国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 FRONTdesign

国産材・県産材でつくる木の住まいを設計しています。 奈良県生駒市

吉野の山守さんとつながる家 鉋がけ

化粧柱に最後のひと手間の鉋掛けをされています。
手で鉋を掛けると何年も経ったときに木の表面に違いが出るそうです。
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いくつも鉋が置いてあり、仕上げ具合で使い分けるそうです。
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長年使っておられる鉋の刃を見せていただきました。研ぎ込まれて短くなっていますね。
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木のことを本当に知るには、刃物で木を削り手で木の感覚を知るのが一番なのだろうなと思います。



化粧材は現場へ運ぶ前に紙を巻かれます。
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昨日、トラックで材料が運ばれて行きました。現場では土台伏せが始まっています。

吉野の森で伐られた木が桜井の製材所で製材され、そのあと生駒の加工場で手刻みされ、そして建築地へ。
いよいよ建築地で木が組まれ、第二の森が出現します。
木造住宅は森と同じように炭素がその場で固定(貯蔵)されるため、「第二の森」とか「都市の森」と呼ばれています。
棟上げが楽しみです。







by frontdesign | 2016-10-30 08:55 | 新築 吉野の山守さんとつながる家 | Trackback | Comments(0)

by yuriko iwaki