国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 FRONTdesign

国産材・県産材でつくる木の住まいを設計しています。 奈良県生駒市

としくんのおうち 進捗状況9

としくんのおうち 進捗状況9_a0116442_14342781.jpg
外部周りの工事が進んでいます。車庫と物置回りの外壁は杉板張りです。
としくんのおうち 進捗状況9_a0116442_14342418.jpg
板材は十分に乾燥されたものを使っていただいていますが、日のよく当たるところは経年後に板が収縮しやすいので、板の実(さね)のところにはあらかじめ着色保護材を塗装していただいています。
としくんのおうち 進捗状況9_a0116442_14342454.jpg

としくんのおうち 進捗状況9_a0116442_14342482.jpg


玄関ポーチ回りは左が板張り、正面が左官仕上げです。左官仕上げの部分は2重目の防水フェルト(黒)の上のラス張りが始まりました。ラスが張り終わると下塗りが始まります。
としくんのおうち 進捗状況9_a0116442_14350912.jpg


南の縁側周りの雨戸戸袋も出来てきました。
南面の掃出し窓には可動ルーバー付きの雨戸が入ります。雨戸を閉めて施錠をしながらルーバーから通風を確保できるので、夏の夜や旅行に行くときなどに室内に風を通すことができます。
としくんのおうち 進捗状況9_a0116442_14351021.jpg
北側の天窓回りの下地も進んでいます。
としくんのおうち 進捗状況9_a0116442_14351053.jpg
可動ルーバー雨戸と開閉できる天窓や高窓は、風の通り道のセットのようにして住宅設計に取り入れることが多いのですが、お住まいになられてからも夏場の過ごしやすさとして良い評価をいただくことが多いです。
家の中の風の通り道を中心に住まいを考えると、建具はドアよりも開放性の高い引き戸が有利になります。日本の一般住居にドアと椅子の暮らしが取り入れられ始めてから約100年近くになりますが、今も引き戸は根強い人気があります。
こちらの住まいも、玄関戸をはじめほぼすべての建具が引き戸です。

加工場では窓枠と建具枠の加工が始まっています。
出来るだけ既製品は使わず建具枠は大工さんに、建具は建具屋さんに作っていただく仕事をしています。

としくんのおうち 進捗状況9_a0116442_15491007.jpg
としくんのおうち 進捗状況9_a0116442_15490313.jpg






by frontdesign | 2016-06-02 15:51 | 新築 としくんのおうち | Trackback | Comments(0)

by yuriko iwaki