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吉野の山守さんとつながる家 進捗状況5

昨日は建築基準法の中間検査(現場検査)を受けました。

検査員の方からお褒めの言葉もいただき、これも施工会社さんのおかげです。
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現在、外壁の左官下地のケンジメ張りの施工中です。
透湿防水シートの上に縦胴縁を入れて空気層を取り、その上にケンジメ(杉の荒板)を張っているところです。この上に防水フェルトを張り2重に防水します。窓回りの防水も2重です。
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1階の床は杉の厚板を張るので合板張りはなく、今はまだ大引きが見えています。
居間食堂と奥の和室は南向きで、掃き出し窓を設けて屋根付きの外縁に直接出れるようにしています。
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先日の構造見学会の時には、たくさんの方に現場にお越しいただきました。
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実際の坪数より広く感じたと参加された設計者の方からコメントをいただき嬉しく思いました。
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by frontdesign | 2016-11-30 14:36 | 新築 吉野の山守さんとつながる家 | Trackback | Comments(0)

第16回吉野の森見学バスツアー

日曜日の吉野林業ツアーに引き続き、今日は奈良をつなぐ家づくりの会主催第16回吉野の森見学バスツアーで川上村へ行きました。

今回は、山守りの玉井さんに吉野林業の施業の話をお聞きしました。

木の株で火を起こしてコンロをつくる方法を教えていただいているところ。
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代々、撫育されてこられた200年生に近い森です。同年生の木でも太さはいろいろですが、太い木は成長が早かった木なので細い木に比べると年輪は荒くなります。
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隣には15年生の森があります。
15年前に植林されたところで周囲には獣害除けのネットが張られています。これだけ若い森も初めて見学しました。今、全国の林業地で獣害が問題になっており、森の健全な維持の妨げになっています。特に問題になっているのは鹿で、その他イノシシ、中にはウサギの過繁殖の被害もあるそうです。動物の違いで被害が違う話もお聞きしました。特に若木は獣害で植林後に全滅していまう森もあるそうです。ここはネットの効果があり健全に育っていました。15年たってもまだひょろひょろの細い木ですが、上に真っすぐ、幹の太さも均一に伸びています。この育て方がとても大事で、今後50年、100年と間伐を続けられ立派な森を作られます。将来が楽しみな森です。
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川側の15年生の木々。思った以上に細く背が高かったです。
木を伐採後はしばらく葉枯らしをしてから玉切り(3Ⅿ、4Ⅿの長さに切る)をしてトラックやヘリで搬出していますが、昔は川が運搬経路でした。吉野川から海へ出て大阪湾から京都へと運んで寺社仏閣等の普請に使われていたそうです。とても浅い川ですが堰を作って水を貯めて、原木で筏を組み、堰を崩して川を流すとのこと。岩場のところは難航するところで、明治になって土倉庄三郎氏が岩を切って水路幅を広げられたそうです。
今まで何度も山に行かせていただいておりますが、初めて知ることもたくさんありとても面白かったです。
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お昼は、川上村に嫁いだ若奥さんの茶粥をいただき体も温まりました。暖もとらせていただき大変お世話になりました。(ごちそうさまでした。)
そのあと参加者のみなさまは吉野の製材所ホーッテックさんに見学に行かれたのですが、その次の「奈良をつなぐ木の家」構造見学会の準備の為に現場へ先回りしました。

ご一行30人の方に入っていただきました。
30人も入っていただけるかなと思いましたが、詰めて座っていただき少し温かくなったように思います。
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設計者、施工者、製材所で家づくりについて説明させていただき、最後にお施主さんからも話をしていただきました。(有難うございました。)
( 施工:(株)伏見建築事務所 製材:泉谷木材商店 設計:FRONTdesign )
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2階も見ていただきました。
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家をつくる材料の木は長い年月をかけて撫育されたもので、製材所では美しい木を生かす工夫をして加工され、そして家づくりの現場では大工職人が木を見て木の性質を生かし組み上げる木の家づくりの一連の流れを見ていただくことができたと思います。

家が出来上がると当たり前のような木の家ですが、出来上がるまでの過程で多くの人が関わりさまざまの工夫がなされています。
均一の材料ではありませんが、だからこそ人が親しめる風合いを木は持っています。
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日が沈むのも早くなり、投光器をつけての見学会になりました。
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寒い中ご参加いただきましたみなさま、有難うございました。
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次回の見学バスツアーは来年の春に開催予定です。(主催:奈良をつなぐ家づくりの会)


奈良をつなぐ家づくりの会のツアー担当の泉谷さん、梶村さん、いい企画を有難うございました。とても勉強になりました。



by frontdesign | 2016-11-23 23:38 | 奈良をつなぐ家づくりの会 | Trackback | Comments(0)

新建全国研究集会吉野林業地見学会 作業道づくりのこと

18日から3日間、吉野で開催された新建築家技術者集団の全国研究集会に参加しました。シンポジウムでは吉野の修験道と林業についての話をお聞きし、分科会や懇親会では全国から集まられた方々と意見交換ができました。嬉しい出会いもあり、大変充実した3日間でした。

研究集会3日目の吉野林業の見学会では、清光林業の岡橋様の山を見学させていただきました。岡橋様に山を見せていただくのは初めてで、長い年月をかけて手入れをされてきた「完成された森」は大変素晴らしく、人と自然の共存に知恵が加わり成り立っていることを改めて興味深く思いました。

260年生の森が広がります。人が近くに立つと木の大きさがよくわかります。
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吉野の斜面は日本一急峻と言われており、車の入れないところは山守さんが歩いて山を登り手入れをされています。あまりにも急峻なため、斜面地には車が通る道をつけ難く、伐採時にはヘリでの出材が吉野では今もメインですが、山に車が入れることは伐採のためだけではなく山全体の手入れのためにも合理的で、健全に山を保つためには作業道が必要とのことでした。
岡橋さまは急峻な斜面でも崩壊しない小さめの作業道を作ることを、30年前より続けてこられています。

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吉野林業独自の山守制度と、吉野材の特徴、作業道について説明をされる岡橋様。
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作業道は幅2.5mで丸太を使って作られます。この方式の作業道は壊れにくい作業道として、数年前に奈良型作業道に認定されました。
山にある資源で作られており、時間とともに自然に帰ります。
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水による崩壊を防ぐための止水板。
大水が道に沿って流れないように一定の間隔で斜めに敷設されています。維持管理のしやすい角度だそうです。ここは標高600mのところですが、この作業道がこの山の高さ1100mのところまで続いているそうです。
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奈良型作業道模型。
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岡橋さんのところの4WDに分乗させていただき、急斜面を蛇行するスラローム状の作業道を上がりました。道の斜度はかなりきつくてスリルがありました。
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車に張ってあるステッカーは作業道の作り方の断面です。
37度の斜面に対して高さ1.4mの土留めをして幅2.5mの水平の道を作り(2tトラックが通れる道幅だそうです)、取り除いた土は下斜面に盛るのでその部分は39度の傾斜になるということです。下斜面には木を残し崩壊を防ぐそうです。
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日本の林業は外材の関税撤廃以降衰退し、また日本人の価値観が急変したこともあり、どこも大変な状況に陥っています。
設計の仕事をする中で、国産材県産材を使った家づくりに取り組んでいますが、美しい材料は山守さんの手入れによって撫育された木で、林業の施業技術の継承のためには吉野でも作業道の敷設が必要であることを学ばせていただきました。
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岡橋さんの山を下り、宮滝の丸岡材木店を訪問しました。
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丸岡材木店の岡本さん。新建築家技術者集団のメンバーです。
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フローリング用の木は天然乾燥で3か月ほど置き、乾燥機に入れられ低温で乾燥されます。
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丸岡材木店さんは奈良をつなぐ家づくりの会のメンバーでもあり以前よりよく使わせていただいておりますが、色つやの美しい材料を納入されます。また木をとても大切にされていらっしゃることを感じます。

製造工程の説明。
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幅210長さ1800暑さ30の杉の床板の完成品。
吉野材とても綺麗、使ってみたい、という設計者の声があちらこちらから聞こえてきました。
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ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。
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by frontdesign | 2016-11-21 17:32 | 山のこと | Trackback | Comments(0)

シンポジウム「林業と修験道・森に育まれた吉野の歴史とまちづくり」のお知らせ

今週の土曜日、新建築家技術者集団主催の公開シンポジウム「林業と修験道・森の恵みに育まれた吉野の歴史とまちづくり」が開催されます。錚々たるパネリストのみなさまにお集まりいただき歴史の地吉野の話をお聞きします。
まだ若干空きがございますので是非お越しください。
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ここ奈良県の吉野地方は日本有数の林業地ですが、金峯山寺を中心とした「信仰の山」として古来より時を紡いでいるところです。このたび新建築家技術者集団の第30回全国研究集会を吉野で開催するにあたり、「林業と修験道」をテーマに公開シンポジウムを開催することになりました。一般の方もご参加いただけますので是非お越しください。

公開シンポジウム
「林業と修験道・森に育まれた吉野の歴史とまちづくり」
パネリスト
 金峯山寺管領 五條良知氏
 清光林業株式会社取締役 岡橋清元氏
 吉野町参事 田中敏雄氏
コーディネーター
 畿央大学教授 三井田康記氏

日時:2016年11月19日(土)14:00~17:00...
場所:奈良県吉野郡吉野町大字吉野山2142
   竹林院群芳園 
   http://www.chikurin.co.jp/index.php
参加費用:2000円 (学生1000円)
定員:130名


※当日は金峯山寺の秘宝ご本尊特別公開初日ですので、吉野山方面の道路は混雑が予想されます。公共機関でお越しいただければと思います。
金峯山寺秘仏ご本尊特別公開
http://www.kinpusen.or.jp/zao/index.html

by frontdesign | 2016-11-17 00:24 | 山のこと | Trackback | Comments(0)

木の廃材利用 木のベンチ

傘立てに引きつづき、木の廃材で作ったベンチについて。

これは杉の幅広の厚板を組み合わせて作りました。板類も定尺の長さなので、このぐらいの長さの残材が出ることもあります。
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7~8年前に作ったものですが、これを作る時に何がしたかったのかというと鼻栓の細工を一度自分で作ってみたかったのです。
貫を脚板に差し、かかりに少し大きめの穴をあけて栓を差してたたくと脚板と貫がどんどん締まり固定される仕組みです。
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「栓を抜くと板に戻る」ということが目で見てわかる単純な形で、日本的な思考のように思います。(このベンチは座板と脚板を固定するのに木工ボンドを使っているので、残念ながら元の板には戻りません。)

用が済んだら素材の元の形に戻るのは風呂敷や着物が特徴的で、木造建築も昔は移築や再利用が当たり前だったそうです。祖母が住んでいた住宅も昭和の初めごろに丸太町から移築したものだと聞きました。家は不動産ではなく動産のような感覚ですね。

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材料を見て木取りをしますが、加工の途中で「あぁしまった!」と思うことがあります。
節は固いので加工がしにくい場所ですが、ノミで加工をするところにうっかり節が来てしまいました。
木取りをする時はそういうことにも気を配らなければならないことを、この時初めて知りました。
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by frontdesign | 2016-11-15 14:08 | その他 | Trackback | Comments(0)

木の廃材利用 傘立て


木の家づくりをしている工務店さんは、結構たくさんの廃材が出ます。
伏見建築事務所さんのところで出る廃材を使って何か作れないかとのことで
考えてみました。
幅は揃っていて高さの違う木を組み合わせた傘立て(傘立てカバー)です。
若手大工の三宅君に作ってもらいました。
中には缶の傘立てが入っていますが、こうすると木の家によく似合うものになりました。(カバーなので底面はありません。)
内側にアクリルやワーロンを張ると照明カバーにもよさそうです。材は吉野杉です。

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ちなみに、もし販売するとしたらこれぐらいのサイズで送料別で2000円だそうです。
(伏見建築事務所 談)
無塗装品なので外部で使うときはオイルや保護材を塗られるとよいと思います。


廃材利用のデザインはスケッチアップで考えました。縦にしたり横にしたり。
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たくさん作って重ねると本箱になるかと思いましたが、隙間があくので本のすべりが悪そうですね。
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廃材利用で作った木のポストのブログの記事が今もよく読んでいただいており、
廃材利用で何か作る機会があればアップしようと思います。






by frontdesign | 2016-11-14 18:48 | その他 | Trackback | Comments(0)

吉野の山守さんとつながる家 上棟式


昨日、上棟式が執り行われました。
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施工会社の(株)伏見建築事務所の伏見さんが祝詞を奏上されました。
大工職人の皆さんが力を合わせ、木を組み建ち上げたあとの一つの節目の儀式です。
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山守をされているお父様も上棟式に参加されました。
今回の住まいはお施主様のご実家の山の木が使われています。お父様が長年手入れをされてきた美麗な桧の柱を見ながら、製材後の木と山での手入れの関係について教えていただきました。生き節と死に節の出方も手入れに関係するそうで、製材された後に良材になるように手入れをされ続けてこられたとのことでした。
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お施主様の山。
奈良をつなぐ家づくりの会でもいつもお世話になっており、前回のツアーでは伐採体験もさせていただきました。
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木を伐るお施主様(山守を継がれる奥様)。凄いです。かっこいいです。
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この山の木々がいま現場で使われていることを思うと非常にリアリティーがあり、木のルーツを知り木で家をつくる感覚を養う貴重な体験をさせていただいている次第です。


上棟おめでとうございます。

これから現場通いが楽しみです。





by frontdesign | 2016-11-14 07:50 | 新築 吉野の山守さんとつながる家 | Trackback | Comments(0)

吉野の山守さんとつながる家 棟上げ

吉野の山守さんとつながる家。
先週、無事に上棟しました。今日は2階屋根の野地板張りが完了しました。
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棟上げ前日の宵組み。2階の床組みまで一気に進められました。
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上棟日当日。2階の棟(屋根の頂部の一番高いところの横架材)が上がりました。
屋根の上に載せてあるのは野地板の合板です。重たい材料なので野地板張りに備えてクレーンで上げておかれます。
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今日は垂木間の通気面戸板(小屋裏換気)を設置され、野地板張りが完了しました。屋根が伏せられ、どっしりと住宅らしくなりました。
これから下屋(1階の屋根と外縁の屋根)の下地がつくられます。
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上棟日の垂木掛け。高所で次々と垂木を掛けていかれます。見ているだけで怖いです。
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斜めに設置している材は仮筋違(かりすじかい)と言い、本当の筋違を入れるまでの間に風や地震で建物の立ちが狂わないように固めておくためのものです。
現場内で足元に気を付けながら歩いていると、この仮筋違で頭を打ちます。

野地板張り中。軒裏は化粧垂木と化粧野地板で、鼻先には広小舞を入れていただいています。屋根はガルバリウム鋼板張りです。
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木をたくさん使っています。
構造材は全て吉野の材料(桧と杉)で、柱材にはお施主さんのご実家の山の木も使われています。
今ここで使われる木々の道のりを考えると、とても感慨深いです。


2階の子ども室は南北に長い部屋なので、家の中心に通る東西軸上に化粧丸太のつなぎ梁を入れました。
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2階の階高は低く抑えています。なかなかの低さ感で居心地よくなりそうです。
ここは勉強室の空間で、置き畳の床座の部屋です。
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高さを抑えているせいか空間が横長に感じられ、実際の坪数よりも広く感じます。
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1階の南側は掃出し窓を連続させ、8Ⅿ近くの外縁があります。
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外縁の軒下にはお洗濯物の他、大根や柿や玉ねぎも、梅干しの陰干しも、保存食の干し物が吊るされている風景を想像します。
そして薪ストーブの薪の仮置き場にも。
薪ストーブを設置する場合は
駐車場(外)→薪置き場(半外)→薪ストーブ(内)
がスムーズな動線だと便利だと思います。
計画時にはいくつかの設置位置を検討しましたが、結果的に便利な場所になりました。

外縁の軒下は家の中と庭との連続性を生む中間的空間で、何らかの用途が発生する楽しみの場であると共に、室内に広がりを持たせる効果があると思います。




by frontdesign | 2016-11-07 23:16 | 新築 吉野の山守さんとつながる家 | Trackback | Comments(0)

吉野の山守さんとつながる家 進捗状況4



秋晴れの中、建て方が始まりました。
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今日は、人力(クレーン無し)で2階の床梁まで組んでおられました。
梁の上に立ちながら重たい梁もすいすいと揚げられます。大工さん達はとても身軽でうらやましい限りです。
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材料は、柱が吉野桧で梁は吉野杉です。お施主さんの山の桧も使われています。


紙を巻いて養生している材木は化粧材で、仕上げたときにも見えてくる木です。
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居間の大きな床梁も綺麗におさまりました。
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丸太の梁は2階の子ども室に使います。これは休み明けに組まれます。
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一部、込み栓も打ちます。
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家の建つ流れ。(現場編)
数か月前までは更地でした。
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地鎮祭。工事の安全とご家族の繁栄を祈念しました。
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不要な塀を撤去して地盤改良をしました。
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基礎は、配筋をしてコンクリートを打ち養生期間を経て型枠を取り外します。
そして数日前に土台が伏せられました。
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建て方が始まると一気に組みあがり、いよいよ建物のボリュームが姿を現します。

高さを適度に低く抑えた設計をしておりますが、建ってみると結構ボリュームを感じます。
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休み明けには棟が上がる予定です。

手の仕事による木の家づくりは、職人さんたちの日々の仕事の積み重ねで完成に至ります。





by frontdesign | 2016-11-02 18:41 | 新築 吉野の山守さんとつながる家 | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 奈良県生駒市


by yuriko iwaki

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一級建築士事務所 FRONTdesign

岩城由里子 yiwaki@kcn.ne.jp

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