国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 FRONTdesign

国産材・県産材でつくる木の住まいを設計しています。 奈良県生駒市

王寺の家 進捗状況10

工事は着々と進んでいます。
外部は屋根が葺かれて外壁の透湿防水シートが張られました。外壁は左官仕上げになりますので、このシートは一重目の防水部分で左官下地で二重目の防水をします。
 
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アルミサッシのガラスも入り、雨風がしのげるようになりました。
食堂横の畳の間の床下地が張り終わりました。4.5畳の小上がりの部屋です。天井は平天井と勾配天井を組み合わせた掛け込み天井にします。掛け込み天井は茶室などでよく使われる天井で、考案は千利休とのこと。一時期廃れていたそうですが、明治以降に再び作られるようになりました。天井の歴史もいろいろです。
この部屋は茶室ではないので、シンプルな仕上げにします。
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食堂横の小上がりの部屋は、座った時に椅子に座った人と目線の高さが近くなります。小上がり部分に腰掛けるのも良いものです。
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ピアノ室と居間は杉板張りの勾配天井にします。いま一番構造体が見える時期です。
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二階は桁天を低く抑えています。
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今日は雨でしたが、軒が深いので少々の雨なら窓を開けていても大丈夫です。
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一階も。
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来週は中間検査を受けます。





by frontdesign | 2018-01-18 07:35 | 新築 王寺の家 | Trackback | Comments(0)

by yuriko iwaki