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王寺の家 外構工事

王寺の家は、外構の工事が進んでいます。
敷地全体と駐車スペースの整地、物干し場のサービスヤード、フェンスと木の柵の設置、ウッドデッキ工事等があります。ウッドデッキとサービスヤードは材木の刻みから始まり、現場で組み上げられました。
ウッドデッキは高床で、半分以上は屋根が掛かります。

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転落防止用に低めの柵を設けていますが、少し囲まれているだけで半屋外的な空間になるように思います。キリムでも敷いて床に座っても気持ち良さそうです。


床下は束を立てて貫で固めて頂きました。端に階段を設け、庭に下りることが出来るようになります。
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ウッドデッキの室内側は食堂で、掃き出し窓のところはベンチにしており、小上がりでウッドデッキに出ることが出来るようになります。

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外側には木の柵を巡らします。少しずつ落ち着いてきました。
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by frontdesign | 2018-06-30 23:44 | 新築 王寺の家 | Trackback | Comments(0)

ポンちゃんの家 進捗状況2

加工場では墨付けも終盤で、手刻みも始まりました。

丸太を擦った二本の太鼓梁と台持ち継ぎの2本の丸太の地棟を組み、構造として化粧で現しにします。木は自然の反りがありますので、使う材に合わせて高さ寸法を決めていきます。先日、現物を見ながら最終の墨の打ち合わせをしました。

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若手の大工さんも親方に倣って丸太の墨付けをされています。角ものとは違いますので墨付けも技能が必要です。材として考えると、丸太は捨てる部分が少なくそのまま使えて良いなあと思います。乾燥はしにくいですので収縮もありますし、強度的にも大き目の材を使いますが、横架材の場合は自然の反りを利用して荷重を支えることができます。

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構造材は全て吉野の桧と杉材です。近くに良質の木の産地があることは大変有難く思います。

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加工場にはうず高く材木が積まれており、次から次へと墨付けをされてきました。
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大きな材に墨をつけるときは、ひっくり返したり積み上げたりするのには相当な力が要ります。大工さんは力持ちだなぁとつくづく思います。

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現場の方は基礎の型枠が取れて、天端均しが終わっています。ポンちゃんの家は空気集熱式太陽熱利用システムの「そよ風」を搭載するため、基礎断熱にします。

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この敷地にはもともと家が建っていたそうです。過去の航空写真を見ていると、その家が建つ前は林地でした。これから家が建ち再び新しい風景に更新されます。
棟上げが楽しみです。

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by frontdesign | 2018-06-30 00:40 | 新築 ポンちゃんの家 | Trackback | Comments(0)

生駒の家 民家再生・セミDIY 左官下ごしらえ

工事は着々と進んでいます。

左官壁は全て塗りなおしをます。座敷廻りと玄関廻りの施工は左官屋さんにお願いして、その他のところはお施主様DIYで作業をされることになりました。まず初めに表面の仕上げ材を落とす作業。スタートの日には左官屋さんに来ていただき、仕上げの剥離の方法を教えていただきました。

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工務店さんのほうで道具をご準備いただき、ご一緒に。

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一旦壁を湿らせて、丁寧に剥離します。真壁は柱や差し鴨居に囲まれた範囲に区切られていますので、区切りのない大壁より安心して作業ができます。

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一部撤去した土壁の土は廃棄せずに再利用をすることにしました。左官屋さんに電動ふるい機をお借りして、解体した土をふるいに掛けました。これもお施主さんDIY作業です。この電動ふるい機は、網の上の土をガタガタと振動させながらふるいにかけ、荒壁の大きなスサや表面の固まった仕上げ材は網の上に残し、細かい土とに分離することができます。強力な振動で土の塊も粉砕され、網を通って細かな土になりました。土埃がたちますが、あっという間にふるい分けられます。

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網から下に落ちた土。細かいスサはこちらに落ちます。

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ふるい分けられた荒壁のスサと表面仕上げ材。
荒スサが多いのでごみの重量がかなり減りました。このスサは荒壁のつなぎになっていたスサです。

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細かい土は土塗り壁の材料として新しい土に混ぜて使います。それほど多い量ではないのですが、土を再利用できごみも減りますので嬉しく思います。


土も木も、再利用できる材料です。大工工事で出る木の廃材は薪ストーブの燃料になったり、工作の材料にもなります。建築工事は多くのごみが出るものですが、自然の材料を使っていると次の利用方法もありますので環境負荷も少なくなります。











by frontdesign | 2018-06-29 08:06 | 生駒の家 民家再生・セミDIY | Trackback | Comments(0)

生駒の家 民家再生 ・セミDIY 進捗状況5

生駒の家の現場は、階段の墨付けが始まりました。スケルトン階段ですので、表も裏も全てが見えるようになります。大工さんが黙々と墨付けをされています。


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この部分に階段を掛けます。柱の見える真壁の家は真壁ゆえの大工さんの手仕事があり、特に階段周りは手間をかけられるところです。

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玄関横収納室は、土間部分の框が出来ていました。斜めの部分もピシッと入れていただきました。

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杉の厚板を張っていただいています。こちらもピシッと。

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二階には、左官道具一式が置いてありました。コテには田マーク。工務店さんがご準備くださった道具のようです。
二階はD IYで仕上げます。
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後半の工事で設置をする天窓も届いています。
キッチンに明るさを取り入れ、1階も2階も建具を開放すると家じゅうの熱気を天窓から放出できるように開口を設けています。雨が降ると自動的に窓が閉まるVELUX製の天窓です。

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縁側のある住まいです。
冬場はしっかり南の陽が入ります。真冬の打ち合わせの時も、この縁側は太陽の温もりを感じる場所でした。
前庭には植栽が多く、室内からも緑を楽しむことが出来ることでしょう。景色を取り込むだけでなく、暮らしの一部として生きた空間になりそうです。縁側の軒下に野菜を吊るしたり、梅干しを干したり、庭と中をつなぐ縁側が暮らしのたいせつな要素になるように思います。

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by frontdesign | 2018-06-19 17:20 | 生駒の家 民家再生・セミDIY | Trackback | Comments(0)

生駒の家 民家再生・セミDIY 進捗状況4

工事はあちらこちらと並行して進んでいます。

玄関ホールにかける階段の材料が現場に届きました。
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こちらはささら桁。
吉野桧の無垢板です。素晴らしく立派な良材をご用意いただきました。有難うございます。
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こちらは階段の段板。同じく吉野桧の1枚板です。
こちらも惚れ惚れするような良材で、階段が出来上がるのが楽しみです。スケルトン階段ですので表も裏も全て見えて、材の良さがより感じられることと思います。
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2階は床板張りが始まりました。コツコツと張り進めていただいています。
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先日打ち合わせをしました補強梁も無事に設置いただき、窓も取りつきました。
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30年ほど前に増築された10畳の部屋は、浴室と脱衣室と3畳の作業室になります。壁の仕切りがだいぶ出来てきました。
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主屋の玄関横には、長い土間のある収納室を設けます。この収納室にはキッチン・洗面側からと玄関側からアクセスできるのですが、玄関横からのアクセスは”土間またぎ”です。仕上がるとあと10cmぐらい狭くなって、跨ぎやすくなると思います。
お子さま用にスノコを置いた方が良いかどうか。動線のクロスするところです。

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玄関収納室は一部吹抜けにして、2階まで上がるボルダリング壁を設けます。今日はお施主さんと工務店さんと一緒に、ボルダリング壁の打ち合わせもしました。合板に等間隔で穴をあけて爪付きナットを埋め込んでいくようです。一面に等間隔にナット穴があるので、ホールドは自由な位置につけ変えることが出来るようです。ボルダリング壁作成もお施主様のセミDIY。とても楽しみです。


現在お住まいされながらの全体改修工事ですので、工事は前半工事と後半工事の範囲を分けて進めていただいています。前半工事の解体を進める中で全体の構造の状況も見えてきて、後半工事での変更なども考えながら現場を見ています。

改修するにあたり、新築のように新しいもので綺麗にするのではなく、古い建物の良さや手仕事の良さを感じることが出来るように仕上げていきたいと思います。空き家の民家を再生し、住み継ぐことを選択されたお施主様のセミDIYの家づくりです。










by frontdesign | 2018-06-14 21:22 | 生駒の家 民家再生・セミDIY | Trackback | Comments(0)

木年貢

先日、妻籠の南木曽町博物館で木年貢の実物大の展示を見ました。
山間地は耕作面積が狭いため、お米の代わりに木年貢を納めて木年貢に見合った下用米が支給されていたそうです。

木曽と言うと桧が大変有名ですが、木年貢は木曽桧を中心に木曽五木と呼ばれる(ヒノキの他、サワラ、アスナロ、ネズコ、コウヤマキ)で納められていたそうです。の丸太をみかん割りにし、芯と白太を取って台形に成形されています。大きい方は土居と呼ばれ、断面の3方は30㎝、腹(木の芯側・上の平らなところ)は12㎝。このサイズは、かなりの大径木からしかとる事ができません。長さは時代によって違っていたようですが展示のものは1Ⅿ程度でした。小さい方は榑(くれ)と呼ばれ、3方が12㎝、腹は7㎝、長さは1.5Ⅿ程度。

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木曽谷は95%が山林で建築用の良材の産出地ですが、関ケ原の戦い後の江戸初期には城郭・城下町・武家屋敷・造船などの材として大量に伐採されたため、山が荒廃しその後には森林保護のために伐採禁止になり木年貢も廃止されたそうです。


木曽五木。手前から
ヒノキ  サワラ  アスナロ  ネズコ  コウヤマキ
どれもよく似ています。
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森林を管理していた尾張藩は、当初はヒノキのみを伐採禁止に指定したそうですが、誤伐を防ぐ為にヒノキに似ているアスナロ、サワラが禁止になり、貴重なコウヤマキ、その後ネズコが伐採禁止になったそうです。その後にケヤキも追加されたとのこと。
禁伐木を1本伐っただけで打ち首になったそうで、「木一本に首ひとつ、枝一本腕ひとつ」と言われていたそうです。誤伐で首が飛ぶこともあったかもしれません。恐ろしい。


5つの木の葉。左から
コウヤマキ  アスナロ  ネズコ  サワラ  ヒノキ

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コウヤマキ以外はよく似ていて、なかなか区別できないですね。










by frontdesign | 2018-06-13 07:51 | 山のこと | Trackback | Comments(0)

生駒の家 民家再生・セミDIY 進捗状況3

現場の方は床の断熱材が敷きこまれ、床板張りも進んでいます。床レベルが整うと住まいらしさが戻ってきます。

壁の左官の仕上げの確認のために、土塗り壁と砂漆喰塗り壁の見本を工務店さんが作ってきてくださいました。

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現在、浴室などの水廻りは別棟にあるのですが、改修後は既存建物内に設けることになりました。
既存の窓位置を変更するために梁追加の構造補強をしていただくのですが、壁をめくってみると予想外の部分もあり、補強方法を検討して窓の高さを変更させていただくことになりました。
改修工事は新築と違い、現場に合わせて大工さんにその場で手仕事をしていただくことになります。方向性が決まるとささっと仕事をしてくださいます。
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元の建物は竹小舞下地+筋違の入った真壁構造です。間取りの変更に合わせて一部壁を取るところがあり、新たに作る壁には筋違を入れて補強します。
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1階床には全体に断熱材を敷き込みます。床仕上げは畳と杉の厚板張り。断熱材+断熱効果の高い仕上げ材で、冬場の足元からの冷えはかなり改善されると思います。
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by frontdesign | 2018-06-11 07:43 | 生駒の家 民家再生・セミDIY | Trackback | Comments(0)

生駒の家 民家再生・セミDIY 進捗状況2

現場は着々と工事が進んでいます。
先週のことになりますが、床板が搬入されました。一階は厚さ30ミリの吉野杉の一等材。色艶の良い材料です。

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結構な枚数で、ふた部屋にまたがって積まれています。
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床の改修は、基本的には大引-束からやり直して頂いています。大引の間に断熱材を敷き込み、床板張りが始まりました。まずは玄関ホールから。

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敷居は先に敷き込んで頂いています。
この場所にはガラス入りの格子戸を入れるので、木製のVレールを埋めて頂いています。
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古い建物で使われていた地松の古材は、製材所で挽き割って頂いて再利用することになりました。寸法と木肌を見て使う場所を検討。
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第1弾として、玄関の式台と蹴込み板にして頂きました。古い材も表面を削ると新品のようになります。框はヤマザクラを入れて頂きました。
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二階は床下地まで出来ています。この空間は大きく変わる部分ですが、壁と天井はほぼ今のままです。

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二階の納戸の現況の壁は、土壁の中塗り仕上げです。改修後は、多くの壁を土壁で仕上げます。
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納戸の奥の収納部分の壁は荒壁のままで、この上に土を重ねます。

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左官工事は、左官屋さんに教えて頂きながらDIYでの施工になります。
土塗り楽しみです。






by frontdesign | 2018-06-06 05:27 | 生駒の家 民家再生・セミDIY | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 奈良県生駒市


by yuriko iwaki