国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 FRONTdesign

国産材・県産材でつくる木の住まいを設計しています。 奈良県生駒市

天理の家 進捗状況4

構造体の補修の工事が進んでいます。

柱をジャッキアップでレベルまで揚げて、数本ずつ順番に足元に基礎を作ります。
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レベルより少し上まで柱を浮かし、配筋をしてコンクリートを打ちます。
鉄筋はカゴにしていただいており施工性もよさそうです。
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型枠は外れましたが、養生期間を経てから荷重をかけるため柱はまだ浮いています。
柱とコンクリートの間には鉛を敷きます。
柱に掛かる荷重の大小に合わせて、基礎のサイズも3つの種類です。これは小さいもの。
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地覆が回っているところは蟻害が見られ、柱勝ちにして足固めを入れることになりました。
コンクリートの養生期間中に先行して根継ぎをしていただいていました。
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地覆の蟻害。土に近い部分は白蟻にやられてしまいます。
ここは解体して新築する部分ですのでいちからやり直しです。
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大工さんが現場に小型万能機を持ってこられました。
改修工事は現状に合わせて木づくりをされるので、現場に万能機があると便利ですね。
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by frontdesign | 2017-03-20 01:43 | 民家改修 天理の家 | Trackback | Comments(0)

by yuriko iwaki