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吉野の山守さんとつながる家 進捗状況11

今日はお施主さんとの定例打ち合わせでした。
壁の間仕切りも徐々に出来てきて、一気に家らしくなってきました。
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一階は居間食堂を中心とした開放的な空間で、奥に続く和室からも水回りへつながる裏動線をつくりました。
キッチンに立つと居間食堂と奥の和室、階段に水回りと、全体を見渡すことができます。
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和室から見たところ。
和室の壁は土壁で仕上げます。居間食堂の床は杉の厚板で、広々とした床座の空間になります。
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居間の上は吹抜けており、見上げる天井は吉野杉の板張りです。
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ご夫婦とお子さま3人。
パーソナルスペースは少なくして、ご家族それぞれがあちらこちらを居場所として使うことのできる住まいです。
完成までもうあと少しです。
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初めてお施主さんとお会いした時に比べると3人のお子さまたちはスラッと背が伸び、ひとまわりも大きくなられました。
この住まいも、お子さまの成長とともにご家族の記憶の一部になることを思うと感慨ひとしおです。


by frontdesign | 2017-01-29 18:12 | 新築 吉野の山守さんとつながる家 | Trackback | Comments(0)

吉野の山守さんとつながる家 進捗状況10

工事は着々と進んでいます。
吉野杉赤身の床板が張り終わり、建具の枠もほぼ納まりました。
居間横の和室は三枚の戸襖が入り、引込み戸になります。四寸の化粧柱の内側に引込むことにしましたので、大きな鴨居です。和室は土壁仕上げですので、上部の垂れ壁も土壁で仕上げます。
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隅も建具が出合う納まりで、なかなか施工が大変なところですが、ピシッと合わせて下さいました。
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和室の仕切りは基本が建具での仕切りになり壁が少なくなりがちです。そのことにより、部屋の照明器具のスイッチがつけにくいケースも出てきます。今回、和室の照明器具はヒモスイッチにしました。最近は照明器具に操作リモコンがついていることも多いので、便利になりました。
それにしても、ヒモ付きの照明器具は和室にはなかなか良いと思います。


こちらの住まいは建具の高さを6尺に統一しています。掃き出しのアルミサッシも高さ1800。
寝室になる和室には、夏場の夜に開けておけるように格子入りの欄間を設けてあります。
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二階の子ども室には、吹き抜けに面した小窓があります。階下の居間食堂を見下ろしたり、向い側の勉強室の様子を伺うことのできる窓になります。
階下から見上げると、夜に子ども室の灯りが消えたことを確認したり、気配を感じることができそうです。
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これから壁のボード張りが始まります。
部屋の区切りが出来ると、作り付けのキッチンや洗面台、家具類が設置されます。

いま、照明器具を検討中です。

by frontdesign | 2017-01-24 00:07 | 新築 吉野の山守さんとつながる家 | Trackback | Comments(0)

耳成音楽教室 進捗状況1

橿原市内のテナントビルで音楽教室の工事が始まりました。解体が終わり、設備と下地の工事が始まっています。
遮音部分の壁は、現況の壁の内側に少し隙間をもうけて内壁を作ります。窓も2重窓に。
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床も遮音の為に2重床にします。今の部屋の内側に一回り小さい部屋を作るような感じです。
床の下地は20㎜のパーティクルボード。なかなか重たい材料です。(重たい材料には遮音効果があります。)
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束は遮音プラ束を使用することになりました。回転させると高さを調整できるので、躯体の床の不陸も調整出来ます。
重量物を置くところには硬質ゴムの赤い方が使われます。
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完成後には、ミニコンサートも開催することのできる音楽教室になります。
舞台側のグランドピアノの後ろには吉野杉の赤身の板を張る予定で、音がまろやかになることを期待しています。
空間の平面(立体)構成や楽器を弾く位置、仕上げの素材なども音響に関係してきますが、出来上がってみないと分からないところが多分にあります。
どうか、いい音色が響く空間になりますように。











by frontdesign | 2017-01-23 17:21 | 耳成音楽教室 | Trackback | Comments(0)

”歪みを愛でる”

川尻潤さんの「歪を愛でる」を読みました。
最初から最後の”あとがき”までとても面白くて、大好きな本の1冊になりました。
陶芸の事や日本美術の事など歴史的経緯や他国との比較も含め、分かり易く書かれてありました。自然に倣い、不完全で欠点のあるものを「完全なもの」よりも美しいとした日本人独自の感性は、建築においても通じる部分があるように思いました。妖しさや快楽に裏打ちされた日本の「稀有な美」の魅力を思い直してみたいと思います。

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穴窯での焼成の話もたくさん書かれてありました。
島根に行ったときに、温泉津(ゆのつ)の登り窯(穴窯の発展形)を見に行きました。
ここは石州瓦の屋根の重なりが独特で、建築的にも見ごたえがあります。最盛期には10数基の登り窯がこの界隈にあったそうで、煙がモクモクと出る登り窯が立ち並ぶ当時の風景写真は圧巻でした。島根出身の河井寛次郎もこの地の窯元の釉薬づくりに関わられたそうです。
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登り窯は横からも薪をくべることができるので、全体の温度が安定します。
薪の樹種によっても自然釉の色が違うそうです。また、同じ釉薬でも酸化焼成と還元焼成とで発色が全く異なるそうで、窯出しの時に、あ!と思われる事もあるそうです。

酸化焼成と還元焼成の違いについて書かれてあるサイトを見つけました。
→ 瀬戸市ホームページ 酸化と還元
■焼き物の焼成 
  1)酸化焼成と還元焼成

酸化還元というと苦手な化学の授業を思い出しますが、サイト内の写真の通り全く違う色に仕上がりますので驚きます。
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土の事もたくさん書かれていて、信楽の土は「土味」があり、成形がしやすく、乾燥のクラックも入りにくく焼成の変形も少ないなど、とても良いという事も知りました。焼き物の産地はたくさんありますが地域によって土の特性は随分違うようです。
最近は、信楽焼の特徴の緋色の土も少なくなってきたそうで、白い土が多くなっているそうです。何年か前に信楽で轆轤(電動)体験をしましたが、その時も緋色土ではありませんでした。
轆轤はとても難しくて四苦八苦しながら二つ作りました。裏の高台はお店の人に作ってもらいました。
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ぽってりと厚みがありますが時々使っています。今日はブロッコリーを盛りました。

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また信楽へ行ってやきもの体験をしてみたいです。この本を読んで手練りでも作ってみたくなりました。









by frontdesign | 2017-01-15 22:50 | その他 | Trackback | Comments(0)

吉野の山守さんとつながる家 進捗状況9

現場の方は着々と工事が進んでいます。

床板張りが始まりました。
1階の床は厚み30㎜の杉赤身板で、大引き間に直接張られます。居間周りは節の少ない上小板です。
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2階は杉赤身の1等材です。節が有りますがこちらも色つやのいい材料です。
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2階の天井は屋根なりの勾配天井で、こちらも杉板赤身一等材です。
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外部の軒裏などの木部の塗装も終わりました。玄関ポーチは、自転車も置けるように広く計画しています。
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玄関ポーチ屋根と外縁の屋根と2階の屋根の軒裏が重なって見えます。
シルバーグレー色の塗装ですが、木の色味を感じる仕上がりになります。
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加工場では、造作家具づくりをされています。
キッチン。
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これはキッチン背面のカウンター家具です。
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こちらは家具の部材ではなく室内の建具が入るところの枠材です。
大工さんが加工場で加工して、現場に運ばれます。
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by frontdesign | 2017-01-12 14:39 | 新築 吉野の山守さんとつながる家 | Trackback | Comments(0)

吉野の山守さんとつながる家 進捗状況8

今日から現場が始まりました。
外壁の左官下地は完了し、外壁がグレーになりました。
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今日から塗装やさんが入っており、外部の木部塗装が始まりました。

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外縁や玄関ポーチの木部もこれから塗装をします。
特に柱など雨がかかるところは、保護塗料を塗装する方が木の痛みが少なくなります。
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内部は天井の板張りが終わりました。吉野杉の美麗な赤身の天井です。

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2階の勾配天井。こちらは杉の赤身一等材です。窓から入る光が天井に当たり反射しています。
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1階の床板の杉の厚板も現場に入っていました。綺麗な上小材と一等材を張り分けます。
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化粧柱は吉野桧、仕上げ材は吉野杉の赤身上小材から一等材まで。いろいろな吉野材が使われます。




by frontdesign | 2017-01-06 16:25 | 新築 吉野の山守さんとつながる家 | Trackback | Comments(0)

新年

2017年1月5日
あけましておめでとうございます。

気持ちも新たに仕事に取り組みたいと思います。
本年も宜しくお願いいたします。
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by frontdesign | 2017-01-06 01:18 | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 奈良県生駒市


by yuriko iwaki

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岩城由里子 yiwaki@kcn.ne.jp

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