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桧の葉の X'mas リース

 住まいの設計 「木の家づくり」   奈良県生駒市 一級建築士事務所 FRONTdesign  



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4年ほど前に設計させていただいた山城の家のお施主さんより
クリスマスのリースを飾られた写真をいただきました。

桧の葉の素敵なリースです。

もうすぐクリスマスですね。


長らくお会いしていないのですが、時折メールと共に送っていただくお写真を拝見していると
暮らしを楽しんでいらっしゃるご様子が伺えて、嬉しく思います。

またお会いできますように。
by frontdesign | 2011-11-27 21:49 | Trackback | Comments(0)

茶寮幾世屋 現場進捗状況9 足場が取れました

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足場が取れました。

今回工事は主に1階の全面改装ですが
2階の外壁面もお色直ししました。












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特徴的な出窓を残したいというご要望でした。

出窓の下の痛んだ板張りの壁は杉板を張りなおしていただき
周りの色調と合わせて黒い塗装を施しました。

1階の壁はいま中塗りの状態で、仕上げは漆喰塗りになります。















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出桁を支える腕を支持する持ち送り金物も取り付けていただきました。

直線的な力強い木構造の中に優美な曲線の金物が入り
少し柔らかい印象になりました。

和菓子屋さんのお店として、また、女性の店主さんの印象にも
合うのではないかと思っています。














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改修時に天井をめくると一部、綺麗な化粧の天井が出てきました。
創業90年の歴史のある和菓子屋さんです。きっと創業時はこの天井が見えていたことでしょう。

せっかくなので今回、一部分を再び天井として現すことにしました。
仕上がってくると、やはりその古さゆえの存在感を感じます。
















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店の奥に今回登場する茶寮の空間。
窓には既存の建具を入れます。

窓の向こうに緑の坪庭が出来上がります。
坪庭を眺めながらお茶をいただく茶寮です。

店のおもての通りからも建物の奥に緑の光が感じられる
建物の奥には生駒の土着性(庭)が在るという事を
おもてからの距離と明暗で自然に感じることが出来ればと思います。
庭を担当していただく庭師さんにも
京風の洗練された庭というよりは、少し土着感を感じる庭をお願いしてみました。
あとはお任せです。




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庭に面する既存の塀には、萩の葦簀を張りました。

こんな感じになりました。

坪庭完成後、しっくり馴染みますように。
by frontdesign | 2011-11-27 21:03 | 町家再生 茶寮幾世屋 | Trackback | Comments(0)

ふくろうの家に伺いました

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2年前に改修工事の設計をさせていただいた「ふくろうの家」に伺いました。

どうして ふくろうの家なの?

と尋ねられることがあります。
この照明器具がネーミングの所以です。

上から垂れ下がるコバノランタナも生い茂り、ちょうど今はお花のシーズン。
ピンク色の可憐なお花がたくさん咲いていました。












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今回は、お庭の成長を拝見するのもとても楽しみでした。

ここ数日の寒さからか、すっかり秋色です。
落葉樹と常緑樹を混ぜ、四季の移ろいを楽しめるお庭です。

庭の真ん中に雑木林のような島があり、周りに小道があります。
ふくろうの小路といいます。(^^)

造園はグリーンハウスさん。












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小路沿いの白侘助もたくさんお花をつけていました。
素敵。

和室の床の間にもこの侘助を生けていらっしゃいました。

切り花の白侘助は、樹木についている花の時とは違い
小さいながらに空気が清まるような存在感があります。

床を拝見した時に、主さんのお心遣いを感じました。












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おうちの中はとても温かい雰囲気で、木の色もまた濃くなったように思いました。

心に染み入るようないいお話をお聞きすることも出来て
大変充実した時間を過ごさせていただきました。

















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玄関ホールには紅葉の布軸を掛けていらっしゃいました。

いいですね!
by frontdesign | 2011-11-25 01:04 | リフォーム ふくろうの家 | Trackback | Comments(0)

矢田丘陵の家 現場進捗状況13 外壁掻き落とし

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矢田丘陵の家
外壁の色モルタル掻き落としの工事。
川砂を入れて掻き落としてもらっています。













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玄関ポーチ
杉板の天井との相性も良く・・・


















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2階バルコニー
軒天のケイカル板の白色ともスッキリと納まっています。

軒天は塗装で仕上げます。
壁に近い土色にする予定でしたがこれを見ていると白色でも良いと思いました。
化粧の杉梁があると軒裏の印象が変わります。


外壁の色味は、完全に乾くともう少し薄くなります。












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室内は杉の枠が入ってきています。

2階の小上がりの3畳和室(ゴロゴロスペース)入口の敷居はこんな感じ。(敷居は桧です。)
押入れの引違いの襖と、入り口の戸襖を一緒に納めます。

杉の方立(柱のようなもの)は、襖の戸当たりにもなり
入り口側からは枠として見えてきます。襖を入れると部屋内からは見えなくなります。
廊下側大壁のところには、ボード納まりの溝も突いてもらっています。

この納まりは毎度のことですが、大工さんには毎回頭が下がります。
by frontdesign | 2011-11-24 23:52 | 新築  矢田丘陵の家 | Trackback | Comments(0)

茶寮幾世屋 現場進捗状況8 新旧

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茶寮幾世屋さんの改修工事。

みせのおもて
出窓の下の板張りは痛んでいたので、新しく杉板を張りなおしていただき古色に塗りました。

出窓はそのままで、木部保護材を塗ります。















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裏の外部
痛んだ外壁は下地からやり直して砂漆喰で仕上げていただきました。
軒裏や丸太は昔のままです。


















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建具や柱も残すとこは残し、やり直す部分は新しく。
柱は100年前のもの。ガラス窓もガラスもかなり古いものですが
今度の改修で再び化粧材としてお色直しです。
内部の壁、カウンター、痛んでいた鴨居敷居は新しくやり直します。

せっかくの古い町家なので
部分的に古いものが垣間見えるようにしたいと思います。














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痛んでいた階段は、かけ直します。

大工さんが手刻みで階段を作っています。
出来上がりが楽しみです。

















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茶寮の壁は杉板張り。

天井にも杉板を張り、真ん中に大きなテーブルを置きます。

庭を見ながらお茶と和菓子をいただける空間になります。
by frontdesign | 2011-11-20 20:14 | 町家再生 茶寮幾世屋 | Trackback | Comments(0)

ゆっくり閉じる扉 と 引き戸

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萩の台の家のお施主さんのところには小さなお子さんが3人いらっしゃいます。6歳の女の子、2歳の男の子、そしてつい先日第3子の男児をご出産されました。
当面は、3人のお子さんの子育てが中心の住まいになります。
少し前の打ち合わせで
「扉がバタンと閉まらないように、引き戸も最後にゆっくり閉じるようにできれば」というご要望がありました。
小さな子供たちが動き回る中で、指を詰めたりバタンバタンと戸を開閉しないようにというご希望はとても理解できます。
お友達もたくさん遊びに来るでしょうし、家の中が子どもで溢れ返ることもあるでしょう。

普段の設計ではソフトクローズ(ゆっくり閉じることが出来る)機能を使う事はありませんが
昼間3人のお子さんの面倒を一人でみられる奥様のことを想うと、少しでも心配事やストレスが無いようにと思いました。

建具は全て建具屋さんで作ってもらうので、何らかの金物を探して取り付けしてもらう事になります。
扉については、ダンパー機能のついた簡単なものがあるだろうと思いましたが、引き戸は一般的には吊レールで対応するような機構になります。
室内の鴨居の溝にアルミのレールが取りつくのがいやないので、それ以外のもっと小さなもので単純な機構のものが無いか金物屋さんの分厚いカタログの中から探しておりました。
中には数万円するような立派なものもありますが、出来るだけ安くてシンプルなもの、壊れても修理がし易い単純な機構のものが望ましく
工務店さんにも探してもらい、引き戸用も扉用も比較的安価で見つけることができました。

扉を開閉するときの重さは、主に扉自体の重さに比例します。
扉の形状、例えばガラスが入っている框扉とフラッシュ扉ではかなり違いますし
ガラスかポリカーボネイトかの違いでも扉の重さが違います。(ガラスの方が重い。)
また、扉のサイズ(高さ)が2200と1800でも変わってきます。
昔の家は引き戸の開け閉めが重たくて大変でしたが、最近は戸車もつき戸車の性能が良くなり随分軽くなりました。
軽ければ良いと言う事もなく、ここはあまり軽くしたくないという場所もあり、そういう所は軽くなりすぎないように工夫します。

知人のブティックの店主が、お店のガラスの扉をあえて軽い開閉にしなかったとおっしゃっていました。
この扉を押してでも中に入ってきて下さるお客さん、という事を意識されたそうです。

扉の開閉の重さも、区切りの意識になるように思います。
by frontdesign | 2011-11-19 13:42 | 設計について考える | Trackback | Comments(0)

矢田丘陵の家 現場進捗状況12 子供部屋の小窓

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子供部屋の小窓の枠を作っておられます。

組み上がった枠の外側
壁のボードをはめ込む溝の角をつなげるのにノミで落としているところ。
















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子供部屋の壁下地枠にはめ込み中。

階下からの吹き抜けに面する部分の小窓です。
最後にガラスを入れます。

もう一つの子供部屋にも同じく小窓をつけています。
階下から直接中が見えるわけではありませんが
部屋の気配を感じるちょっとしたつながりになります。













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吹き抜け上部のトップライト。
トップライトはとても明るいです。青空の日は気持ちがいい。

上に空が見えると、屋内でも「半外的」な空間になります。

この窓は電動開閉するので、夏場の熱気を逃がすエントツがわりになります。
雨が降ると勝手に閉まるのは有難い。

遮熱性能も抜群のトップライトです。
by frontdesign | 2011-11-16 12:14 | 新築  矢田丘陵の家 | Trackback | Comments(0)

茶寮幾世屋 現場進捗状況7 日本瓦

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茶寮幾世屋さんの改修工事。
店のおもての屋根に日本瓦が乗りました。

シートが掛かっているので写真ではよく分からないのですが
じっと見ていると瓦のシルエットが見えてくるかもしれません。











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日本瓦のいぶしを葺いてもらいました。
瓦はいぶしが好きです。



上部の補修をするのに屋根の上に足場が立ててあります。














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軒先瓦は万十(まんじゅう)。
丸い部分がまんじゅうです。


このあと、軒樋が付きます。

樋を受ける金物は鶴首。鶴の首に似ているから鶴首。

日本建築に関わる名称は、いちいち感心します。













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奥の仕舞いも進んでいます。

開口部には既存の建具(古いガラスのガラス窓)を再利用しますが、
鴨居と敷居は新調してもらいました。

図面では簡単に描けますが、実際作るとなるとそれはそれは大変だという事は、
現場に行くとよく分かります。


焼杉の黒い壁は茶寮の席から望むことになります。
反対側の既存の塀は、葦簀(よしず)を桟で押さえて仕上げます。
さて、どうなるでしょうね!
by frontdesign | 2011-11-16 06:20 | 町家再生 茶寮幾世屋 | Trackback | Comments(0)

矢田丘陵の家 現場進捗状況11

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矢田丘陵の家の現場




















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電気の配線も終わり、2階の断熱材は全て入りました。
今回は高性能グラスウールを使っています。

断熱性能が良いと、家の中の温熱環境は確実に向上します。

風(空気)を通すには窓を開けます。
窓の位置も大切で、風が通り易いように配置します。
夏場、涼しい空気の入ってくる窓があるととても快適。
空気を効率よく入れるためには、出すところが必要です。(風の通り道)

窓を閉めれば熱が逃げませんし、夏の輻射熱も内部に伝わりにくくなります。










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玄関部分。

ここの小窓は、訪問者をチラッと確認できる窓です。

窓の正面にはシンボルツリーのハナミズキが植えられます。
















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現場には吉野杉の枠材がたくさん置いてありました。

2階の枠は入っているのでこれは1階分。

一か所ずつまとめて番号が振ってあります。
沢山ありますが、大工さんが一つずつきちんと納めてくださいます。

設計時に図面を描き、施工時に現場に行くと家が建つ工程がよくわかります。
一つずつ一つずつ、人の手で作られます。

職人さん、ありがとうございます。
by frontdesign | 2011-11-11 19:06 | 新築  矢田丘陵の家 | Trackback | Comments(0)

茶寮幾世屋 現場進捗状況5 宝゙多餅の看板

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幾世屋さんのおもては、吉野杉の野地も張り終わり
壁の左官下地まで進んでいます。

仕上げは漆喰塗りになります。


















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坪庭に面する裏の小屋も手直ししていただき
壁には焼き杉を張っていただきました。

黒は黒でも
他の素材には無い独特の風合いになります。
















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幾世屋さんの看板。なかなか味のある字体です。

今回、少し綺麗にしておもての腕木に吊るすことになりました。

宝゙多餅(「ぼたもち」と読みます )は、幾世屋さんの看板商品。

創業90年の歴史と、地域に親しまれてきたお店のイメージが
この看板には備わっているように思います。













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その「宝゙多餅」。

大きなぼたもち2つ入り!

昔ながらの製法で作っておられます。

あんこは甘すぎず、お餅も大変美味しくて
事務所でぺろりと食べてしまいました。

(あんこ好きにはたまりません。)


遠方から買いに来られる方もいらっしゃるとのこと。

生駒名物「宝゙多餅」!
by frontdesign | 2011-11-10 23:53 | 町家再生 茶寮幾世屋 | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいを設計しています。 奈良県生駒市


by yuriko iwaki
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