国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 FRONTdesign

国産材・県産材でつくる木の住まいを設計しています。 奈良県生駒市

トヨさんの椅子

仕事で奈良に出たついでに4月に奈良町でオーブンした鹿猿狐ビルヂング(中川政七商店)に立ち寄りました。設計は内藤廣氏。

建物の中の喫茶店、猿田彦珈琲で「トヨさんの椅子」が使われているのがガラス越しに見えました。
一度座ってみたかった椅子でしたので、迷いもなく喫茶店に入りました。

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この椅子は工業デザイナー豊口克平さんがデザインした椅子で、秋岡芳夫さんの「男の椅子」のルーツになった椅子です。
どちらも座面の高さが37センチで普通の椅子より低く、座面が大きいのが特徴です。

男の椅子は背もたれが木ですが、トヨさんの椅子はウレタンクッションなのでより柔らかな座り心地でした。

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家では秋岡さんの男の椅子を使っていますが、トヨさんの椅子も欲しくなってしまいました。


今日は思いがけずトヨさんの椅子に座ることが出来てよかったです。
(外から椅子が見えて、喫茶店に入るということが結構あります。)




鹿猿狐ビルヂング
この建物は新築ですが、奥の中庭を介して本店の立派な町家とつながっています。周辺の風景も含め、新旧のバランスも面白いところです。

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by frontdesign | 2021-07-21 20:30 | 設計について考える | Trackback | Comments(0)

by yuriko iwaki