生駒の家 民家再生・セミDIY 進捗状況6
2018年 07月 01日
階段が完成し、2階への上り下りが楽になりました。 表裏とも全部見えるスケルトンの階段です。大工さんの手の仕事。ささら桁の刻みから始められました。 組まれているところ。1段ずつ蟻加工をしていただいています。 段板を組まれ、しっかりとした階段になりました。段板は13枚ですので、ささら・段板、それぞれの両側で13×4カ所の加工。2階への掛かりも足元も化粧です。仕事の数を数えていたらキリがないですが、一カ所ずつ丁寧な良い仕事をしていただき有難たく思います。図面で線を引くのと実際に作るのは大違いです。 2階から見たところ。 2階の落ち棟部分は天井が低く、元は収納でしたが1階からの吹抜にすることになりました。天井にはウールブレスの断熱材を入れ、杉板張りで仕上げていただきました。丸太の母屋は良い具合に現しになりました。 丸太と杉板の取り合いは、光り付けでピシッと納めていただいています。大工さんの小型プレーナー。DIYでお施主さんもご近所さんもお使いになられ、大活躍です。 壁や天井の仕上げに使う吉野杉の板が届いていました。これもまた色つやの良い材で、見ているだけで気分が高揚します。 こちらは浴室の壁天井に張る吉野桧。良い材で仕上がりが楽しみです。設計事務所の仕事として、計画をまとめて図面を描かないと始まらないのですが、現場に行くのが何よりの楽しみです。”木の住まいの設計”一級建築士事務所 FRONTdesign 岩城由里子
国産材・県産材を使って木の家づくりをしている設計事務所です。yiwaki@kcn.ne.jp奈良県生駒市北田原町1052-2
by frontdesign
| 2018-07-01 09:35
| 生駒の家 民家再生・セミDIY
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