ポンちゃんの家 進捗状況11

工事も大詰めで、造り付け家具の工事中です。
一旦足場も取れて、一階から吹き抜けの上が見えるようになりました。
これから壁の仕上げを施工されるのに再び足場が組まれます。

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二階は吹き抜けを中心に東西にふた部屋あります。

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それぞれの部屋には吹き抜けに面して窓があり、開口部には障子を入れます。全開すると南の窓側で各空間がつながりオープンな空間になります。

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一階の居間食堂空間。食堂が吹き抜け空間で、居間は杉板張りの天井です。
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キッチン周りも出来てきました。キッチンは少し奥まった部分にしており、右側のパントリーを介して直接玄関に通じることが出来るようにしています。

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カギ型の大きなステンレス天板の造作キッチンです。キッチン天板面が広いので作業性が良さそうです。食器棚は天井まで高さのある大型の収納庫です。

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洗面脱衣・トイレ室。浴室はハーフユニットに壁天井は桧の板張りです。ドアもFIX窓も透明ガラスで開放感のある空間になりそうです。

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玄関は土間の仕上げも終わり、靴箱のキャビネットも設置されました。開口部には、扉+引き戸の網戸を設置します。

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工事もあと少しです。




# by frontdesign | 2018-11-02 10:53 | 新築 ポンちゃんの家 | Trackback | Comments(0)

奈良町西村邸 町家再生計画6

工事は着々と進んでいます。離れ棟は大工工事がほぼ終わり、こらから家具工事、左官工事、タイル工事が始まります。

元の形を出来るだけ残しながら、建物の傾きや沈みと痛んだ部分を直しました。歪みが直ると見た目もすっきりとしました。今後50年後100年後、次の改修の時期まで安全で健全に保てるよう、修理をして耐震性も高めました。

屋根からの荷重の流れで、荷重の負荷が集中する部分に柱を追加しました。元の通りの開放性を確保するために、追加した柱の部分には仕口ダンパーを設置しました。

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右側の壁にはタイルを貼り、家具のような木製の造作キッチンを設置します。
エアコンの配管や室外機が目立ちにくくなるように、配管ルートもひと工夫して下さいました。

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和室の竿縁天井とタイル貼りの壁のキッチン。仕上がりが楽しみです。

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二階は大工工事が終了し、これから左官工事が始まります。左官壁は土塗り仕上げてす。
畳や建具が入ると、景色も一変することでしょう。

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床の間も元の通りに。

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階段はコンパクトな回り階段てす。身体が壁に擦れるので、壁は杉板張りにしました。

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これから渡り廊下部分の水まわりの工事が始まります。

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渡り廊下から主屋にかけて多くの配管が通っています。こちらは主屋の通り土間。結構深い位置に汚水管が通っており、手掘りで管の入れ替えをされていました。
道路側から敷地奥まで続くメインの通路ですが、地中深くには給水管、汚水管と雨水管などの配管が集中しており、大動脈のような場所です。

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西村邸は大正4年に建てられた建築物で、奈良市の歴史的風致形成建造物として登録予定です。
月末には調査に来られることになりました。

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工事は敷地奥から進めており、最後に道路側のファサード面を改修します。
全体の完成は来年夏の予定です。




# by frontdesign | 2018-11-02 00:03 | 町家改修 奈良町 西村邸 | Trackback | Comments(0)

ポンちゃんの家 進捗状況10

外壁の左官工事が終わり足場が取れました。

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二階の大工工事はほぼ終了。
壁下地が出来て部屋の構成が分かるようになりました。
天井は杉板張りで全体に繋がっています。

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シンボリックな丸太の地棟は、一階からも見えるようになります。この家の背骨のような丸太です。

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北側の階段上には電動開閉の天窓を設置しています。夏場の暖気抜きの為の窓ですが、青空が見えて気持ちいいです。

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玄関周りも壁下地が出来ました。開口は木製ドアと網戸の引戸の組み合わせにします。
採光は天井際の欄間の開口から取り入れます。杉板張りの天井に光が反射して、柔らかな明るさになりそうです。
天井際や壁際に窓を設けると天井や壁の面に光が多く当たり、より明るさを確保することが出来ます。

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内部の完成までもう少し。造作家具の製作も始まりました。




# by frontdesign | 2018-10-20 00:32 | 新築 ポンちゃんの家 | Trackback | Comments(0)

奈良町西村邸 町家再生計画5

工事は着々と進んでいます。

一階の天井板が張り終わりました。竿縁の竿は既存の竿をそのまま使い、天井板を新調しました。総赤ではないですが、赤身の色が綺麗な吉野の杉板です。年月とともに白太も色が濃くなります。天井が出来ると嬉しくなります。
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今日は大工さんと打ち合わせをしました。
補正しながらの納まりについて、意匠や構造、設備のルートも含めて検討。あちらもこちらも最終の納まりが決まりました。大工さん、有難うございます。

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1階は畳の間から板の間に改修しますが、床の間と床脇はそのまま残します。床の間の框は撤去し、床柱との取り合い部分は赤松の○に沿わせて埋木を加工してくださいました。目立たないように着色します。


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既存トイレがきれいに解体されて、地盤を整備していただきました。現況の寸法に合わせながら新たに水廻りを作っていきます。

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# by frontdesign | 2018-10-10 18:03 | 町家改修 奈良町 西村邸 | Trackback | Comments(0)

ポンちゃんの家 進捗状況9

外壁の左官下地と外部木部の塗装が終わりました。来週から左官の上塗りが始まります。
玄関は、敷地奥の里道側に配置しています。

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車の進入は手前の道路から。
奥の里道は昔からある幅の狭い道で車は入れませんが、駅までの近道で途中にはこの道に面して家の立ち並びもあります。
ポンちゃんの家は歩車分離の計画で、車で帰って来たときに玄関に回らずに南側のウッドデッキから出入りが出来るようにウッドデッキの掃き出し窓は鍵付きにします。

都市計画における歩車分離の概念は、歩行者の安全を確保するために車の通る道と歩行者が通る道を意図的に分離することで、イギリスで最初に計画され欧米や日本に広まりました。学生の頃に都市計画の課題で歩車分離の計画をしたことがありますが、実際に里道に接する敷地で仕事をしていると、幅の狭い道は行き交う人とすれ違うときに自然と「こんにちは」と挨拶をすることが多く、人との触れ合いがあると言うか、安全性だけではなく地域の人を結ぶ作用があるように思います。
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南東に開ける屋根付きウッドデッキの天井も塗装が終わり、落ち着きました。

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二階の杉板張りの天井も完成。丸太の地棟をシンボリックに現しにしています。

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ポンちゃんの家は天井の殆どが杉板張りなので、一階の天井張りが一部残っていますが、ここまで来るともうあと少し。完成形も見えてきました。






# by frontdesign | 2018-10-04 11:12 | 新築 ポンちゃんの家 | Trackback | Comments(0)

国産材・県産材でつくる木の住まいを設計しています。 奈良県生駒市


by yuriko iwaki
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