カテゴリ:新築 王寺の家( 18 )

王寺の家 進捗状況14

外部の木部塗装が終わりました。
外壁が今は黒いこともあり、シックな外観になっています。

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軒裏は垂木、野地板とも化粧の現しです。
軒もケラバもしっかり出しています。長い目で見ると、外壁の痛みを防ぎ建物の劣化を防ぐことが出来ます。
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内部は床板が全て張り終わりました。
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食堂の入口横にウォークインクローゼットの小間を設けており、壁は斜めにしています。
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斜めにする事で、部屋に入った時の視線が庭や居間の方向に向くようにしています。
扉を開けた時の景色。
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二階の階段ホールは天窓から光を取り入れます。
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明るさを多く取り入れるために、天窓まわりは壁を広げてマントル型にしています。
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寝室の杉板天井が張り始められています。
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現場に咲く水仙がとても可憐で、癒されます。
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春の訪れを感じます。







by frontdesign | 2018-02-22 00:55 | 新築 王寺の家 | Trackback | Comments(0)

王寺の家  進捗状況13

外壁の防水フェルトが張られ、黒い壁になりました。左官下地のラス張りも進んでます。
外壁が黒くなると引き締まった印象になります。

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内部は、一階の床板が張られて歩きやすくなりました。
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1階の床板は、吉野杉の一等材の30㎜の厚板です。ちょうどパントリーの点検口まわりの養生シートが取られていて、板部分が見えています。
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床が張られると天井の高さも落ち着きました。
食堂と小上がりの和室、キッチン水廻りの天井は、構造の梁を現しにします。手前の居間とピアノ室の天井は、吉野杉赤身上小板の勾配天井です。
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居間の壁天井に張る吉野杉赤身上小板が搬入されていました。色艶の美しい赤身板で、とても楽しみです。
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工事の過程で外観の色が変わる様子です。

透湿防水シート張りの時は、白い外壁のイメージでした。
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そのあと左官下地のけんじめ板が張られ、木の外壁のような色味になりました。
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防水フェルトが張り始まり、少しずつ黒に。
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現在の様子です。
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同じ形の建物でも、外壁の色や質感で建物の表情は随分と変わります。

次はモルタルの下塗り工程で濃い灰色から薄い灰色の外壁になり、最期の仕上げは色モルタル掻き落とし仕上げです。



加工場では、窓枠や建具枠の加工が進んでいます。

大工さんの仕事を拝見していますと、木のクセを見て木をまわし、木に刃物を当てて削り、木に無理をさせず木と呼吸を合わせて仕事をされている様子で、良いお仕事だなぁと思います。

現場の板の上に棟梁のノミが置かれていました。毎日使い、毎日研がれて、少しずつ刃が短くなるのですね。使い込まれた職人さんの道具を見ると、触感の良さや時間の長さを感じます。

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”木の住まいの設計”
一級建築士事務所 FRONTdesign  岩城由里子
国産材・県産材を使って木の家づくりをしている設計事務所です。
yiwaki@kcn.ne.jp
奈良県生駒市北田原町1052-2




by frontdesign | 2018-02-15 23:04 | 新築 王寺の家 | Trackback | Comments(0)

王寺の家 進捗状況12

今日は電気配線の現場打ち合わせがありました。
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2階剛床にJパネルを使い1階天井として現しにしている部分が多いため、1階の電気配線は床下ルートが多く、床板を張るまでに先行して工事をされています。柱梁の現れた真壁の民家なども同様ですが、構造が現しの建物は配線ルートの工夫が必要になります。
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1階の床材も届きました。吉野杉赤身の一等材です。写真は裏面。木の反りを吸収するために真ん中に太めのVスリットが入っています。
赤身の綺麗な材で、床張りの施工が楽しみです。

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玄関ドアの枠が入り、ポーチ天井の板張りも完了。ポーチは杉板張りの部分の先に垂木現しの天井があります。

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室内は断熱材の施工が進んでいます。3角の部分はこれからです。
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2階の工事も着々と。
天井下地が出来てきました。これから天井の断熱材が入ります。
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打ち合わせが終わり現場を出るころには日没でした。少し前に比べると随分日が長くなったような気がします。
夕方、家の窓に灯りがともるとぬくもりを感じますね。
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今日は春の訪れを感じるような1日でしたがこれからまた寒波が来るそうで、三寒四温と言うにはまだ早そうです。

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by frontdesign | 2018-01-31 19:33 | 新築 王寺の家 | Trackback | Comments(0)

王寺の家 進捗状況11

工事は着々と進んでいます。
外壁は、左官の下地になるけんじめの杉板が張り終わり、窓と壁の位置がはっきり分かるようになりました。
キッチンに立った時に見える景色。キッチンはフルオープンです。
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南からの光がたっぷり入ります。
今日は特に寒かったので、電気屋さんとの打ち合わせは南の陽の入る小上がりの間に腰掛けて。この小間は温かい部屋になりそうです。
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西側の壁は開口を小さくし、全面に吉野杉の赤身上小板を張ります。部屋に入った時に正面に広がる壁になります。
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2階も陽がたっぷり入ります。
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今日は、奈良をつなぐ家づくりの会の製材屋さんと山守さんとお知り合いの林材関係のライターさんが現場見学に来られました。現場のことや使われている木材のこと、そして奈良をつなぐ家づくりの会の取り組みについて、施工者さんも一緒に皆で話をしました。いろいろな話題になり、とても楽しいひと時でした。自分ひとりでは広がらない世界も、ひととの出会いで学ぶ機会を頂けることをとても有り難く思います。
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けんじめが張り終わると外壁が板張りの家のようになります。これから左官やさんの出番です。
日々の進捗が楽しみです。
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by frontdesign | 2018-01-25 07:50 | 新築 王寺の家 | Trackback | Comments(0)

王寺の家 進捗状況10

工事は着々と進んでいます。
外部は屋根が葺かれて外壁の透湿防水シートが張られました。外壁は左官仕上げになりますので、このシートは一重目の防水部分で左官下地で二重目の防水をします。
 
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アルミサッシのガラスも入り、雨風がしのげるようになりました。
食堂横の畳の間の床下地が張り終わりました。4.5畳の小上がりの部屋です。天井は平天井と勾配天井を組み合わせた掛け込み天井にします。掛け込み天井は茶室などでよく使われる天井で、考案は千利休とのこと。一時期廃れていたそうですが、明治以降に再び作られるようになりました。天井の歴史もいろいろです。
この部屋は茶室ではないので、シンプルな仕上げにします。
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食堂横の小上がりの部屋は、座った時に椅子に座った人と目線の高さが近くなります。小上がり部分に腰掛けるのも良いものです。
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ピアノ室と居間は杉板張りの勾配天井にします。いま一番構造体が見える時期です。
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二階は桁天を低く抑えています。
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今日は雨でしたが、軒が深いので少々の雨なら窓を開けていても大丈夫です。
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一階も。
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来週は中間検査を受けます。





by frontdesign | 2018-01-18 07:35 | 新築 王寺の家 | Trackback | Comments(0)

王寺の家 進捗状況9

二階床下地のJパネルが張られました。
食堂・キッチンの他、1階の水回りや収納室の天井はJパネルの現しにします。淡い色目でおとなしい杉天井になりそうです。一階はアルミサッシの枠が入りました。
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二階に床下地(Jパネル)が出来ましたので、安心して二階に上がれます。良かった。
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二階のウォークインクローゼットは、細長くて天井の低い部屋です。出入口は寝室側からと廊下側からの両方に作っています。この空間を通り抜けできるようにする事で、二階も回遊出来るようになりました。
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外部は屋根葺きが始まりました。換気棟の位置などを確認させて頂きました。
今日は真っ青な空で快晴でした。屋根の工事は天候に左右されますが、この季節の早朝は屋根の足元が滑りますので少し陽が高くなってから工事をされます。
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屋根材はガルバリウム鋼板を葺きます。
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一階の軒先は12メートル。横の長さが強調されます。
一部分、軒下空間を広くしてウッドデッキを作ります。
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by frontdesign | 2018-01-13 07:30 | 新築 王寺の家 | Trackback | Comments(0)

王寺の家 進捗状況8

お正月休みが終わり、先週末から工事が再開しました。筋違が入り、間柱と窓枠の下地も入りました。
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まだ骨組みの状態ですが、窓枠の下地ができると窓から見える景色もわかり、室内のイメージが具体的になります。家の完成に少し近づいてきたと思える瞬間です。
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1階の食堂の開口部は、手前に長いベンチを設え小上がりのウッドデッキに出入りする掃出し窓になります。南側道路ですので冬場の日照は十分に見込めます。
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今日から2階剛床のJパネルが張り始められました。1階部分の天井の半分以上はJパネルを現しにしますが、柔らかい色目でとても良い感じです。そして、吉野杉の化粧梁の綺麗なこと!化粧材は製材所さんで番付けをさせていただきましたが、使われる材料とも一期一会ですので嬉しい限りです。
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冬至が過ぎ、1日1日少しずつ日が長くなっておりますが、まだ日没は早く夕方からは投光器を点けられます。
寒い中、お疲れさまです。
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by frontdesign | 2018-01-10 07:20 | 新築 王寺の家 | Trackback | Comments(0)

王寺の家 進捗状況7

王寺の家は、屋根の野地板が張り終わりました。ルーフィングも張り終わり一安心です。
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1階の天井は化粧梁の現しが多く、化粧材には養生の紙を巻いていただいています。化粧材は製材所で材料を選ばせていただいており、紙が取れるのが楽しみです。
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階段上部の天窓も取りつきました。VELUX製の電動開閉の天窓で、雨が降ると自動的に閉じます。家の中心部にある階段の採光目的と、夏場の暖気を逃がす為の窓です。階段の上部に設けると上昇気流が起こり、より効果を発揮します。
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1階の奥は居間とピアノ室です。
ピアノ室の床はグランドピアノを置く位置の床補強のために、大引きを細かく入れています。居間とピアノ室部分は平屋ですので、頂部の高い勾配天井の空間になります。つながる空間の先に高さ方向にも広がりのある空間をつくると、変化が感じられるようになります。
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内部の仕上げには、床・壁・天井とも杉材を使います。
今日、建築の仲間と話をしているときにお聞きしたのですが、よく吠える犬も杉の床の家だと吠えなくなるそうです。犬は床の近くで暮らしているので、より素材の影響を受けるのでしょうね。
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2階はとても明るく、3方向に景色が広がり快適です。
筋違も入り始めました。筋違が入ると建物がきちっとしますので少しの地震でも安心です。
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1階下屋の野地板も葺きあがり、細かな納まりの仕事をしていただいています。軒裏は垂木の現しで仕上げていただきます。
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下屋の軒先が揃い、横に長いプロポーションになりました。年明けからガルバリウムの屋根葺きも始まります。
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奈良をつなぐ木の家の旗(養生シート)も揚がりました。
吉野の森で植林され、長い年月をかけて育てられた木々が製材され大工さんの手で手加工されて、ここで再び木が立てられました。木が現場に運ばれると吉野の森を思い出し、森が町に移動してきたような感覚を覚えます。そして家が完成するまでの間は、現場は職人さん達の仕事場です。大工さんの技能が活かされる場であり、若い大工さんに技能が伝承される場になります。丹精込めて作っていただく家は結果的に良い家になります。設計の仕事をする中で、現場はそのような大切な「場」であると考えるようになりました。
奈良をつなぐ家づくりの会の仲間は吉野材(地元材)を使い大工さんの手で作る仕事をしており、そのような現場の印としてこのような養生シートを掲げることになりました。会のメンバーが家づくりをしているところではこの旗が揚がっていますので、もしどこかで見かけられたら、そこはそういう「場」だと思っていただけますと幸いです。



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by frontdesign | 2017-12-30 06:33 | 新築 王寺の家 | Trackback | Comments(0)

王寺の家 上棟

今週は現場で建て方が始まり、無事に上棟しました。
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上棟までの様子をご紹介させて頂きます。

建て方の前日に土台が敷かれ、構造材が運び込まれました。
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加工場で大工さんが手刻みした材料。
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段取り良く建てるために、建てる位置近くに材料を間配られています。(そのように配ることを、職人さんは"間配る"と言われます。)
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建て方1日目。
伏見建築事務所の大工さん総勢7人で建て方が始まり、一階が立ち上がりました。
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今まで横にして扱われていた柱材が現場で林立している様子を見ると、木が並んで立っていた吉野の森を思い出し、森の一部がまちに引っ越して来たように感じます。
柱や土台などの足まわりは桧、横架材の梁は杉を使っています。全て吉野産材です。
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建て方2日目。
二階が立ち上がりました。
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一階部分も構造金物が取り付けられ、仮筋交い(斜めの材料)で固められています。
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2階は見晴らしが良くて、気持ちの良いところです。
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建て方3日目。
無事に棟が上がりました。
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夕方までには大屋根の垂木をかけ終わられました。
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横架材は一部追っかけで継いで頂いています。若手大工さんが加工場で懸命に刻んでいたのを思い出します。
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垂木も吉野杉です。良材を入れて頂きました。
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一階の平屋部分は勾配天井で、居間の正面の壁は杉板を張ります。梁などの構造材を現しにするところと、面として木を張るところを組み合わせた意匠になります。
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屋根の野地板を伏せるまでに、面戸を入れたり広小舞を付けたりと、屋根の作業が続きます。
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昨日は上棟式をしていただきました。
お施主様のご家族みなさまにもお集まり頂き、上棟をお祝いし今後の工事の安全とみなさまのご多幸を祈念しました。

上棟の喜びとともに、気持ちが引き締まります。
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by frontdesign | 2017-12-17 02:30 | 新築 王寺の家 | Trackback | Comments(0)

王寺の家 進捗状況6

構造材の手刻みは佳境を過ぎてラストスパートです。
残っている材も少なくなってきました。

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大入ルータも出動。
大きな電動工具で、なかなかの優れものだそうです。

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若手大工さんも、鑿や鉋を使って懸命に刻んでいます。

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土台や大引や柱は順番に現場に運ばれています。

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現場は先行足場が建ちました。
足場は建物の一回り外側に建ちますので、先行してボリュームを確認出来ます。

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一階は間口6間半奥行き5間ありますので結構なボリュームですが、一階も二階も高さを抑えており威圧感なく建ちそうです。
来週は建て方が始まります。お天気が続きますように。

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by frontdesign | 2017-12-07 07:30 | 新築 王寺の家 | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 奈良県生駒市


by yuriko iwaki