奈良プロ第3回「古瓦を使おう!」

昨日は奈良プロ第3回 「使える屋根瓦の判別と改修方法」に参加しました。現在の現場の様子。
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設計監理は藤岡龍介さん。とても素敵な建物に生まれ変わります。

参加者は前回同様、前半後半合わせて60人。人気連続講座です。
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今回の講師は京都の瓦職人光本大助さん(光本瓦店有限会社)。
瓦の話や古瓦を使う方法について、最初から最後までとても面白いお話を聞かせていただきました。

見分け方は素人には難しそうですが、「 踏み割れ・手触り・叩き(音、割る)・削る・濡れ靴・隙間・がたつき・舌触り 」で見分けることが出来るとか。
舌触り?
一番いい方法は、瓦を舐める ことだそうで、舌触り、唇に触れる感触で判別できるとか・・・・。

光本さんは、感覚ですぐに分かるそうです。
工業試験でいくらいい結果が出ていても、これは凍てると思うと凍てるそうです。

全く凍てることのない古瓦を、なぜ凍てないのか工業試験所で試験してもらったところ、何故だかわからなかったそうで(謎)

「その土地でとれた土で瓦を作って葺いたら、そりゃ凍てないでしょ」

という結論に達したそうです。
風土に合った素材でつくられるバナキュラーな建築が、こういう結果をもたらすのだなと妙に感心してしまいました。

光本さんが、古瓦を使う事について 「古いものの美しさ」 ということを、当たり前におっしゃっていたのが印象的でした。 そうそう、そうなんですよね。
機能的に問題なく、古くなって美しくなった瓦は使えるものなら使いたいところです。

古瓦で屋根葺きたい方はいらっしゃいませんでしょうか。味があっていいですよ。
光本さんの保障つきです。(^^)

屋根から下ろした古瓦の山。
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瓦宇さんと瓦儀さんの古瓦。(元々この建物に葺かれていたもの)
瓦宇の瓦(一枚ずつ型押ししてあります ラナ は ナラ 奈良のことでしょう) 
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瓦儀の瓦
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こんな感じになります。
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by frontdesign | 2009-11-04 16:49 | 建物探訪&散歩 | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいを設計しています。 奈良県生駒市


by yuriko iwaki
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