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大晦日

日が経つのは早いもので、今年もあと数時間になりました。
今年の仕事を振り返りますと「萩の台の家2」「としくんのおうち」「法華寺町の家(リフォーム)」「学園前の家(リフォーム)」等が完成し、無事にお引き渡しをさせていただきました。

現在工事中の「吉野の山守さんとつながる家」の現場も順調に進んでおり、完成が待ち遠しいです。来年は現在計画中の新築住宅の他、設計を終えた古民家の改修、音楽教室の工事が始まります。どの仕事にも設計の想いがありとても楽しみです。

ひとつひとつ丁寧に設計させていただき、作り手の職人さんと共に良いものづくりをしていきたい所存です。至らぬ点もございますが、来年も引き続き宜しくお願い申し上げます。


今年も健康に過ごせたことに感謝し、来る年を迎えたいと思います。
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としくんのおうち(2016)










by frontdesign | 2016-12-31 17:07 | その他 | Trackback | Comments(0)

手動式地盤調査

民家の改修計画で柱の沈下の原因を調べるために地盤調査をすることになりました。
建物内の調査も必要になりますので、床をめくってスウェーデン式サウンディング試験(手動)をしていただきました。
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先端にスクリューのついたロッドに25㎏の重りを足しながら合計100㎏の荷重をかけます。地盤が緩いところは自沈しますが、自沈しないところではハンドルを回転させて25センチ貫入するのに何回転するかで地盤の固さを判断します。また、ロッドを回転させる時の音や感触から土質を判断されます。
手動調査の立会いは初めてですが、自沈の際の沈むスピードやハンドルを回転させる時の回す固さの様子を拝見していると、地中の状況がよくわかるように思いました。
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by frontdesign | 2016-12-24 07:51 | その他 | Trackback | Comments(0)

吉野の山守さんとつながる家 進捗状況7

いよいよ今年もあと9日になりました。
工事は着々と進んでおり、2階の天井杉板張りが始まりました。
全体に勾配天井で、壁際の低いところは天井高さが1.8mですが、空間として狭さは感じません。このスペースは置き畳敷の勉強室で、床座(床に座る)で落ち着いた空間になりそうです。
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この窓枠には手摺を入れました。枠の設置時に入れていただいていました。
外部には木製の布団干しバーを取り付けます。
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子ども部屋はお子さん3人の寝室で、細長い部屋なので真ん中に丸太のつなぎ梁を入れています。
天井が出来てくると丸太梁の存在感が出てきました。ブランコとか掛けれそうな。
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1階も着々と進んでいます。
階段の桧の接ぎ板も現場に入り階段下地作りが始まりました。
ちょうど一服前で、大工の皆さん下りてきました。少し打ち合わせもさせていただきました。
楽しそうな現場です。
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外部は、左官下地のフェルトとダブルラスが張り終わりました。モルタル搔き落とし仕上げになります。
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外壁は明るい土色の左官壁と板の仕上げになります。
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養生シートが取れるのが楽しみです。
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明日は年内最後のお施主さんとの現場打ち合わせで、造作キッチンや家具、設備機器の打ち合わせをさせていただく予定です。だんだん終盤に近付いてきました。





by frontdesign | 2016-12-22 23:24 | 新築 吉野の山守さんとつながる家 | Trackback | Comments(0)

森林審議会 獣害と生息地

今日は奈良県森林審議会でした。奈良県では県内の森林を、北部の「大和・木津川地域」中部の「吉野地域」南部の「北山・十津川地域」に分け、それぞれの地域で10年(5年)単位で計画を策定されています。各地域で森林の形態、生態系などが若干異なるため森林計画内容も異なります。今年度は変更年ではないのですが国の指針に沿って一部変更がありました。
改変事項で人工造林に関しては、季節を選ばないコンテナ苗の利用、伐採と造林の一貫作業推進(架線)、路網の維持管理等の追加がありました。昨年度まで植林に関する指針が無かったので、コンテナ苗利用は興味深く拝見しました。
また、鳥獣害の防止に関する事項が大幅に増えました。特にニホンジカによる被害が深刻で、ここ5年の実損面積の82%がニホンジカによるものとのこと。生態分布や被害実態調査により生息状況に応じた区域を設定して、種々の対策を講じるそうです。防護柵はメンテナンスも必要ですが比較的有効な手段であるとのこと、捕獲も含めて人とニホンジカの共存できる環境づくりを行うようで、生息地での防護柵の設置を今後進められるそうです。

奈良県の3地域の被害状況のグラフが掲載されており(H22年度~26年度)、生息動物の違いが面白く思いました。
北部の「大和・木津川地域」。私の住む生駒もこの地域です。
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「吉野地域」
北部と違いイノシシは少なく、ツキノワグマや天然記念物のカモシカが生息しています。カモシカは鹿の一種だと思っていましたがウシ科だそうです。
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カモシカというと、昔懐かしこの切手を思い出します。寒いところにいるイメージでしたが、紀伊半島にも生息しているのですね。(※生息地 本州では東北地方から中部地方にかけて分布し、京都府北部、鈴鹿山脈、紀伊半島などに隔離分布する。ウィキペデゥアより)
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そして南部の「北山・十津川地域」
ツキノワグマがとても多いです。吉野地域で4.96haに対して573ha。100倍です。クマがたくさん。
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会議では林地台帳の整備・作成(H31年)のことや、開発地(山林の減少)の報告(例年)、(仮称)奈良県フォレストアカデミー設立、奈良・和歌山・三重共通のフォレスター制度の取り組みの話もありました。
ここ数年はメガソーラー発電による開発の案件が目立ち、面積も大きいため毎回審議の話題に上ります。今回は、過去にゴルフ場を作るために開発した森林がゴルフ場計画がとん挫した為、メガソーラー発電所に変更になった事案が2件ありました。ひとつは吉野町で、もう一つは生駒市北田原町。(北田原町はうちの事務所のすぐ近所です。16haもあるそうで。)ゴルフ場もメガソーラーもその時代性を表すもので、森林の受難のように感じました。10haを超える開発に関しては審査に掛けられますが、土壌を覆うメガソーラーの用途に関しては規制する条例等が現在はないため、審議の上、生態系の維持に努める程度の指導等で許可をする結果になっているとのことでした。
県内には絶滅危惧種の植物も多く生態系の維持のためにも何らかの基準が必要であることや、ソーラー発電の廃棄を含めて将来的なことを検討することが必要と、生態系専門の委員より多くの提言がなされました。

水源涵養機能をはじめ森林は多くの役割がありますが、健全で持続可能な森林維持保全のために行政が担う役割を知る機会になります。

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by frontdesign | 2016-12-16 00:03 | 山のこと | Trackback | Comments(0)

吉野の山守さんとつながる家

今日はお施主さんと現場打ち合わせをしました。
工事が始まると、定期的に現場で打ち合わせをさせて頂き、進捗状況のご確認と検討事項について打ち合わせをします。
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1階も断熱材が入りました。ちょうどお昼前でしたが、下屋付きの外縁からもたっぷり陽が入っていました。太陽の恵みが嬉しい季節です。
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外部はけんじめが張り終わり2重目の防水フェルトが張り始められています。
玄関ポーチは自転車5台を停める事が出来るように広く取ってあります。

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今日は外壁掻き落としの色と外部木部塗装色を、外でサンプルを見ながら決めました。良いお天気で日の当たり方も確認できてよかったです。


打ち合わせの中で、木の使い方、木の価格、山の維持と木の家づくりのつながり方についてもたくさん話をお聞きすることができました。お施主さんは山側の方ですので、実際に家づくりをする中でいただけるご意見は今後の仕事の上でも大変参考になります。

今までに設計をご依頼いただいたお施主さんには、それまでにどちらかで木の住まいのモデルハウスなどを見られてから来られる方も多く、木の家づくりをされている多くの方に支えられていることを実感し大変有難く思っております。私の方で設計をさせていただいた住まいに来られた方が「木の家はいいな」と思ってくださり、どこかで木の家を建ててくだされば幸いです。

設計そのものがどこまで材料とつながっているかというと、あまり直接的には関係しないと思われることも多いと思いますが、実際に木の家の仕事をしていると材料選びがとても大事なことであると感じます。

家づくりの材料である木のルーツを知っていただくことも、より家づくりを楽しんでいただけることのように思います。
奈良をつなぐ家づくりの会でも1年に2回吉野の森見学バスツアーを開催しておりますが、いつでもお問い合わせください。


















by frontdesign | 2016-12-11 22:51 | Trackback | Comments(0)

吉野の山守さんとつながる家 進捗状況6

外壁のケンジメ張りが終わりました。
この板壁は下地で、最終的には左官で搔き落とし仕上げになります。柱などの構造材、床や壁天井などの内装仕上げ材以外にも下地で多くの木を使っています。下地に使用する材料は化粧材にはならない辺材が使われます。
ケンジメ板には、シロアリが嫌う青森ヒバのヒノキチオールも塗布完了です。
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現在は1年のうち太陽高度が最も低い季節です。土庇のある1階の室内にもしっかり陽が入っていました。冬場は太陽の温もりを取り込み、夏場は軒や庇で日光を遮ります。




内部は2階の断熱材が入りました。
これから取り付ける窓枠や建具枠の納まりについて大工さんと監督さんで打ち合わせをされていました。窓枠も手加工で造作されます。
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外部の窓の小庇も完成しました。当初は持ち送り板で考えていましたが、腕木を出して垂木なしのシンプルな庇にしました。
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着々と工事が進んでいます。
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by frontdesign | 2016-12-08 08:21 | 新築 吉野の山守さんとつながる家 | Trackback | Comments(0)

蝙蝠と翁

改修計画の図面を描くときは現場で撮った写真が頼りになるので、たくさん写真を撮ります。図面を描きながら写真を見ていると、手が止まってしまいます。
計画中の民家の外壁隅の漆喰塗りに蝙蝠文様が入っています。蝙蝠は縁起物の吉祥文様です。
屋根は鳥衾が際立っており、遠くから見ても格好の良いものです。鬼瓦は様々な意匠のものが使われており、棟の鬼瓦は七福神の大黒さまで、降(くだ)りの棟は鍾馗さんが居られます。鍾馗さんの顔もおだやかなものです。
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下屋の降り棟瓦には翁面の鬼瓦がありました。両側から垂れているのは面の紐。とても風流な意匠です。ほかにも様々な鬼瓦がのっていますが、どの鬼瓦もいかめしい鬼面ではなく穏やかな表情のものです。
そのような意匠からも、普請されたご当主と棟梁の思いが感じられます。

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今回工事で屋根も葺き替えますが、鬼瓦は状態を見てから焼き直して再び屋根に乗せる予定です。







by frontdesign | 2016-12-03 09:25 | その他 | Trackback | Comments(0)

本 "家を建てたくなったら"


丹羽修さんの「家を建てたくなったら」。
この本を読んで設計事務所に依頼しようと思ったとお施主さんからお聞きし、読んでみました。とても読みやすく家づくりのことがよくわかる良い本でした。
丹羽さんの住宅設計に対するお考えやプロセスはとても共感でき、「そうそう」と思うことばかりでした。

土地探しのこと、家を建てる依頼先(ハウスメーカー、地域の工務店、設計事務所等)による違い、予算の考え方、良い住まいをつくるノウハウ、庭のことなど、ひとつひとつ丁寧に説明されています。
また、自分に合った設計事務所を選ぶポイントのなかで”屋根”について言及されていたのは、まさにその通りだと思いました。地域の工務店に依頼されるときにも同様のことが言えると思います。

家づくりをお考えの方にお勧めの一冊です。
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by frontdesign | 2016-12-01 17:13 | 設計について考える | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 奈良県生駒市


by yuriko iwaki

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