。土台と通し柱は桧で、柱と梁は杉材です。どれも吉野材です。

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こちらは杉材。
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土台、1階まわりの墨は完了とのこと。たくさんの大きな材料を振り回し、大変な仕事だと思います。
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by frontdesign | 2013-11-11 20:07 | 設計について考える | Trackback | Comments(0)

リフォーム法蓮町の家 工事中15 仕上げ  

法蓮町の家

現在、建具の吊り込みと設備機器の設置中です。

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キッチンも完了。
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和室まわりは土色の砂壁に塗り直してもらいました。床の細工が凝っています。
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2階の障子も入り、光が随分やわらかくなりました。
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この障子は元々使われていたもので、このたびは紙を張り替えてもらいました。a0116442_20562522.jpg
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居間から少し離れたよりしろのデスクコーナー。照明を点けるとデスクらしくなります。
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 住まいの設計 「木の家づくり」 奈良県生駒市 一級建築士事務所 FRONTdesign  
by frontdesign | 2013-11-09 21:09 | リフォーム 法蓮町の家 | Trackback | Comments(0)

11月16日吉野の最古の人工林「歴史の証人」探訪と温泉・高原野菜満喫バスツアー のご案内

奈良県産材で木の家づくりをしている「奈良をつなぐ家づくりの会」からのお知らせです。

11月16日(土)に第2回吉野の森の見学会ー”吉野の最古の人工林「歴史の証人」探訪と温泉・高原野菜満喫バスツアー”を開催します。
390年生の人工林の森をガイドさんに案内してもらいながら歩きます。(1時間半) 午後は森の木が材木になる過程を製材所(丸岡材木店)で見学していただきます。
お昼はホテル杉の湯で高原野菜定食と温泉をお楽しみいただき、午後の製材所では絶品シイタケでバーベキューをします。

山に行き、木の生えている環境を見ると”木の家”が山(自然)と深く結びついている事を感じます。
自然の力の大きさや怖さ、そこに携わる林業家の工夫や長い時間(スパン)の感覚など、まちで暮らしているとなかなか感じ得ないことが多く、とても刺激を受けます。


木の家づくりを考えていらっしゃる方には、大変おもしろいツアーになると思います!是非お気軽にご参加ください。
11月半ばの吉野の山は少し肌寒いと思います。暖かい服装でお越し下さい!
申し込み方法等、詳しくはこちらから。


吉野の山の様子。

山また山。吉野の山は急峻です。
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人工林の足元。手入れのされた人工林は、足元まで適度に日の光が届いています。
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丸岡材木店さん。
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美しい木目の板材がたくさんあります。
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原木が人の手で加工され、美しい材料になります。
吉野林業は、昔は樽丸を作るための材料として育てられてきたため、水が漏れないように年輪が細かくなるような施業(林業の)がなされてきました。
現在は樽丸の需要も大変少ないのですが、年輪の細かい木は強度が高いため建築用材としてもとても優良な材料になります。
また、昔からの工夫で木目・色艶が美しいのも吉野材の特徴です。構造材もですが、仕上げ材にも非常に適しています。



 住まいの設計 「木の家づくり」 奈良県生駒市 一級建築士事務所 FRONTdesign  
by frontdesign | 2013-11-02 18:12 | 山のこと | Trackback | Comments(0)

リフォーム法蓮町の家 工事中14  

現場は、キッチンや洗面台などの造作家具の設置中です。

正面がキッチンです。天井までの食器棚やカウンターを取り付けて頂いています。
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洗面台も造作家具。壁を仕上げてから鏡と照明器具が付きます。
左隣の脱衣室には小窓があるので、光を取り入れるために壁にガラスを入れる事にしました。
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2階への階段途中から。 2階は、ほぼ仕上がっています。
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正面は元押入れをデスクコーナーにしたところ。居間続き2階の依り代です。
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床の養生シートが取れるのが楽しみです。



↓↓↓ こちらも是非どうぞ!ただ今参加者募集中。

奈良をつなぐ家づくりの会では11月16日(土)に
”吉野最古の人工林「歴史の証人」探訪と温泉・高原野菜満喫バスツアー” 
を開催します!ツアー概要、お申し込み方法等はこちら




 住まいの設計 「木の家づくり」 奈良県生駒市 一級建築士事務所 FRONTdesign  
by frontdesign | 2013-11-02 16:30 | リフォーム 法蓮町の家 | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 奈良県生駒市


by yuriko iwaki