生駒山の家 進捗状況12

外部廻りの工事が終わり足場が取れました。方形屋根、焼き杉板張りの平屋の住まいです。

a0116442_18534751.jpg


背景が山の場合、黒い建物は樹々の色彩に吸収されがちですが、程よく収まったように思います。

a0116442_18584030.jpg


外構と植栽計画はこれからです。足場が取れて木を植える位置を検討できるようになりました。

a0116442_18584097.jpg



後ろ側は自然の山で借景が素晴らしい敷地です。静かな時間帯に耳を澄ますと、滝の音も聞こえます。寝室にはルーバー付きの雨戸を設置しますので、夏の夜は涼しくお休みいただけることと思います。

a0116442_18584158.jpg


内部は床の杉板張りが始まりました。綺麗な吉野杉が現場に入っています。上小材と一等材を張ります。写真は上小材の裏面です。

a0116442_18540875.jpg


大工さんが木の束をほどいて、上小材の中でも等級の違いでまとめてくださっています。良く見えるところには良い材を張ってくださっています。何気ないことですが、職人さんのちょっとした工夫と気遣い(木遣い)で良い住まいが出来上がるように思います。

a0116442_18540718.jpg


完成に向かって工事を進めていただいています。






”木の住まいの設計”
一級建築士事務所 FRONTdesign  岩城由里子
国産材・県産材を使って木の家づくりをしている設計事務所です。
yiwaki@kcn.ne.jp
奈良県生駒市北田原町1052-2




# by frontdesign | 2017-08-28 19:47 | 新築 生駒山の家 | Trackback | Comments(0)

法華寺町の家 

久しぶりに法華寺町の家にお伺いしました。お引き渡しからもうすぐ2年になります。

お庭の植栽が大きくなり、緑の豊かな住まいになっていました。窓辺には、緑のカーテンもされていました。
小一時間ほど食卓で過ごさせていただきましたが、ペンダントライトの光も柔らかくてとても居心地が良かったです。

a0116442_23364996.jpg


玄関回りの植栽も一回り大きくなりました。
西側道路の敷地ですが、玄関前の木は西日よけの他に風よけにもなりそうですね。
a0116442_11164146.jpg


快適にお過ごしとのこと、いろいろと話をお聞かせくださり有難うございました。




”木の住まいの設計”
一級建築士事務所 FRONTdesign  岩城由里子
国産材・県産材を使って木の家づくりをしている設計事務所です。
yiwaki@kcn.ne.jp
奈良県生駒市北田原町1052-2







# by frontdesign | 2017-08-26 16:53 | 新築 法華寺町の家 | Trackback | Comments(0)

建築士の定期講習会 ”森は木で溢れている”

昨日は建築士の定期講習があり、朝から夕方まで一日講習を受けてきました。
この定期講習は平成20年施行の改正建築士法により、”建築士事務所に所属する建築士”に対して受講が義務付けられたもので、3年に一度、受講しなければなりません。建築基準法等の建築関係法令は社会情勢の変化とともに頻繁に改正されています。確認申請を出す際に書式が変わることで関係法令の改正について知る機会がありますが、この講習で直近3年間に改正された関係法令についても学ぶことになります。
一日缶詰めの講義で最後にテストもありますので、なかなかハードな講習会です。

a0116442_17285372.jpg

講義の内容は大きく二つに分かれており、1.法令関係の科目と2.設計及び工事監理に関する科目があります。2の科目は「職業倫理と社会情勢」と「最近の新技術、最近の重要技術項目等」という章があり、職業倫理については昨今さまざまな事件が起こっているからか、建築士の職業倫理について細かく書かれています。法規範と法規範以外の規範(倫理、道徳など)について、社会の規範として倫理と法は同根であるということです。コンプライアンスの意味は法令順守だと思っていましたが、規範順守の意だということを知りました。

後半の「最近の新技術、最近の重要技術項目等」の章には

・住宅・建築物の省エネ性能向上
・地盤調査と杭基礎の設計
・木造建築
・建築物の維持改修

の4項目があり、木造建築の章には日本の森林の役割に触れる記述もありました。

”木造建築物が注目されている背景には、大きく二つの理由がある。第1は「地球温暖化防止に対する役割」であり、第2は「日本の森林の保全」である。第2の点については、木造以外の分野の人には、知らない人も多いので簡潔にまとめておく。”
とあり、以下の「森は木で溢れている」という文章に続きます。

a0116442_17304215.jpg

最後は、”木材を活用し、森林を保全して行かなければならない。”という強い文章で締めくくられています。
木材の活用方法は新技術も含めて様々ですが、木を使うべく根源的理由が建築士の定期講習テキストに掲載されていることに大変驚きました。国の政策において喫緊の課題であることが伺えます。


前回受講した3年前(26年度版)の講習会テキストの同章「最近の新技術、最近の重要技術項目等」には

・バリアフリー・ユニバーサルデザイン
・省エネ技術、耐震技術
・建築物の維持修繕等の技術
・アスベスト対策
・シックハウス対策
・建設のリサイクル 

の6項目について解説されていました。木材利用の掲載は今年度版が初めての掲載のようです。







”木の住まいの設計”
一級建築士事務所 FRONTdesign  岩城由里子
国産材・県産材を使って木の家づくりをしている設計事務所です。
yiwaki@kcn.ne.jp
奈良県生駒市北田原町1052-2







# by frontdesign | 2017-08-24 22:27 | その他 | Trackback | Comments(0)

天理の家 進捗状況20

部屋内の荒壁パネルの設置が始まりました。
限界耐力計算で耐震の検討をしており、内部の耐力壁は荒壁パネル、外周部は竹小舞下地の土壁です。建物を固める方向ではなく、柔らかく粘りのある構造です。

a0116442_18005942.jpg

先週から京都建築専門学校の学生さんがインターンシップで来られていて、現場も同行してもらっています。
造り付け家具の打ち合わせのあと、伏見さんが現場のことを説明してくれました。
現場にもとても興味を持っているようで、何か話をするとささっとメモを取っていて、大変感心しています。
図面を描くのも好きとのことで、事務所では図面も描いて貰っていて、とても助かります。

a0116442_18015300.jpg


断熱材もだいぶ入りました。天井は高性能グラスウールにしていますが、土壁部分はウールブレスを使います。

a0116442_18044963.jpg


土壁部分の断熱方法は大変悩ましいところでしたが、壁内結露を起こさないウールブレスを土壁に密着させる方法をとることにしました。

a0116442_18060728.jpg


荒壁パネルとウールブレスが入り始め、下地の工事も終盤です。


昨日の打ち合わせのメインは、門屋から玄関までのアプローチ空間のことでした。
プランタの清野さんに来て頂き、お施主様と一緒に打ち合わせをしました。

どのようなご提案を頂けるか、とても楽しみです。




”木の住まいの設計”
一級建築士事務所 FRONTdesign  岩城由里子
国産材・県産材を使って木の家づくりをしている設計事務所です。
yiwaki@kcn.ne.jp
奈良県生駒市北田原町1052-2










# by frontdesign | 2017-08-23 17:58 | 民家改修 天理の家 | Trackback | Comments(0)

生駒山の家 進捗状況11

工事は着々と進んでいます。
今日は塗装部分の色の打ち合わせをしました。外壁は焼杉板ですが、軒裏やその他の木部は塗装を施します。
a0116442_11211814.jpg


事前に指示した色の塗装サンプルを見ながら、現場で調整していただきました。素材の違いで色のノリや発色が変りますので、現場で見るのが一番です。
a0116442_11211645.jpg


外部の塗装が終わると足場が取れます。
足場が取れないと屋根の全景は見えないのですが、ちょうどお隣側の養生シートが一部取られていて屋根の頂部の三角が見えました。板金屋さんに手作りしていただいたパーツです。
a0116442_12203862.jpg



内部は断熱材が入り建具枠を取り付けられています。この住まいはほとんどの建具が引き戸で、鴨居が次の部屋部屋へとつながる少し複雑な部分があり、ちょうどいま大工さんに手を掛けていただいています。

天井と床に張る吉野杉板が現場に入っていました。仕上がりが楽しみです。
a0116442_11212021.jpg





アプローチの石の階段横から芽を出していたサルスベリは、花芽がつき開花しました。
a0116442_11203021.jpg

早いもので、8月もあと10日ほどですね。
a0116442_11203245.jpg







”木の住まいの設計”
一級建築士事務所 FRONTdesign  岩城由里子
国産材・県産材を使って木の家づくりをしている設計事務所です。
yiwaki@kcn.ne.jp
奈良県生駒市北田原町1052-2




# by frontdesign | 2017-08-22 12:32 | 新築 生駒山の家 | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 奈良県生駒市


by yuriko iwaki