カテゴリ:新築 ポンちゃんの家( 13 )

ポンちゃんの家 進捗状況8

工事は着々と進んでいます。
外壁は、左官下地の黒いフェルトが張られました。明日から左官塗りの準備が始まります。左官は下地塗りと仕上げの2工程あります。

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ポンちゃんの家は屋根空気集熱式ソーラーシステムのそよ風(環境創機)を搭載しており、屋根の集熱ガラスが設置されました。
太陽光発電ではなく、太陽の熱で温まった屋根面の空気を暖房や給湯に利用するシステムです。屋根はガルバリウム鋼板葺きですが、集熱面の屋根は遮熱処理をしていない非遮熱のガルバリウム鋼板で葺いています。

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内部の工事も着々と進んでいます。
2階は天井の杉板が張り終わり、床の杉板張りが始まりました。2階は2室ありますが、天井は全体につながっており開放的な空間です。

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1階は居間食堂まわりの木製建具枠が入り、杉厚板の床板張りが始まります。天井は化粧梁+杉板張りになります。

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1階の寝室も杉板張りの勾配天井。色艶の美しい吉野杉の杉板です。
ゆったりとした空間に仕上がると思います。

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by frontdesign | 2018-09-20 07:55 | 新築 ポンちゃんの家 | Trackback | Comments(0)

ポンちゃんの家 進捗状況7

二階の天井の杉板張りが始まりました。

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太鼓に擦った化粧の丸太梁と天井板の納まりは、丸太に溝を突いて板を差し込むようにされています。「生えているように」とのことで、滑らかに納めて頂き有難うございます。

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階段の上のトップライト周りも仕上がりました。杉板で囲んであます。
暖気抜きのための電動開閉トップライトですが、空が見えるのは気持ちが良いですね。

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ポンちゃんの家は、ほとんどの天井が杉板張りになりますので、しばらくは上を向いての作業が続くことと思います。


一階の吹き抜けの食堂と居間空間。
吹き抜けは4.5畳程ありますが、今は工事のための足場板が渡してあるので、上部は見えません。
ブルーシートの中身は、お風呂のハーフユニットです。今回の浴室はハーフユニットの浴槽と桧の壁天井仕上げです。

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キッチンは対面式で、鍵型のステンレス天板をあつらえることになりました。
キッチンからは、吹抜けの食堂と居間、窓外のウッドデッキまで見えます。吹抜けの足場が取れると、上部からも光が入り開放的な広がりも出来ることと思います。


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打ち合わせを重ねながら、完成に向けて進んでいます。

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by frontdesign | 2018-09-07 07:44 | 新築 ポンちゃんの家 | Trackback | Comments(0)

ポンちゃんの家 進捗状況6

工事は着々と進んでいます。
外壁の左官下地のけんじめが張り終わりました。この上に二重目の防水紙を張ります。

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二階の軒裏は杉板張りで、ケラバ側は母屋等を化粧で現しにしています。破風板を張って化粧の構造体が小口から痛むのを防いでいます。
一階周りの軒裏は、野地板から全て現しにしています。

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建具枠が入り始めました。玄関はドア+網戸の引戸を取り付けます。室内の採光は上部の欄間ガラスから取り入れます。

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食堂居間空間は木製建具が入リます。
一階の床は大引の上に杉の厚板を直張りするので、床が出来るのはもう少し先になります。

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洗面脱衣室と浴室の窓は同じ高さで揃え、仕切りの壁にも同じ高さのFIX窓を入れます。浴室ドアも透明で、広がりのある空間になりそうです。

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外壁防火構造のために、天井の上も断熱材を充填して石膏ボードを張ります。
昨日は蒸し暑かったのですが、北側の地窓からスーッと涼しい風が入っていました。現場が始まり開口部が出来てくると、風の流れを確認出来て面白いです。
設計を始めた頃はそのことが衝撃的で、風の流れを読むことは大事な事だと思いました。

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二階は室内建具が入るところに下地が入り始めています。丸太梁は曲がりが有りますが、その下の建具の鴨居は水平に。ここには吹き抜けに面する障子の窓が入ります。

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昨日は、お施主さんと現場打ち合わせをしました。先週の電気設備の打ち合わせに続き、外壁左官の掻き落としの色と外部木部の塗装色が決まりました。
設備機器の種類や造作のキッチンと洗面台も決定しましたので、これから造作家具の詳細図を詰めます。

工事の中盤からは、電気屋さん、給排水設備屋さん、板金屋さん、左官さん、塗装屋さん、そして終盤には建具屋さんなど、様々な職種の職人さんが入られます。検討事項がある時などは直接打ち合わせをさせて頂くのですが、それぞれの専門的な話をお聞き出来ることは何よりの糧になります。















by frontdesign | 2018-08-26 07:51 | 新築 ポンちゃんの家 | Trackback | Comments(0)

ポンちゃんの家 進捗状況5

工事は着々と進んでいます。
耐力壁の設置が終わり、建築基準法の中間検査も終わりました。

二階は小屋組みを一部構造表しにします。
南北の梁間方向が二間半(4.6m程度)ありますので、丸太の太鼓梁は5mの一本ものにしました。一般的に住宅建築用の材木は長さが3m.4m.6mの長さが標準寸法で、山で伐採された木はそれらの寸法に山でカットしてトラックで製材所まで運ばれます。5mというと少しイレギュラーな寸法になりますが、問題なくご準備頂けました。構造は全て吉野材で杉と桧を使っています。
梁に架けた地棟は長さ9m。こうなると一本ものでは何かと大変なことが多いので、6mと3mの丸太を台持ち継ぎで継いでもらいました。

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外壁は通気工法の左官仕上げで、左官下地になるけんじめ板張りが始まりました。

一階の寝室にはデスクコーナーを設けます。正面の窓の下にはカウンター、窓の上には棚を作り付けます。

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寝室の出入口は、居間側の他に隣室のウォークインクローゼット経由で洗面脱衣トイレへ通じる裏の動線もあります。浴室まで一直線です。
着替えや衣類の収納など、裏動線で済ますことが出来ることもあると思います。

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先週は現場で電気の打ち合わせをしました。コンセントの位置や、照明の位置、スイッチやリモコンの位置、パソコンやテレビの位置なと、実際に現場を見ながらご確認頂きました。


外観は今は板張り(けんじめ板)の外壁で€すが、最終の左官仕上げまでには何工程かがあり、外壁の色も少しずつ変わります。

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屋根はガルバリウム鋼板葺きです。
空気集熱式太陽熱利用システムのそよ風を搭載しますので、二階の屋根にはガラスのパネルが並びます。
屋根葺きが楽しみです。







by frontdesign | 2018-08-20 07:46 | 新築 ポンちゃんの家 | Trackback | Comments(0)

ポンちゃんの家 進捗状況4

ポンちゃんの家は屋根の野地板が張り終わりました。

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二階に上がると西には隣地の竹林が見え、東は高台からの清々しい景色が広がります。
中央に吹抜けがあり、吹抜けに面する居室の壁には吹き抜けに向けて障子窓を設置します。二階全体か階下とのつながりが多い空間になります。

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一階も二階も主な居室は南向きで、一階は庭に面して連続した軒下空間を設けています。

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南から東へ、軒下空間が居間食堂空間を囲む設計です。

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工事は着々と進んでおり、もうすぐ中間検査を受けます。





by frontdesign | 2018-08-07 08:20 | 新築 ポンちゃんの家 | Trackback | Comments(0)

ポンちゃんの家 上棟

ポンちゃんの家が上棟しました。

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先週から建て方が始まり、途中、台風の影響も心配されましたが、台風の前日に上棟して一段落です。

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上棟中。
施工の伏見建築事務所の若手の大工さんも頑張っておられます。加工場で手刻みされた構造材か現場に運ばれ、現場でも先輩大工から技能が継承されているように思います。

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二階屋根の垂木が掛かり、建物の形状が現れてきました。台風一過で快晴です。

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家の真ん中に吹き抜けのある住まいです。吹き抜けの窓から青空が見えそうです。

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週の初めに上棟式をして頂き、お施主様のご家族皆さまと大工さん達と一緒に工事の安全と無事の完成を祈りました。
上棟はひとつの節目で、設計者としましても身の引き締まる思いです。

皆さまに愛される居心地の良い住まいになりますように。








by frontdesign | 2018-08-01 23:53 | 新築 ポンちゃんの家 | Trackback | Comments(0)

ポンちゃんの家 進捗状況3

加工場での構造材の墨付け手刻みも終わり、いよいよ現場へ運び込まれます。
大きな丸太も積み込まれました。

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現場の方は基礎が完成しています。

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基礎ができて1階の間取りがイメージしやすくなりました。

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昨日は足場が組立てられました。

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一番長い6mの丸太はかなり重たく、大工さんたちが力を合わせて荷下ろしをされました。化粧材なので、傷が付かないように丁寧に扱われています。
墨付け刻みもですが、積荷や荷下ろしも人力です。本当に力持ちで、大工さんは凄いなぁとつくづく思います。

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材料を間配り、まずは土台敷きから。

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これから建て方が始まります。来週はクレーン車も来ることでしょう。

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暑い中、大変お疲れ様です。


先週は、お施主様が手刻みの様子を伏見建築事務所の加工場に見学に来られました。昨秋の奈良をつなぐ家づくりの会の吉野の森バスツアーにもご参加いただき、吉野の森から大工さんの手の仕事まで木の家づくりの一連の流れを見て頂けて嬉しく思います。

奈良をつなぐ家づくりの会では年に2,3回吉野の森バスツアーを開催しています。吉野町川上村の植林地を見学させてもらいます。
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山に入り、木のことや林業の施業の話をお聞きします。

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伐採された杉の丸太。

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製材所見学。

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製材の技術や木の活かし方、木の乾燥のことなど、自然のものを扱われる知恵と工夫について話をお聞きします。

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吉野の山で長年撫育され、60年、80年、120年生くらいの木が伐採されて木の住まいの材料として使われています。













by frontdesign | 2018-07-21 21:43 | 新築 ポンちゃんの家 | Trackback | Comments(0)

ポンちゃんの家 進捗状況2

加工場では墨付けも終盤で、手刻みも始まりました。

丸太を擦った二本の太鼓梁と台持ち継ぎの2本の丸太の地棟を組み、構造として化粧で現しにします。木は自然の反りがありますので、使う材に合わせて高さ寸法を決めていきます。先日、現物を見ながら最終の墨の打ち合わせをしました。

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若手の大工さんも親方に倣って丸太の墨付けをされています。角ものとは違いますので墨付けも技能が必要です。材として考えると、丸太は捨てる部分が少なくそのまま使えて良いなあと思います。乾燥はしにくいですので収縮もありますし、強度的にも大き目の材を使いますが、横架材の場合は自然の反りを利用して荷重を支えることができます。

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構造材は全て吉野の桧と杉材です。近くに良質の木の産地があることは大変有難く思います。

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加工場にはうず高く材木が積まれており、次から次へと墨付けをされてきました。
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大きな材に墨をつけるときは、ひっくり返したり積み上げたりするのには相当な力が要ります。大工さんは力持ちだなぁとつくづく思います。

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現場の方は基礎の型枠が取れて、天端均しが終わっています。ポンちゃんの家は空気集熱式太陽熱利用システムの「そよ風」を搭載するため、基礎断熱にします。

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この敷地にはもともと家が建っていたそうです。過去の航空写真を見ていると、その家が建つ前は林地でした。これから家が建ち再び新しい風景に更新されます。
棟上げが楽しみです。

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by frontdesign | 2018-06-30 00:40 | 新築 ポンちゃんの家 | Trackback | Comments(0)

ポンちゃんの家 進捗状況1

基礎の捨てコンクリートが打たれ、正確な基礎位置を出すための墨出しが終わりました。
南東のウッドデッキの屋根が掛かるところまで、基礎を繋げて作ります。
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このあたりは地山で、とても硬い地盤です。地盤調査の時は浅い深度で打ち込めない状態になり、あっという間に調査が終わりました。

基礎はベタ基礎。太陽熱空気ソーラーシステムのそよ風を搭載するので、基礎断熱をします。
深基礎部分が多いので、捨てコンクリートの形状が畑のような感じです。
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土間に墨壺が置いてありました。
若い大工さん、基礎の墨出しにも墨壺使っているようです。
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伏見建築事務所さんの加工場には、構造材が搬入されました。すべて吉野の木です。
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あちらこちらにうず高く積まれています。これから墨付け・手刻みが始まります。

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大きな丸太の化粧梁も届いています。6mと3mの丸太と、太鼓に摺った5mものが2本。とにかく重そうです。
出来るだけ継がずに1本でと思い長い材で設計しましたが、長いということは重いということですね。手で刻まれるのでご苦心いただくことと思います。大工さんには頭が下がります。

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現場も加工もスタートです。





by frontdesign | 2018-05-25 11:27 | 新築 ポンちゃんの家 | Trackback | Comments(0)

ポンちゃんの家 遣り方

ポンちゃんの家の遣り方が始まりました。

建物の建つ位置を出すために、建物の範囲の一回り外側に水貫という板を張り巡らせます。遣り方が始まると実際の位置関係が分かり、現実感が増します。
周辺環境や道路との距離感も確認。玄関アプローチも良い感じになりそうです。

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囲われた範囲の1m ほど内側に建物が建ちます。
敷地の北半分に家を建て、南半分は庭になります。外と中との中間領域である屋根付きウッドデッキが広く、庭との関係性の高い住まいです。

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南西にはちょっとした林があり、さわさわと樹々が揺れています。夏は涼をもたらしてくれることと思います。

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蝉しぐれが聞こえ、夏らしい夏を味わえそうな敷地です。







”木の住まいの設計”
一級建築士事務所 FRONTdesign  岩城由里子
国産材・県産材を使って木の家づくりをしている設計事務所です。
yiwaki@kcn.ne.jp
奈良県生駒市北田原町1052-2







by frontdesign | 2018-05-10 16:01 | 新築 ポンちゃんの家 | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいを設計しています。 奈良県生駒市


by yuriko iwaki
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