民家改修 桜井の家 進捗状況
2020年 04月 12日
現場は着々と進んでいます。
一階の床が張り終わりました。このあたりはキッチンになります。対面カウンターの収納付き間仕切りをつくりますが、家の中を見渡すことのできるキッチンです。雑木の庭まで見通すことができそうで、緑が見えるキッチンはいいなぁと思います。
手前は玄関と収納室。床がフラットになり、空間としても広がりました。だいぶすっきりしてきました。
四間取型の空間に、居間食堂・キッチンと水回りを入れ込みます。
構造の区画は変えず、柱を残しながら開放的な間取りにします。
水回りの一部が手前の空間に張り出しますが、力強い丸太梁の天井は全体に見せることにして、入れ子構造にしました。
壁の仕上げは杉板張りにします。杉板張りの箱が置かれたような空間になります。
二階は天井が低く、屋根裏部屋のような空間です。外壁の下地の納まりを見ながら、窓の納まりを検討。二階は柱も丸太なので、ひと工夫が必要です。
東側の窓からの眺め。
近くには周りの集落の景色、遠くには山並みが見えます。いい景色の窓辺になりそうです。
窓は少しサイズを大きくして二つ並べることにしました。打ち合わせの時に、ここからの眺めが楽しみですとおっしゃっていたのを実感します。
打ち合わせが終わり現場を離れる頃には、床の養生も終わっていました。
外部は全面外壁下地の工事中です。焼杉板張りの仕上がりが楽しみです。
by frontdesign
| 2020-04-12 00:33
| 民家改修 桜井の家
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