天理の家 進捗状況34

玄関の大工工事が終わり、土間の仕上げが始まりました。

元の土間に据えてありました大きな割肌の石を少し上げていただき、周りは洗い出しで仕上げていただきました。
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100年以上使われてきた石は、自然に表面が削れて風格のある表情になります。どっしりとした石は良いですね。
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内部も着々と進んでおり、電気器具の設置や建具屋さんのつり込みも始まっています。
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玄関横の格子を室内から見たところ。ここには障子が入ります。縁側の障子との段違いも良い感じになると思います。
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こちらは内蔵の入口です。シンプルな納まりにしましたが良い感じになりました。化粧の梁と蔵の建具が良いですね。
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古い建物から多くのことを学ばせていただいております。






”木の住まいの設計”
一級建築士事務所 FRONTdesign  岩城由里子
国産材・県産材を使って木の家づくりをしている設計事務所です。
yiwaki@kcn.ne.jp
奈良県生駒市北田原町1052-2










# by frontdesign | 2018-02-15 03:04 | 民家改修 天理の家 | Trackback | Comments(0)

薪ストーブ

先日、としくんのおうちの一年点検に工務店さんと一緒に伺いました。

ちょうど薪ストーブの火を焚いていらっしゃいました。このドブレヴィンテージは炎が綺麗に見えると憩暖さんからお聞きしておりましたが、本当に綺麗によく燃えていました。吸気は床下から取っています。
炎を眺めていると気持ちも温もるように思います。

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吹き抜け空間にもつながり全体に広さがありますが、暖かくお暮らしとのことでした。二階の吹抜け横の室内物干し場の洗濯物も、よく乾くとのことです。




”木の住まいの設計”
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# by frontdesign | 2018-02-03 02:35 | 設計について考える | Trackback | Comments(0)

"木のみかた”

木の家づくりの活動で、吉野などの林業地を見学させて頂くことが増えました。木が林立する山を歩くうちに、木を材料としてではなく植物(生き物)として見ることが面白く思うようになりました。
この本の筆者は日本中の森を案内する森の案内人。森だけでなく、街でも家の庭でも、木の不思議を楽しませてくれる本です。

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アカメガシワ
クズ
神樹
山桑
棕櫚
臭木(クサギ)
山漆・ヤマハゼ・ヌルデ(”チーム・ヤマウルシ”と筆者が命名)
椋の木
イチョウ

これらの木について書かれていますが、どの木もどこにでも生えているような身近な木です。見たことはあるけど名前を知らない木もあります。だんだん楽しくなってきて、好きな木が出てくると気持ちが高揚しました。
筆者の木に対する眼差しは愛に溢れており、森や木への愛を感じる本です。
巻末に筆者お勧めの日本全国「この木、あの森」が掲載されています。
私の住んでいる近くだと春日山原生林。春になったら久しぶりに歩いてみたいと思います。


ミシマ社の、コーヒーと一冊シリーズ10。
コーヒーを飲みながら読了しました。





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# by frontdesign | 2018-02-02 15:47 | 山のこと | Trackback | Comments(0)

天理の家 進捗状況33

壁の左官工事が始まりました。
座敷周りも左官が仕上がり落ち着いた空間になりました。
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床の間の右側は仏間になります。仏間の壁は漆喰仕上げです。
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床の間の横は出書院です。出書院は、窓辺の文机が発展して床飾りになったものです。床の間横が広がり空間の余裕が感じられるとともに、横からの光で床の間が明るくなります。実際の文机ではないのですが、硯などの文具類を飾るのが正式と聞いたことがあります。
書院障子が入るのが楽しみです。
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縁側廻りの左官も仕上がり、良い感じになりました。途中の小壁もそのまま残しています。
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左官屋さんのコテ。
入隅に出隅、丸太のチリ際など、塗る場所によってさまざまなコテを使われています。
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この部分は杉板腰付きの障子が入ります。丈間に4枚。中央の2枚が開き、庭が見えることになります。
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玄関回りも左官屋さんの仕事が始まっています。
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玄関横の工事も始まりまっています。補強の梁を入れ新たな柱も立て柔な壁も設置します。
昔の竃から出た煤で全体に黒壁になっています。野趣あふれる民家らしい空間です。
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# by frontdesign | 2018-02-01 19:32 | 民家改修 天理の家 | Trackback | Comments(0)

王寺の家 進捗状況12

今日は電気配線の現場打ち合わせがありました。
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2階剛床にJパネルを使い1階天井として現しにしている部分が多いため、1階の電気配線は床下ルートが多く、床板を張るまでに先行して工事をされています。柱梁の現れた真壁の民家なども同様ですが、構造が現しの建物は配線ルートの工夫が必要になります。
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1階の床材も届きました。吉野杉赤身の一等材です。写真は裏面。木の反りを吸収するために真ん中に太めのVスリットが入っています。
赤身の綺麗な材で、床張りの施工が楽しみです。

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玄関ドアの枠が入り、ポーチ天井の板張りも完了。ポーチは杉板張りの部分の先に垂木現しの天井があります。

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室内は断熱材の施工が進んでいます。3角の部分はこれからです。
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2階の工事も着々と。
天井下地が出来てきました。これから天井の断熱材が入ります。
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打ち合わせが終わり現場を出るころには日没でした。少し前に比べると随分日が長くなったような気がします。
夕方、家の窓に灯りがともるとぬくもりを感じますね。
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今日は春の訪れを感じるような1日でしたがこれからまた寒波が来るそうで、三寒四温と言うにはまだ早そうです。

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”木の住まいの設計”
一級建築士事務所 FRONTdesign  岩城由里子
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# by frontdesign | 2018-01-31 19:33 | 新築 王寺の家 | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいの設計 奈良県生駒市


by yuriko iwaki