古瓦を使おう!

今日は23日に開かれる奈良町の民家改修プロジェクト第1回セミナーの準備会議に参加させてもらいました。
限界耐力の構造検討の話や具体的な軸組改修方法や、左官の話や瓦の話など四回に渡って、改修現場でセミナーが行われます。

今日は実際に現場に入り講師もされる職人さんも来られていました。
瓦の講師は光本さん。セミナーでは古瓦の使えるもの、使えないものの見極め方を教えてもらえるそうです。
屋根を葺き替えるときに古瓦を全部捨ててしまわずに使えるものは使いましょう、と言うことです。

「明治、大正、それこそ幕末の古瓦でも使えるものは使いましょう」
設計の藤岡さんが趣旨をお話されるのを聞いてワクワクしました。
古い時代に昔の製法で作られた瓦が、これからもずっと使われるって、古人の叡智を引き継ぐようで素敵なことですね。
長い歴史の中で自分が生きているのはほんの一瞬で、そこで何をすればよいのかなと思いました。


今回、使えるものはなんでも再利用するそうです。
いま屋根に乗っている土は、屋根からおろして空き地ですさを混ぜて腐らせて壁の下塗りに使うそうです。
左官の講師は浅原さん。浅原さんと言えば、少し前にベトナムの学校で左官工事をする番組で見た人です。


各分野の皆さんで意見を出し合い、各工程の細かい打ち合わせもされていました。聞いているだけで勉強になりますが、実際に再生される現場を見ながら学べるのがとても楽しみです。
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by frontdesign | 2009-08-19 00:18 | 設計について考える | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいを設計しています。 奈良県生駒市


by yuriko iwaki
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