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国産材・県産材でつくる木の住まいを設計しています。 奈良県生駒市

太陽熱でお湯をつくる  太陽熱利用温水器

先日、ポンちゃんの家にお伺いしました。
ポンちゃんの家は、空気集熱式太陽熱利用システム「そよ風」(環境創機)を搭載しています。

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8月某日の午前11時。
外気温は36度。かなりの猛暑日です。
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屋根裏の棟温度は76度。これから午後にかけてさらに上がりそう。

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太陽熱を利用してお湯をつくるシステム(お湯採り)も取り入れており、お湯の温度は55度!
給湯に太陽熱を利用する方法は、あらゆる太陽熱利用システムの中でもダントツでエネルギー変換効率が高いです。夏場の酷暑は辛いですが、太陽熱でたっぷりお湯が作れるのは楽しみですね。

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私が子どもの頃に太陽熱利用温水器が流行った時期があり、屋根の上にオレンジやブルーの機器が載っている家を時々見かけました。
当時のものは蛇口をひねると高い温度のままお湯が出てくるもので水と合わせてお風呂にお湯を貯めていたそうですが、現代のものは給湯器にお湯のパイプがつながれており、水と混ぜられて適温(設定温度)になって出てきます。



室温は27度。エアコンもつけておられ、とても快適でした。

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太陽熱利用温水器だけを設置することも出来ます。長府製作所やノーリツがシェアの高いメーカーです。 この辺りでは、長府製作所のものが多いように思います。
太陽熱利用温水の方法にはいくつかの種類がありますが、大きく分けてふたつのタイプがあります。
ひとつは屋根面のパネルで暖められた不凍液を循環させて地上に設置した貯湯タンクの水をお湯にする方法、もうひとつは屋根面の貯湯タンク付きのパネルに直接水を送り、温めて屋根面に貯湯する方法です。前者は地上の貯湯タンクから家中の給湯に太陽熱で温められた温水を利用でき、後者は屋根面の貯湯タンクの衛生上のことがあり浴室専用になります。昔流行っていたのはこのタイプです。
装置としては後者の方がシンプルで価格も安いですが、給湯器は浴室用とキッチンなどその他用として2つ必要になります。
また、外観的には後者のものはお湯を貯めるタンクが屋根のパネルについているので少し大きなものになり、前者の方はパネルのみなので薄型でスッキリしています。


冬場は太陽高度が低いので夏場のような高温のお湯は作れませんが、年間を通して給湯エネルギー消費が少なくてすみます。

晴れているとお湯が作れると思うと、自然の恵みを暮らしに活かすことがとても楽しみになるように思います。






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by frontdesign | 2019-08-21 18:21 | 新築 ポンちゃんの家 | Trackback | Comments(0)