アロマキャンドル と 行燈の暮らし

100均ショップに行ったついでにアロマキャンドルをつくる材料(ガラスのカップ、アロマろうそく(平たい円盤型)15個入り)を購入。
事務所に戻ってさっそく試しに作ってみました。

檜などを鉋(かんな)に掛けたあとにでる薄い木を張ってみようと思ったのですが、材料が今ないので和紙を張る事にしました。
カップが曲面なので和紙1枚の大きさを試しに2cm角にして少しずつ重ねて貼りました。  

中にろうそくを入れて火を灯すとこのようになりました。卵の殻をむいたような感じです。

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ガラスが熱くなり過ぎて火災の原因にならないか長時間火を灯しましたが、大丈夫でした。

ろうそくのあかりの良いところは、光の色と炎のゆらぎです。
このカップは適度に高さがあるので風(空気の動き)の影響はほとんど受けませんが、常に光がゆらいでいます。光の色は人間の生体リズムと関係があり、白い光は覚醒作用、オレンジの光は体を休める作用があります。(白い光は太陽高度の高い昼間の光の色で、オレンジの光は夕陽の色。)住宅はオフィスとは違い夕方暗くなってから灯りをともしますが、夕方以降に白い光をたくさん浴びると脳が覚醒し続け、自然な睡眠への導入の妨げになります。そのような理由から、住宅の照明計画ではオレンジ色の光源の照明器具を選んでいます。光源の高さによっても空間の落ち着き度が変わるので、照明器具の高さも大事なところです。

住宅設計をする中で、家の中に電気の線が多い事がとても気になる事のひとつ。
さてどうやって電機の線を減らすか? 照明の究極はろうそくだなぁ と思うこともしばしば。これをいくつも作って自分の生活で試してみようと思います。
そうなると、少し高い位置にも光源が欲しいところ。棚でもつけて棚の上に置きましょう。白い壁に光があたると明るくなりそう。

一気に行燈の時代の世界観ですね。 

と言いましても、そう遠くない昔のことです。


5月18日(土)「吉野の森と木の家の見学バスツアー」のお知らせ。


 住まいの設計 「木の家づくり」 奈良県生駒市 一級建築士事務所 FRONTdesign  
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by frontdesign | 2013-05-15 18:13 | 手をうごかす | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいを設計しています。 奈良県生駒市


by yuriko iwaki
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