下三条の家 増改築工事の構造検討
2012年 10月 05日
住まいの設計 「木の家づくり」 奈良県生駒市 一級建築士事務所 FRONTdesign
下三条の家は築40年の木造住宅で、既存建物の大改修と増築工事を行います。
構造の検討事項のひとつとして、偏心率のチェック(建物が偏心しないように耐力壁を配置できるかどうか)があります。
壁の量が足りていても、建物の重心(重さの中心)が剛心(強さの中心)から離れていると
地震などの外力が加わった時に建物が振られ、ねじれが生じ、揺れも大きく倒壊の原因になります。
この建物は形状的には決して有利な形状ではないのですが、ある程度のルールをはずれないように耐力壁を配置しなおし、壁の強さを調整しました。
黄色と緑のマークが重心と剛心の位置ですが、1階2階とも近い位置になるように耐力壁を配置することができました。
改修工事の場合は、現況に合わせた補強方法などの検討事項があるので、工事が始まってからも構造の検討は続きます。
下三条の家は築40年の木造住宅で、既存建物の大改修と増築工事を行います。
構造の検討事項のひとつとして、偏心率のチェック(建物が偏心しないように耐力壁を配置できるかどうか)があります。
壁の量が足りていても、建物の重心(重さの中心)が剛心(強さの中心)から離れていると
地震などの外力が加わった時に建物が振られ、ねじれが生じ、揺れも大きく倒壊の原因になります。
この建物は形状的には決して有利な形状ではないのですが、ある程度のルールをはずれないように耐力壁を配置しなおし、壁の強さを調整しました。
黄色と緑のマークが重心と剛心の位置ですが、1階2階とも近い位置になるように耐力壁を配置することができました。
改修工事の場合は、現況に合わせた補強方法などの検討事項があるので、工事が始まってからも構造の検討は続きます。
by frontdesign
| 2012-10-05 01:27
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