国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 FRONTdesign

国産材・県産材でつくる木の住まいを設計しています。 奈良県生駒市

耳成音楽教室 進捗状況1

橿原市内のテナントビルで音楽教室の工事が始まりました。解体が終わり、設備と下地の工事が始まっています。
遮音部分の壁は、現況の壁の内側に少し隙間をもうけて内壁を作ります。窓も2重窓に。
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床も遮音の為に2重床にします。今の部屋の内側に一回り小さい部屋を作るような感じです。
床の下地は20㎜のパーティクルボード。なかなか重たい材料です。(重たい材料には遮音効果があります。)
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束は遮音プラ束を使用することになりました。回転させると高さを調整できるので、躯体の床の不陸も調整出来ます。
重量物を置くところには硬質ゴムの赤い方が使われます。
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完成後には、ミニコンサートも開催することのできる音楽教室になります。
舞台側のグランドピアノの後ろには吉野杉の赤身の板を張る予定で、音がまろやかになることを期待しています。
空間の平面(立体)構成や楽器を弾く位置、仕上げの素材なども音響に関係してきますが、出来上がってみないと分からないところが多分にあります。
どうか、いい音色が響く空間になりますように。











by frontdesign | 2017-01-23 17:21 | 耳成音楽教室 | Trackback | Comments(0)

by yuriko iwaki