国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 FRONTdesign

国産材・県産材でつくる木の住まいを設計しています。 奈良県生駒市

吉野の山守さんとつながる家 進捗状況6

外壁のケンジメ張りが終わりました。
この板壁は下地で、最終的には左官で搔き落とし仕上げになります。柱などの構造材、床や壁天井などの内装仕上げ材以外にも下地で多くの木を使っています。下地に使用する材料は化粧材にはならない辺材が使われます。
ケンジメ板には、シロアリが嫌う青森ヒバのヒノキチオールも塗布完了です。
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現在は1年のうち太陽高度が最も低い季節です。土庇のある1階の室内にもしっかり陽が入っていました。冬場は太陽の温もりを取り込み、夏場は軒や庇で日光を遮ります。




内部は2階の断熱材が入りました。
これから取り付ける窓枠や建具枠の納まりについて大工さんと監督さんで打ち合わせをされていました。窓枠も手加工で造作されます。
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外部の窓の小庇も完成しました。当初は持ち送り板で考えていましたが、腕木を出して垂木なしのシンプルな庇にしました。
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着々と工事が進んでいます。
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by frontdesign | 2016-12-08 08:21 | 新築 吉野の山守さんとつながる家 | Trackback | Comments(0)

by yuriko iwaki