天理の家 進捗状況20

部屋内の荒壁パネルの設置が始まりました。
限界耐力計算で耐震の検討をしており、内部の耐力壁は荒壁パネル、外周部は竹小舞下地の土壁です。建物を固める方向ではなく、柔らかく粘りのある構造です。

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先週から京都建築専門学校の学生さんがインターンシップで来られていて、現場も同行してもらっています。
造り付け家具の打ち合わせのあと、伏見さんが現場のことを説明してくれました。
現場にもとても興味を持っているようで、何か話をするとささっとメモを取っていて、大変感心しています。
図面を描くのも好きとのことで、事務所では図面も描いて貰っていて、とても助かります。

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断熱材もだいぶ入りました。天井は高性能グラスウールにしていますが、土壁部分はウールブレスを使います。

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土壁部分の断熱方法は大変悩ましいところでしたが、壁内結露を起こさないウールブレスを土壁に密着させる方法をとることにしました。

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荒壁パネルとウールブレスが入り始め、下地の工事も終盤です。


昨日の打ち合わせのメインは、門屋から玄関までのアプローチ空間のことでした。
プランタの清野さんに来て頂き、お施主様と一緒に打ち合わせをしました。

どのようなご提案を頂けるか、とても楽しみです。




”木の住まいの設計”
一級建築士事務所 FRONTdesign  岩城由里子
国産材・県産材を使って木の家づくりをしている設計事務所です。
yiwaki@kcn.ne.jp
奈良県生駒市北田原町1052-2










# by frontdesign | 2017-08-23 17:58 | 民家改修 天理の家 | Trackback | Comments(0)

生駒山の家 進捗状況11

工事は着々と進んでいます。
今日は塗装部分の色の打ち合わせをしました。外壁は焼杉板ですが、軒裏やその他の木部は塗装を施します。
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事前に指示した色の塗装サンプルを見ながら、現場で調整していただきました。素材の違いで色のノリや発色が変りますので、現場で見るのが一番です。
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外部の塗装が終わると足場が取れます。
足場が取れないと屋根の全景は見えないのですが、ちょうどお隣側の養生シートが一部取られていて屋根の頂部の三角が見えました。板金屋さんに手作りしていただいたパーツです。
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内部は断熱材が入り建具枠を取り付けられています。この住まいはほとんどの建具が引き戸で、鴨居が次の部屋部屋へとつながる少し複雑な部分があり、ちょうどいま大工さんに手を掛けていただいています。

天井と床に張る吉野杉板が現場に入っていました。仕上がりが楽しみです。
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アプローチの石の階段横から芽を出していたサルスベリは、花芽がつき開花しました。
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早いもので、8月もあと10日ほどですね。
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# by frontdesign | 2017-08-22 12:32 | 新築 生駒山の家 | Trackback | Comments(0)

生駒山の家 進捗状況10

着々と工事が進んでいます。外壁の焼杉板もほぼ張り終わりました。
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道路側は方形屋根で奥は寄棟になっています。角の軒先は1.5Ⅿほど出ておりシャープな印象になりました。屋根勾配は3.5寸です。
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ガルバリウム屋根の横葺。
長尺もので継ぎ目を少なくし、できるだけ役物は使わず手仕事でしていただきました。頂部の三角帽子も取りつきました。
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居間の奥の和室の開口部から外壁の焼杉板が見えるようにしています。
この前に立つとスーッと涼しい風が入ってきます。雨戸は可動ルーバー付きの雨戸なので、夏の夜は施錠をしながら涼風を取り入れていただけると思います。
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内部は壁の断熱が入り、天井下地の工事、開口部の枠が入り始めています。
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綺麗な吉野杉の板が現場に入っていました。大工さんが建具の枠に料理されます。
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静かな時間帯に耳を澄ますと、滝の音が聞こえてきます。
この界隈は昭和初期に開かれた住宅地で、当時は西村伊作氏の設計した住宅も3棟あったそうです。
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# by frontdesign | 2017-08-11 00:52 | 新築 生駒山の家 | Trackback | Comments(0)

天理の家 進捗状況19

現場の方は着々と工事が進んでいます。お盆休み前に職人さん達の質疑を受けてきました。

1階は床の下地がほぼ出来上がり、床レベルが整いました。

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差鴨居の通る基本の構造は荒らさずに間取りを形成しています。新たな区切りは基本区画に箱を入れ込んだような形にして、構造には関係のない間仕切り壁にしています。

対面式キッチンの壁下地が出来上がり、コンセントやリモコンの位置と高さを確認しました。対面式なのでキッチンの手元は見えませんが、間に壁が無いので比較的開放的です。
キッチンに人が立つとこのような感じになります。(モデルは電気屋さんです。)
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キッチン側からは、居間、座敷から南の庭まで見渡せます。
最終的には建具が入りますがなかなか開放的な空間です。
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キッチン横は北の庭で風がよく通ります。庭の向こうに別棟が見えます。
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キッチンの隣は洗面室で、こちらも北の庭から直接入ることが出来ます。この開口部も風の通り道です。
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先日、お施主様と打ち合わせをして玄関回りやキッチン周りのイメージをパースで見ていただきました。
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玄関扉の意匠により空間の印象がずいぶん変わるので、何案か検討して見ていただきました。

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玄関内の土間は当初は洗い出し仕上げで検討していましたが、大きなハナカミ柱が象徴的な玄関に似合う焼物調のタイルで再検討しています。
ご先祖様より代々引き継がれている重みのある建物ですので、現場に通いながらこの建物の空気や建物の意思を十分に感じることが、設計者の私の責任であるように思います。



つし2階は天井の下地が完成して天井の断熱材が入り始めています。
丸太を現わしにするところの納まりについては、お盆中に答えを出します。
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ここもうまく現しにしたいところ。ちょっとしたところですが、なかなかの難題です。
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今日は給排水設備工事の関係で塀のくぐり戸が開いており、こちらから入場させていただきました。風情のある入口です。

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飛び石を進み主屋の庭へ。
飛び石の高さも比較的高く、縁側の沓脱石へもスムーズに進むことが出来ました。
正面へ進むと、門屋とお玄関の間へ出ることが出来ます。

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今回の改修で外部周りに断熱を施して縁側空間を室内側に取り込むことにしましたので、庭が暮らしに近くなると思います。







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# by frontdesign | 2017-08-09 17:36 | 民家改修 天理の家 | Trackback | Comments(0)

生駒山の家 進捗状況9

現場は着々と工事が進んでいます。
外壁の焼杉板張りの工事が始まりました。道路側から張り進めて頂いています。

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艶が無く吸収するような黒で、しっとりと落ち着いた黒壁になりそうです。
雨がかりによる痛みを防ぐためにも軒を深く低くしました。

サッシも黒、軒裏も黒に塗ります。
窓ガラスはLowEガラスで、普通ガラスに比べると光を多く反射しますが、吸収する黒の焼杉との相反する質感の対比が良さそうに思います。
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内部の工事は断熱材が入り、窓枠が入りつつあります。
今回の設計では、開口部同士の鴨居をつなげている箇所が何箇所かあり、隣の部屋まで繋がっていたりします。枠の幅が隣の部屋の引き込み戸の壁寸法に関連するなど、寸法が押してきます。細かな納まりについて現場で大工さんと打ち合わせをしました。






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# by frontdesign | 2017-08-03 11:52 | 新築 生駒山の家 | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 奈良県生駒市


by yuriko iwaki